2004年12月06日

ウイニングイレブンアジアチャンピオンシップ・続報

ちょっと忙しくてテンション落ち気味なので、いつものようなおも〜い話は今日は無し。
ウイニングイレブンアジア〜♪

さて、1シーズンが終了しました。

D2優勝。
得点王:阿部祐太郎
アシスト王:大野敏隆
MVP:大野敏隆

D2カップ:優勝
得点王:大野敏隆
アシスト王:阿部祐太郎。


理想の成績ですね。
阿部は、もう完全にエースストライカ。ヘディングも足元も強くなった。シュート精度はまだまだだけど(笑)
大野も期待通りの活躍。成長は全くしてないけど(汗)
名波はまだまだ我がチームのハンドルを担うでしょう。
結局、ボランチの相方は見つからなかったんだけれど、初期メンバーの雨宮が成長して、いいプレッシングを見せてくれてる。
FWはヴェルディの飯尾を獲得したけれど、イマイチ・・・。スピードはあるのだけれど、シュートはひどいし、寄せられるとすぐよろけてスピードも活きない。


で、この状態でプレシーズンマッチ。
vsジュビロ   2−3 ●
vsレッズ    0−1 ●
vsガンバ    0−3 ●
vsFマリノス  1−0 ○
vsアントラーズ 2−0 ○
vs城南一和   2−0 ○

で、あと2戦残ってます。まあまあの出来。
ジュビロにははっきり言って力負け。パスワークがすごい。
元々こちらもパスワークで崩していくサッカーをしていたんだけど、ジュビロにはそのまま力負けした感じ。
レッズは、エメルソンを終了3分前まで抑え込んで、こちらもバーを3回叩いたにも関わらず、エメルソンへのファウルでPKをとられて負け。
この2戦で「D1でもやれそうだ!」という感覚を掴んだのだけれど、掴みすぎたのかwガンバに大敗。守備が崩れまくり。
そこで、気合を入れなおしFマリノス戦。阿部の古巣を見返す一発(笑)

ここで、浦和を解雇されていた永井、福田正博がモデルとなっていると思われる赤田貴博を獲得。

永井は、不発だった飯尾の穴埋め。もう成長はしないけどD1を戦う上で使い勝手のいいFW。サイドでもOHでもいけるのがいい。赤田は将来を見越して、のつもりで獲得したのだけれど、意外や意外、フィジカルは弱いしドリブルもまだまだだけれど敏捷性が高いので、後半にスーパーサブとして投入すると活躍してくれる。

ここまでD1の強豪と戦った来て、やはり球ぎわが弱い。個々の能力で負ける。ガタイの良いボランチが欲しい。DFリーダーも一人欲しい。

また、大野ではやはりキープ力や突破力が乏しい。ボールを失う場面が多く見られた。これからも10番として活躍してもらうつもりだけど、後継者を育てないと。
名波の後継者もとらなくては。


というわけで、DFリーダーはレイソル中沢総太を狙っています。
ガタイのいいボランチはいまいち見つからない。
名波の後継者は、成岡。
そして、大野の後継者は、ヴェルディ玉乃淳。


結局、玉乃をまず獲得。スペイン、アトレチコマドリーのユースで10番を背負っていた期待のファンタジスタ。あんまりU代表には選ばれてないのが残念だけど、テクニックはかなりのもの。我がチームを背負って立つファンタジスタとして成長を期待。

あと何人取れるかな。
D1を戦い抜くためには、やはり上記にあげたメンバーのうちあと一人は欲しい。











前園若返ったら欲しいな・・・・ボソッ



posted by 総さん−ソウサン− at 22:29| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月19日

Jリーグウイニングイレブン8 アジアチャンピオンシップ

このブログをざっと読み返してみると、精神論的なことが多い。
これではイカンと(笑)ま、その精神論とか人のつながりだとかの文章も好評頂いてるみたいなんですけどね。
もっと楽なのもださんと。
色んな話がありすぎて纏まりがないブログってのが僕の目指すブログなのでね(笑)


というわけで、買いました。ウイニングイレブン8 アジアチャンピオンシップ。(以下 JWE8.)
ワールドサッカーウイニングイレブン8持ってます。ええ。サッカーゲームとしてのバランスは明らかにこちらの方がいい。じゃあなんで買ったかっつうとただ単にJリーグでマスターリーグをやりたかったからというだけ(笑)長年の夢だったもので。。。

で、さて。マスターリーグはじめました。オリジナルチーム+3人で。
オリジナルチーム+3人ってのは架空の初期メンバー(固定)から3人まで選手を入れ替えられるシステム。
で、まずびびった事。


