ご存知?☆ファンタジスタ☆からコメントを頂いたのは気づいていたのだが、ノーマークでした。
どっひゃートラックバックされてるし!!!ビツクリしますた。
にしてもトラックバックって挨拶とかいらないんですね?
あ、いや、このトラックバックをして頂いた方に文句があるとかそういうんじゃなくて。
ブログ初心者なので、文化がわからないのですねぇ。
にしても、あちらはなんかムックかなんかで紹介されたそうな。
すごいなぁ。ま、僕の場合、ココは駄文だらけでHIT数はどうでもいいっていう所なので、それはそれでいいのだけれど(笑)
で、ほんとは別のこと書くつもりだったのだけれども、トラックバックされたので(なんんかナンパされたみたいな言い方だな)今日もサッカーのお話。
非常にびっくりしたのだけれど、メディアが取り上げている以上に今回のアジアユースの注目度が高い。ブログをいくつかまわったけど、多い。
ユース世代の大会、情報は僕は確か中田や松田が出たときの(たしかブラジルに負けた)頃から見始めたけれど、あの黄金世代の小野や本山の時ですら、アジアユース程度ではここまで注目されてなかったと思う(そういえば、あの時はまだトルシエじゃなくて清雲監督だったなぁ)。
W杯のおかげだ。日本の躍進のおかげだ。それが全てではないかもしれないけど。
2002W杯代表がベスト16に入る躍進を見せたのも大きいけれど、その前のフランス。あれで、予選突破できたのは今さらながらものすごく大きかったと思う。あれがなければ、2002の躍進もなかった。98W杯は全敗だったけれども、その前の予選、そして本戦で間違いなくサッカー熱は異常なほど上がったと思う。
日本人が初めてワールドカップに出会ったという表現が適切かな。僕も、94W杯(アメリカ)は見ていたけど、今見ているチャンピオンズリーグと気持ち的にはそう変わらなかったと思う。世界のトップで開かれている大会が放送している。
話がそれた。
ともかく、日本のサッカー熱というのはすごくあがっている。とても喜ばしいこと。
昔は、Jリーグなんて女の子を誘う手段でもなんでもなかった。今は充分誘える。J1ならたいていどのカードでも見れると思う。
が、僕はもうたぶん10年以上サッカーの虜になっている人間なのだけれど、やっぱりちょっとイライラしてしまう部分がある。どうしても、人間が出てしまうというか。
サッカー、そしてフットサル。
僕はどちらもやっているが、ひどい所はほんとうにひどい。
思いやりがない。向上心がない。助け合う心がない。
もちろん、人によるのだけれど、本当にそういう人が増えた気がする。
男性にしても女性にしても。
球蹴りも所詮蹴るのは人間で、主体になるのは人と人だということを忘れているのだろうかと思う。
たとえば、初心者。
増えた増えた。ほんとに。
女の子が増えたのはもちろん、それを求めるように男も増えた。
サッカーにもフットサルにも、共通するある程度の基本的な動き方というのがあって、それは経験者にしかわからない。どんなにハイレベルな試合を見てもやってみなければそれはわからないと思う。
自陣でリスクのあるプレー(ドリブル、勝負パス)はしない、とか。前線でボールを受けたら、すぐに無理に前を向かない(チャレンジしない)とか、カウンターを受けたときは一発でかわされないとか、前線にボールが入ったら、フォローとフリーランをするとか(トライアングルを作るってことね)、ディフェンスの時は必ずゴールと敵の間にポジショニングするとか、まあいろいろ。経験者なら当たり前に知ってること。
経験者がなぜそれを認知し実践しているかというと、それはサッカーやフットサルがチームスポーツだということに他ならない。
例えば、自陣でリスクの高い軽率なプレーをすれば、ボールを奪われこれから攻撃に転ずるはずの自チームは一転して大ピンチに見舞われる。しかも、そのボールは仲間が必死に走り体を張り一致団結して奪ったボールなのだ。つまり、そのような軽率なプレーはチームに迷惑をかける。経験者がそのようなプレーをしないように心がけるのは、責任感からくるものなのだ。
と、ここまで書くとまったくの初心者はそれが出来ないからダメだと言ってるように思われるかもしれないが、そうじゃない。ちゃんと真摯に受け止めこれから学んでいけばよいだけのこと。経験者というツラをさげている人間だって元は皆初心者だったのだし(笑)結局はその姿勢が求められているということ。
前線にボールを預けても、ボールをこねくりまわすことに夢中になり、無理に前を向きボールを奪われフォローに走る経験者の動きを無駄にするばかりか、カウンターを食らって失点ということにもなりかねない。
カウンターをくらって、数的優位をつくられた時、体を張って敵の攻撃を遅らせる。
味方の帰りを待つために。その際に戻ってきてくれないこともある。
逆にカウンターをくらったときに初心者が一発で抜かれてしまうこともある。もう少し、勝負をしないで遅れせてくれれば、味方が走って戻るというのに。
そういうことを、少しずつ経験者は教えていかなければならないし、初心者は学ばなければならない。心ある経験者ならば、初心者の方が言われたことをやろうとして、憤慨することはまずないと思う。そもそも、経験者と一くくりに語っているけども、その経験者にしても選抜暦のある選手から、小学校の時にカジっただけという人までレベルは様々。出来ないことはそれぞれたくさんある(汗)。だから、出来ないことをとやかく責めることはない。全くやろうとしないことに腹を立てる。繰り返すが、姿勢の問題なのだ。