ミナンダとカストロがいる(笑)←JWE8をまだ買ってないウイイレFANには結構驚きでしょう(笑)
ミナンダとカストロってのは知ってる人はもうおなじみの、歴代ワールド版ウイイレマスターリーグの初期メンバーで、司令塔とエースストライカ。まさかいるとは・・・・。個人的にはミナンダよりチェルニーリが欲しかったが・・・・。
さて、ココがまず一番の楽しみ。初期メンバーからどの3人を売っぱらって(笑)どの3人のJリーガーを入れるか。迷うけど楽しい。

そのためにはまず、序盤をどういう風に戦い抜いていくかということを決めなくてはいけない(←監督気分w)。
僕は、これはワールド版の時から同じなんだけど、初期のチームでの戦術は決めている。戦力的に厳しい中では、多彩な攻撃や個人能力を全面に押し出したようなサッカーは出来ない。=局面での1対1では基本的に負ける(笑)

で、そうなれば答えは一つ。ピッチを広く使うこと。プレスから逃れるということですね。
この場合、4−2−3−1なんかはいいかもですね。フランス代表。が、このシステムは絶対的なトップ下と個人打開力に優れたサイドプレイヤが必要。そこで3人使いきってしまうと、中盤の支配に必要なボランチで人が取れない。また、1TOPなのでFWにもかなり能力を求められる。現状のカストロでは、アタッカータイプなので、そのまま@トップにすると、攻撃の幅が極端に狭くなる。まあ、無理なわけです(笑)

で、僕が使うシステムは3−4−1−2。ま、オーソドックスな3−5−2。
この3−5−2というシステムは多少使い古された感じがありますね。というのも、トップ下へのプレスがきつい。そうそう突破できるもんじゃない。天才がいれば別ですが。ジダンとかトッティとかバッジョとかね。
はい、つまりはそういうこと。僕の序盤での戦い方は選手の実力差があるなかで、そいつらを使うために一人の天才にどっぷり頼ったサッカー(笑)

チームに加入させた3人の選手像。


・天才トップ下MF。ファンタジスタ。10番。
ま、天才ね天才(笑)


・レジスタ系ボランチ。7番かな?
トップ下に頼ると言いましたが、実はチームの真の中心はこの人。レジスタってのは中盤の底で高精度な長短のパスを駆使してゲームを組み立てるMF。日本で言えば小野ですかね。コイツがパスを散らしたり、トップに当てたり、ワイドな攻めをする起点。その後に決定的なアクションをするのが天才の役目ね(笑)

・ポストプレイヤー
デカめの奴ね。コイツがいるといないでは戦術の幅がまるで違う。サイドからクロスも放れるし、とりあえずトップにクサビをいれるということも出来る。キープ力があるからチームも安定する。トップに当てた落しをトップ下が拾うということも出来る。


この3タイプ。真ん中から固めてやるということ(笑)
で、これらの選手を集めるわけだけど、僕は割りとウイイレを気持ちでやるタイプなので(笑)あんまし強すぎる選手は取りたくないのです。現実味がないでしょ?「新規参入チーム」としてやるわけだから。だから取る選手は「超若手」とか「超ベテラン」とか、「期待されたのにイマイチ出てこない」とか、レギュラでも「まったく代表からはお呼びがかからない地味な選手」が対象。現実できっと現状に不満を持っている奴らね(笑)だから、大久保とか田中達也、小笠原、本山、松井大輔とか今野、高松とか阿部勇樹はダメ。ミーハーすぎるし強すぎる。五輪代表で脚光を浴びた人はだめってことですやね。森本と平山は若すぎていいんだけど、いない(笑)

で、結論。


・トップ下
レイソル・大野敏隆。知ってる人少ないだろうなー(笑)
あの中村俊輔と同期。ともにワールドユースに出て「パスは俊輔より大野の方がうまい」とまで言わしめた天才MF。実は運動量も多い(笑)レイソルで10番を与えられて、天才パッサーとして活躍。代表候補にも入るまで行ったのに、トップ下を置かないシステムを好む監督が現れてから下降線。降格前のサンガに行き、グランパスに行き、どちらもいまいち中心になれずに今はレイソルに戻ってる。今はだいぶ出れてるみたいですけどね。我がチームで天才として再起の場を与えてやろうと(笑)

ベガルタの財前、宮原(アビスパ)、成岡(ジュビロ)と悩みました。


・レジスタ
我が教祖名波(笑)選手の年齢に応じて成長・衰退する今作において、間違いなく間違った買い物です(笑)若手をとって成長させた方がいいに決まってる。でも、そこは気持ちでウイイレを楽しむ男なので(笑)「こういうチームには絶対的な存在のベテランが必要だ」ということで、その経験、レジスタとしての実力からこの人を採用。緩急を織り交ぜた素晴らしいゲームメイクをさせるのだ(笑)無論キャプテンでセットプレイのキッカー。

このポジションは悩んだ。だってもう名波は成長しないし(笑)
候補は、小林大悟(ヴェルディ)、小林慶行(ヴェルディ)、長谷部(レッズ)、山瀬(レッズ)、宮原(アビスパ)、成岡(ジュビロ)、菊池(ジュビロ)、青木(アントラーズ)、吉野智行(ベルマーレ)そして、この期に及んで山口素弘(笑)←なぜか山口だけ()内は笑w



・ポストプレイヤー
F・マリノスの阿部祐太郎。コチラはほとんど悩まなかった。サンガの田原と迷ったぐらい。
「大型で足元もできる未完の大器」という扱いを全て平山に持ってかれた選手(笑)それまではほんと注目度高かったんですけどね・・・。足元の技術、視野、ヘディングは平山の方が上ですが、一瞬の速度、ダイナミックな動きは実は阿部の方が上じゃないかと僕は思ってます。未完の大器という意味ではこちらに期待。というわけで、能力的には多少厳しいものがありますが、Fマリノスには任せておけないので(笑)20歳という若さにも期待した我がチームのエースストライカとして活躍してもらいます。行く末はアジアNO.1ストライカへ。


さて、戦力が整いました。
ちょっと初期メンバーの名前を覚えていないんでアレなんですが、システムはこんな感じ



           阿部
   カストロ

        大野

 ●             ●(津田だったか?)
     名波
          ● 
 
     
      ●  ●  ●



で。D2(2部リーグね)を4節まで終了した結果。
3勝1分。まあこんなもんでしょう。
大野のパスはなかなか冴えてるし、名波の球捌きもまずますっす。
が、失点も多いし、得点もそこまで多いわけではない。



問題点。

・阿部のシュートがなかなか入らない
ワクにいかないの。ね。調べてみたらシュート精度68(笑)お前それFWの数値じゃねーよ(笑)

・阿部がすごく使いづらい
ボディはそんなに弱くはないんだけど、そこまで速いわけじゃないからいまいちうまく突破やキープができない。すぐ負ける。成長を待つのも手だけど、これは相方をカストロじゃないもっと使える奴に代えれば解消できると思う。ひきつけられるからね。コンビで崩せるFW。

・サイドの1対1が弱すぎる
人材の問題(笑)


・大野
天才的なパッサーだから、天才的なパスで攻撃を操る。
でもそれだけ(笑)パスしかできない感がある・・・・。キープ力もそんなにないし、ドリブル突破もできないし。
でもそれがまたツボをついてたり(笑)


・プレスがかからない
やはり、いくら名波大先生とは言え、全盛期ならともかくちょっと落ち目の今ではあのスペースをカバーするのは無理。相方のボランチが使えないからなんだけどね。名波の仕事が多すぎる。だから、ミナンダじゃなくてチェルニーリが欲しかったワケよ・・・・。


というわけで、今後の獲得候補選手。


・FW
阿部の相方。オールラウンダーが理想だけど、アタッカーでいい。まあ田中達也か玉田がいればすべて解決なんでけどね(笑)それじゃ面白くないんで。普通に獲得しようと思ったらたぶん資金足りないし。候補は木島(トリニータ)。中田浩二と同期の帝京の元10番。年齢と能力的にはちょっと不満(笑)
後は、野沢(アントラーズ)、玉乃(ヴェルディ)、カレン(ジュビロ)。カレンが最有力かな・・・。

・MF
右のサイドハーフとして成岡。小林大悟でもいいかな。FWがとれたらカストロを右にまわすのも手。
左は戸田(FC東京)か、平山(レイソル)。即戦力ゲット。

ボランチ、というよりは守備的MFとして魔法使い名波の下僕が欲しい(笑)
候補は菊池(ジュビロ)か森崎和幸(サンフレッチェ)ぐらいかな。後は酒井(レッズ)、石井俊也(ベガルタ)、中里(ベルマーレ)。このポジションは若手にちょうどいい感じの奴がいない。

DF
・誰もとってないしね(笑)
千代反田(アビスパ)とか羽田(アントラーズ??)か、ベテラン秋田(グランパス)が欲しい。かも。



あー楽しいわー
posted by 総さん−ソウサン− at 13:52| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月17日

シンガポール戦

ああ全く。
やってくれるぜ我らがヒーロー日本代表。
なんだあの試合は。危うくU20の試合と勘違いするところだったではないか(笑)

代表戦がある度に翌日ブログで検索するのか癖になってきたのだけれど、この試合について好意的な評価を与えているブロガーがいるのに驚いた。あの試合のどこを見ればそんな試合に見えたのだろう?