そういう事を言われるのはウザったい人もいるのだろう。サッカーに興味を持ち、ファンタジスタと称される選手の華麗なテクニックに酔いしれ、自らも球蹴りの文化に身を投じた人も数多くいるのだと思う。特にそういう人に「俺はそういうことはしない主義」とか「したくない」とか言う発言を耳にすることがある。
サッカー以上に初心者の割合がグンと増えたフットサルに多い。
彼らはきっと気づいていない。
ゴールゲッターやファンタジスタの後ろで、汗をかき体を張って走り、ボールを奪っているボランチやディフェンダーがいることを。
そしてまた、自分がファンタジスタでないことも気づいていない(笑)僕はもうサッカーを始めて10年以上立つが、ボールさんは決して仲の良い友達ではない(泣)片思い。かのディエゴ様はきっと大親友どころか、ボールから求愛されていたんだろうなぁ。
とにかく初心者は、自らが未開の地に足を踏み入れたということを自覚しなければならないし、特にガチンコの真剣試合となった場合かなりの割合で経験者に助けられていることを自覚しなければならないと思う。
と、ここまでタチの悪い初心者をこき下ろしてきたが、何も初心者だけじゃない。結局人間性の問題だから、経験者にもヒドイ人はいるものだ。
特に目立つのが、罵声、自己中心的プレイの多さ。
見るからに初心者に向かって「おめぇなにやってんだよ!!」と怒りにまかせ怒鳴っている輩がいる。荒々しいプレーをして何も言わない輩がいる。故意ではない接触プレー(これもどうしても初心者が多い)に暴言を吐く輩がいる。
初心者が気に食わないのであれば、そのレベルに見合った所でやればいい。そこまでの実力が無い、もしくは仲間がいないというのは本人の問題だ。特にフットサルなどは間口が広いため、ビギナーやMixに出れば初心者がいるのは仕方のないことだ。
そして、彼ら初心者は幸いにも球蹴りに興味を持ってくれ、見るだけでなく実際にプレーしたいとこちら側に歩みよってきてくれた方々。彼らは往々にして「自分は下手だ」というある種のコンプレックスを持って参加している(真っ当な人間ならばだが)。そういう方々に対して、感情にまかせて発言するというのはよろしくない。
僕は、だいぶ前に自分でチームを持っていた。事情があって今はそのチームは事実上消滅したが、今も別の草サッカーチームに所属している。
いつからか、僕はボランチというポジションをやるようになった。
自分が持っていたチームでも、今のチームでも強く思うことは
「コミュニケーションの大事さ」いくつもの試合や練習と会話を交わす。
「こういう時はどうしよう?」
「じゃあ、そういう時は俺がバックラインに入るから、お前は向かって来た相手を追っていいよ。」そんな会話を2人から3人で交わす。特別ミーティングを開くとか、そういった大層なものじゃない。井戸端会議みたいなもんだ。「こういうとき自分はどうしたらいい?」と初心者の方に問われることもある。だが、そこには経験者も初心者も関係ない。あるのは選手各々がもつ個性のみだ。足が速いとか、背が高いとか、守備が上手いとか。そうやってチームの信頼関係は築き上げられていく。
たとえば、試合中にかわすコミュニケーションもある。
DFがいい位置でボールを奪って、そのまま攻めあがるとする。
その時にボランチである僕がそのDFのポジションをカバーし「そのまま上がっていいよ!」と一声かけるだけで、DFの彼は本来の自分のポジションを空ける危険に怯えなくてすむ。敵にしてみれば、本来攻めには参加しないはずのDFが迫ってくるのだから混乱する。それで点が取れてしまうこともあるのだから、つくづくサッカーは面白い。
そしてそこに存在するのは
信頼だ。
アイツが後ろにいてくれるから、自分は攻めにいける
アイツならカバーしてくれる。
アイツならココにパスをくれる。自分を見ていてくれる。
アイツならこのパスに追いついてくれる。
アイツならゴールを決めてくれる。
アイツなら守ってくれる。
アイツなら前線でキープしてくれる!すぐフォローに走らなきゃ!
カウンターをくらった。でもアイツなら必死に追いかけて攻撃を遅らせてくれる。走って戻ればなんとかなるはず!(汗)
カウンターをくらった。でも俺ががんばればアイツらはその間に戻ってきてくれるはずだ。凌げ!(汗)もっと大きなチーム単位での関係もある。
アイツは上手い。アイツに繋げばそこから攻撃が展開できる。だから、こっちのサイドは守備的にいこう。
アイツらが必死に走ってボールを俺にくれる。俺は攻撃に専念できる。
自己満足なプレーに走るチームを良く見る。
味方のプレーに文句ばかり言ってるチームを良く見る。
叱咤は必要だが、罵声は必要ない。
思いやりの無いチーム。
僕はそういうチームは嫌いだ。
サッカーというのは一人では出来ない。
マラドーナだって中田だって同じだ。
そのうえ、僕らはプロではない。サッカーをやることは義務ではない。
仲間がいなければサッカーが出来ない。
仲間がいてくれるから、僕達はサッカーが出来ているということを決して忘れてはいけない。
そして、それに気づいていない奴を僕はサッカーを愛している人間だとは認めない。