サッカー戦術的な見地からあの日本代表の問題点はたぶんそっくりそのままジュビロの問題と同じだ。

1.足元へのパスばかり
2.ボールの無い所での動きが乏しい。
3.パススピードが遅い
4.ボールを取る位置が低すぎる。
5.ボールを奪ってからの展開が遅い。




1.足元へのパスばかり

ほんと、これが一番良くない。
前線でいくつもパスがつなげて、見ていて楽しかった!!素晴らしい!!というブログを見たが、それには疑問を投げかけずにはいられない。

確かに、コチラが支配率において優っている時間が多かったのは確か。だが、相手を見てモノを言うべきだ(笑)選手個人の世界への進出も珍しくなくなった昨今、日本代表は世界を相手に「繋ぐだけ」なら充分に対抗できるということは幾度も証明してきたはず。相手はシンガポール。個々の能力ですら勝っているのだから、足元へパスを繋げばポゼッションが高くなるのは当たり前だろう。この試合で試されていたのは相手との力関係を視野にいれ、「どれだけ攻撃の形がつくれるか」だったはず。


2.ボールの無い所での動きが乏しい。
これは1とも内容がかぶるのだけれど、これが無いから足元へのパスが多くなる。無駄走りをしなきゃイカンっつうこと。そうして、頻繁にポジションチェンジをしないと、スペースは生まれない。その多様なフリーランにダイレクトパスやワンツーを織り交ぜて打開していかないと、引いて守る相手を崩すのは厳しい。これはもう去年のアルゼンチン戦が全てでしょう。お手本を完全に見せてくれた。見習うべきだったのだけどなぁ。特に中盤をBOX型で組む中盤の場合は、サイドの高い位置で基点を作るのが難しい。だからこの4人がうまくサイドを使うなり、絞るなりのバランス感覚&ポジションチェンジが必要不可欠。


3.パススピードが遅い
これはまあ今さら説明することでもないかな。。


4.ボールを取る位置が低すぎる。
未だに、プレスをかけるタイミング、場所、追い込む方向の意思統一が出来ていない。だからプレスがかからなくてボールを奪う位置が低くなる。どっちかっつうと、シンガポールの方がプレスはうまかった(笑)と、いうより、日本がプレスをかけさせやすい攻撃をしてたってことだけども。コンフェデの時はうまくプレスがかかってたのに。たぶん、コレはきっと選手間で試合を重ねることによって話し合って出来た連携なのだと思う。それが昨日のように、ジーコ代表での試合を多く経験してない選手がいると連携が崩れるのかも。仮設ですがね。ジーコは守備戦術を叩き込む気はないのだろうか・・・。


5.ボールを奪ってからの展開が遅い。

これも治ってない。遅攻ばかりで速攻がない。パスを無駄に繋ぎすぎる。しかも低い位置から。あれでは守備を固められてしまう。明らかに世界のサッカーの流れと逆行してますね。いや、遅攻撃も大いに結構。引いてくる相手もいるし。しっかりとフリーランをすればですが。問題なのは、それが常に遅攻であるということ。使い分けないといけない。



これらの要因が大きいと思う。今回の試合は。しかし、ジーコはなぜ本山と玉田のツートップなんだろう。これもパスワークの乏しさに拍車をかけていると思うのだが。どちらも、技巧と一瞬のスピードに優れたアタッカータイプのFW。どちらか一人でいいでしょう。というか、ここまで似たようなFW並べると戦術の幅が狭くなる。特に、小笠原や藤田を使うのであれば、中村俊輔や中田のように個人での突破は厳しい。一度トップに当てて、そのワンツーを貰うなり、裏へ抜けるなり、落しをもらって左右に捌くなりの展開が望めない。鈴木をスタメンにするべきでは?というか、西澤、山下、北島。一人ぐらい呼べばいいのに。


また、TV。実況。
大久保大久保とうるさい。
大久保がこの代表で何をしたのというのだ??スペイン行きが決まっただけなのだから。スペインで結果を残してから代表で騒げよ。
現代表において、玉田のほうが遥かに結果を残しているという事実をお忘れなのだろうか?
代表においては何も実績の無い選手をあそこまで囃し立てられると正直ウザい。
スペイン行きが決まり、国内で見れる最後なのはわかる。気になるのもわかる。けれど、まるで帰ってきたエースのように「登場はあるのか?」と騒ぎ立てるのは、もはやそれこそがバカなお祭り騒ぎに見える。専門誌を除けば、一般のファンより明らかにマスコミの方がサッカー習熟度が低い。


ジーコもジーコだ。なぜ、大久保??
いや、大久保の才能は認める。素晴らしい。スペインでの成功も切に願う。Jリーグでも結果を残してるといえる。
けれど、大久保の前に、そして本山や小笠原、藤田の前に呼ぶ選手がいるのでは??
田中達也はどうした。
大黒はどうした。
二川はどうした。
Jでも上位につけるチームの中心的活躍をしている選手。今に始まったことではないが、見たかったし、あのような気持ちの感じられない選手達だったのなら、尚のこと青いユニを来た彼らをピッチで見たかった。



より一層の、不安が募る。厳しいという一言では決して片付けられない最終予選に向けて。
posted by 総さん−ソウサン− at 23:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月11日

ジュビロ。

この前久々にジュビロの試合を見た。
vsセレッソ。
どちらが降格の危機に立たされているのかわからない展開だった。
セレッソのプレス、動きは素晴らしかった。ゲームはセレッソが制圧してたなぁ。
事実、ジュビロの得点はどちらも名波→福西のセットプレイホットライン。

ひどかった頃に比べるとジュビロはだいぶ良くなった。
それでも、チームとして機能しているかというと、否。
運動量が足りない。
いや、その運動量もだいぶ回復してきたと思う。
ポジションチェンジも増えた。でも、足りない。
良い頃のジュビロは阿吽の呼吸でポジションチェンジを繰り返していた。
その頃に比べると若い選手ですら足りない。
また、やはり名波はトップ下におくべきではない。
その昔、名波がヒザで悩んでいない頃「N−box」というシステムがあった。ポジションチェンジを繰り返し、その中心に名波をすえる。名波のNだ。トップ下ではない。
あのシステムが最も名波も藤田も生きる。
どちらにせよ、名波はボランチにさげるべきだ。DFラインの前でレジスタに徹させるべきだ。

ただ、それを行ったとしても厳しい。
多少はよくなるかもしれないが、根本の解決にはならないだろう。
問題は別にある。運動量よりもっと深刻な。



遅い。
遅いのだ。
パススピード
もっと早いパスを出さなければスペースは生まれない。狭い地域でパス交換をして、その後にサイドチェンジを狙うというなら、その布石となる狭い地域でのパス交換は早いパスでないとうまく機能しない。ジュビロのようにパスワークを売りにするようなチームは、相手の高いプレスをもろに受ける。

どうも、各々がパスを貰う時。
どうもボールを受けた時点で既に後手後手にまわっているように見える。
もっと早いパスを出せば、自ずと時間的余裕が生まれる。今は遅いから全てが後手だ。


ジュビロよ。
テクニックに慢心せず、繋げることに慢心せず、もっと速いパスを意識せよ。
posted by 総さん−ソウサン− at 21:23| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月08日

サッカーという人間関係。

ご存知?☆ファンタジスタ☆からコメントを頂いたのは気づいていたのだが、ノーマークでした。

どっひゃートラックバックされてるし!!!ビツクリしますた。
にしてもトラックバックって挨拶とかいらないんですね?
あ、いや、このトラックバックをして頂いた方に文句があるとかそういうんじゃなくて。
ブログ初心者なので、文化がわからないのですねぇ。
にしても、あちらはなんかムックかなんかで紹介されたそうな。
すごいなぁ。ま、僕の場合、ココは駄文だらけでHIT数はどうでもいいっていう所なので、それはそれでいいのだけれど(笑)
で、ほんとは別のこと書くつもりだったのだけれども、トラックバックされたので(なんんかナンパされたみたいな言い方だな)今日もサッカーのお話。


非常にびっくりしたのだけれど、メディアが取り上げている以上に今回のアジアユースの注目度が高い。ブログをいくつかまわったけど、多い。
ユース世代の大会、情報は僕は確か中田や松田が出たときの(たしかブラジルに負けた)頃から見始めたけれど、あの黄金世代の小野や本山の時ですら、アジアユース程度ではここまで注目されてなかったと思う(そういえば、あの時はまだトルシエじゃなくて清雲監督だったなぁ)。
W杯のおかげだ。日本の躍進のおかげだ。それが全てではないかもしれないけど。
2002W杯代表がベスト16に入る躍進を見せたのも大きいけれど、その前のフランス。あれで、予選突破できたのは今さらながらものすごく大きかったと思う。あれがなければ、2002の躍進もなかった。98W杯は全敗だったけれども、その前の予選、そして本戦で間違いなくサッカー熱は異常なほど上がったと思う。日本人が初めてワールドカップに出会ったという表現が適切かな。僕も、94W杯(アメリカ)は見ていたけど、今見ているチャンピオンズリーグと気持ち的にはそう変わらなかったと思う。世界のトップで開かれている大会が放送している。


話がそれた。
ともかく、日本のサッカー熱というのはすごくあがっている。とても喜ばしいこと。
昔は、Jリーグなんて女の子を誘う手段でもなんでもなかった。今は充分誘える。J1ならたいていどのカードでも見れると思う。


が、僕はもうたぶん10年以上サッカーの虜になっている人間なのだけれど、やっぱりちょっとイライラしてしまう部分がある。どうしても、人間が出てしまうというか。


サッカー、そしてフットサル。
僕はどちらもやっているが、ひどい所はほんとうにひどい。
思いやりがない。向上心がない。助け合う心がない。
もちろん、人によるのだけれど、本当にそういう人が増えた気がする。
男性にしても女性にしても。
球蹴りも所詮蹴るのは人間で、主体になるのは人と人だということを忘れているのだろうかと思う。

たとえば、初心者。
増えた増えた。ほんとに。
女の子が増えたのはもちろん、それを求めるように男も増えた。
サッカーにもフットサルにも、共通するある程度の基本的な動き方というのがあって、それは経験者にしかわからない。どんなにハイレベルな試合を見てもやってみなければそれはわからないと思う。


自陣でリスクのあるプレー(ドリブル、勝負パス)はしない、とか。前線でボールを受けたら、すぐに無理に前を向かない(チャレンジしない)とか、カウンターを受けたときは一発でかわされないとか、前線にボールが入ったら、フォローとフリーランをするとか(トライアングルを作るってことね)、ディフェンスの時は必ずゴールと敵の間にポジショニングするとか、まあいろいろ。経験者なら当たり前に知ってること。
経験者がなぜそれを認知し実践しているかというと、それはサッカーやフットサルがチームスポーツだということに他ならない。
例えば、自陣でリスクの高い軽率なプレーをすれば、ボールを奪われこれから攻撃に転ずるはずの自チームは一転して大ピンチに見舞われる。しかも、そのボールは仲間が必死に走り体を張り一致団結して奪ったボールなのだ。つまり、そのような軽率なプレーはチームに迷惑をかける。経験者がそのようなプレーをしないように心がけるのは、責任感からくるものなのだ。


と、ここまで書くとまったくの初心者はそれが出来ないからダメだと言ってるように思われるかもしれないが、そうじゃない。ちゃんと真摯に受け止めこれから学んでいけばよいだけのこと。経験者というツラをさげている人間だって元は皆初心者だったのだし(笑)結局はその姿勢が求められているということ。

前線にボールを預けても、ボールをこねくりまわすことに夢中になり、無理に前を向きボールを奪われフォローに走る経験者の動きを無駄にするばかりか、カウンターを食らって失点ということにもなりかねない。

カウンターをくらって、数的優位をつくられた時、体を張って敵の攻撃を遅らせる。
味方の帰りを待つために。その際に戻ってきてくれないこともある。
逆にカウンターをくらったときに初心者が一発で抜かれてしまうこともある。もう少し、勝負をしないで遅れせてくれれば、味方が走って戻るというのに。


そういうことを、少しずつ経験者は教えていかなければならないし、初心者は学ばなければならない。心ある経験者ならば、初心者の方が言われたことをやろうとして、憤慨することはまずないと思う。そもそも、経験者と一くくりに語っているけども、その経験者にしても選抜暦のある選手から、小学校の時にカジっただけという人までレベルは様々。出来ないことはそれぞれたくさんある(汗)。だから、出来ないことをとやかく責めることはない。全くやろうとしないことに腹を立てる。繰り返すが、姿勢の問題なのだ。


そういう事を言われるのはウザったい人もいるのだろう。サッカーに興味を持ち、ファンタジスタと称される選手の華麗なテクニックに酔いしれ、自らも球蹴りの文化に身を投じた人も数多くいるのだと思う。特にそういう人に「俺はそういうことはしない主義」とか「したくない」とか言う発言を耳にすることがある。
サッカー以上に初心者の割合がグンと増えたフットサルに多い。


彼らはきっと気づいていない。
ゴールゲッターやファンタジスタの後ろで、汗をかき体を張って走り、ボールを奪っているボランチやディフェンダーがいることを。
そしてまた、自分がファンタジスタでないことも気づいていない(笑)僕はもうサッカーを始めて10年以上立つが、ボールさんは決して仲の良い友達ではない(泣)片思い。かのディエゴ様はきっと大親友どころか、ボールから求愛されていたんだろうなぁ。


とにかく初心者は、自らが未開の地に足を踏み入れたということを自覚しなければならないし、特にガチンコの真剣試合となった場合かなりの割合で経験者に助けられていることを自覚しなければならないと思う。



と、ここまでタチの悪い初心者をこき下ろしてきたが、何も初心者だけじゃない。結局人間性の問題だから、経験者にもヒドイ人はいるものだ。


特に目立つのが、罵声、自己中心的プレイの多さ。
見るからに初心者に向かって「おめぇなにやってんだよ!!」と怒りにまかせ怒鳴っている輩がいる。荒々しいプレーをして何も言わない輩がいる。故意ではない接触プレー(これもどうしても初心者が多い)に暴言を吐く輩がいる。


初心者が気に食わないのであれば、そのレベルに見合った所でやればいい。そこまでの実力が無い、もしくは仲間がいないというのは本人の問題だ。特にフットサルなどは間口が広いため、ビギナーやMixに出れば初心者がいるのは仕方のないことだ。
そして、彼ら初心者は幸いにも球蹴りに興味を持ってくれ、見るだけでなく実際にプレーしたいとこちら側に歩みよってきてくれた方々。彼らは往々にして「自分は下手だ」というある種のコンプレックスを持って参加している(真っ当な人間ならばだが)。そういう方々に対して、感情にまかせて発言するというのはよろしくない。


僕は、だいぶ前に自分でチームを持っていた。事情があって今はそのチームは事実上消滅したが、今も別の草サッカーチームに所属している。
いつからか、僕はボランチというポジションをやるようになった。
自分が持っていたチームでも、今のチームでも強く思うことは「コミュニケーションの大事さ」
いくつもの試合や練習と会話を交わす。


「こういう時はどうしよう?」
「じゃあ、そういう時は俺がバックラインに入るから、お前は向かって来た相手を追っていいよ。」



そんな会話を2人から3人で交わす。特別ミーティングを開くとか、そういった大層なものじゃない。井戸端会議みたいなもんだ。「こういうとき自分はどうしたらいい?」と初心者の方に問われることもある。だが、そこには経験者も初心者も関係ない。あるのは選手各々がもつ個性のみだ。足が速いとか、背が高いとか、守備が上手いとか。そうやってチームの信頼関係は築き上げられていく。


たとえば、試合中にかわすコミュニケーションもある。
DFがいい位置でボールを奪って、そのまま攻めあがるとする。
その時にボランチである僕がそのDFのポジションをカバーし「そのまま上がっていいよ!」と一声かけるだけで、DFの彼は本来の自分のポジションを空ける危険に怯えなくてすむ。敵にしてみれば、本来攻めには参加しないはずのDFが迫ってくるのだから混乱する。それで点が取れてしまうこともあるのだから、つくづくサッカーは面白い。


そしてそこに存在するのは信頼だ。
アイツが後ろにいてくれるから、自分は攻めにいける
アイツならカバーしてくれる。
アイツならココにパスをくれる。自分を見ていてくれる。
アイツならこのパスに追いついてくれる。
アイツならゴールを決めてくれる。
アイツなら守ってくれる。
アイツなら前線でキープしてくれる!すぐフォローに走らなきゃ!
カウンターをくらった。でもアイツなら必死に追いかけて攻撃を遅らせてくれる。走って戻ればなんとかなるはず!(汗)
カウンターをくらった。でも俺ががんばればアイツらはその間に戻ってきてくれるはずだ。凌げ!(汗)


もっと大きなチーム単位での関係もある。
アイツは上手い。アイツに繋げばそこから攻撃が展開できる。だから、こっちのサイドは守備的にいこう。
アイツらが必死に走ってボールを俺にくれる。俺は攻撃に専念できる。


自己満足なプレーに走るチームを良く見る。
味方のプレーに文句ばかり言ってるチームを良く見る。
叱咤は必要だが、罵声は必要ない。
思いやりの無いチーム。
僕はそういうチームは嫌いだ。



サッカーというのは一人では出来ない。
マラドーナだって中田だって同じだ。
そのうえ、僕らはプロではない。サッカーをやることは義務ではない。
仲間がいなければサッカーが出来ない。
仲間がいてくれるから、僕達はサッカーが出来ているということを決して忘れてはいけない。

そして、それに気づいていない奴を僕はサッカーを愛している人間だとは認めない。
posted by 総さん−ソウサン− at 12:07| ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月07日

スポナビのコラムに物申す −アジアユース選手権−

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/column/200410/at00002787.html

スポナビの元川氏のコラムだ。
一体この氏は何を言っているのか。田嶋強化委員長「大熊監督は勝つために最善を尽くしたが、両者の間にはやはり筋力を含めたフィジカルの差がある」にも驚かされる。

大住殿「身体能力を含めた個人能力の差は何十年も前から埋まらないが、この課題を一体、どう改善していくつもりなのか?」



という質問をぶつけたらしい。
ここ数年、敵国韓国に苦杯をなめさせられているのは、どうやらフィジカルで劣るからということらしい。
確かに、日本の選手達が韓国の選手にフィジカルで大きく劣ることは認める。だが、それが敗戦の原因になるのは非常に危険であるし、無論サッカーとはフィジカルや個人能力のみで勝敗が決まるスポーツではない。そんなことわかりきっているだろうに・・・・。


"あの"小野や本山を擁した黄金世代も韓国に敗北していると氏は書いている。もちろん事実であるが、では小野や本山や稲本、高原が韓国相手にフィジカルで劣っていたかだろうか。その差により敗北したのだろうか。そんなことはない。
そもそも、彼ら黄金世代と言われる選手達が、その後のワールドユース本戦においてカメルーン、イングランドという強豪(若年層でのイングランドが強豪かどうかは怪しい所ではあるけども)と同リーグに入り、グループリーグ四位敗退という韓国を尻目に一位突破をし、見事準優勝を成し遂げたことを忘れたのだろうか。しかも、トーナメントの過程には韓国が完敗したポルトガルとウルグアイがいたことをどう説明するつもりなのだろうか。

韓国にユース世代で敗北した小野が、今現在フィジカルの差に嘆くようなプレーをしているというのだろうか。中村俊輔、戸田、高原がフィジカルの差によって各国リーグで苦しんでいる(戸田は帰ってきているが)というのだろうか。それぞれ、各々が持った課題はあるだろうが、フィジカルの差に苦しんでるとは思えない。それぞれがそれぞれのやり方でフィジカルの差は克服したはずだ。


また、ユース世代で敗北してきた者達が中核を担うA代表、各五輪代表は今現在韓国に対してひどい戦績をを残してはいない。少なくともフランスW杯予選以降、A代表、五輪代表の対韓国戦績はそこまで悪いものではない。五分と言った所であろう(ジーコJAPANの初勝利が韓国だったはず。また、シドニー五輪代表が予選後に一月のインターバルをおいたホーム&アウェイの親善試合において、どちらも勝利したこともあったはずだ)。

そして平山が、森本がフィジカルで圧倒的に劣っていたのだろうか。そんなことはない。少なくとも平山は(昨日の日記に書いたとおり)線の太いタイプではないが、この世代、そしてアジア相手ならば1対1でそう負けることはない(コンディションをしっかり整えれば、だが)。


繰り返すが、サッカーとはフィジカルだけでどうにかなるものではない。もっといろいろな、たくさんの可視、不可視なファクターが折重なって結果がでる。この若い世代で「フィジカルの差が敗北の原因」とするのはあまりにも危険であるし、少なくとも日本サッカーが積み上げてきた歴史を覆すものだ。なぜなら、フィジカルが弱いのは今に始まったことではないし、陸上競技や格闘技を見る限り、今後も日本人のアスリート系の能力が世界のトップに迫るとはどう転んでも考えられないからだ。

では、その差をどう埋めるのか。答えはいくつもある。人数をかけて守備を構築することであったり、常に数的優位を保つようフィールドを走り回る戦術。そして、判断のスピードをあげることで、フィジカルコンタクトを避ける、または優位な立場に持ってくる。出来るだけ早く前を向くためのポジショニングであったり、そして、その判断を具現化するボールコントロールであったりだ。
その結果、日本サッカーはアジア屈指の高度な戦術を誇るチームへと成長したのではないか。守備的MFというポジションしかなかった日本にボランチというポジションを取り入れ、運動量のみしかなかった森保に名前ばかりではあるがオフトはボランチを与えた。その後に、運動量もテクニックもないボール扱いの下手なプレーヤーだったが戦術眼だけは本物のボランチであった山口素弘を手に入れ、フィジカルは乏しいが技術にも戦術眼にもスタミナにも優れ、イタリアで守備を学んできた、本当に試合を操れるボランチに変身した名波を擁し日本はアジアの頂点に立つ。

そして、そこにフィジカルも併せ持つ稲本を獲得し、遠藤、中田浩二、阿部、今野と言った優秀なボランチを日本が獲得できたのは、まさかフィジカル強化に取り組んだからではあるまい。若年層より、技術、戦術、知識、メンタルを高いレベルで広い地域に教育できたからに他ならない。(おかげで、より多くの少年達が、きっちりとした教育を受けられた)


延長戦までもつれこませたU20代表に必要な教育は、まかり間違ってもフィジカルの差を改善するものではない。この大会のような苦しい経験と、世界標準を見据えた戦術や個々のレベルの意識変換(ボールの呼び込み方や、トラップの角度、位置、パススピード等多岐に渡る)だろう。続きを読む
posted by 総さん−ソウサン− at 17:31| ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月06日

平山相太という人

今日はワールドユース日韓戦。
カタール戦同様、前線のキープする意識が低ければ苦戦するだろう。
また、ワールドユース出場を決めたこのチームがDFラインをどの高さに設定するかも見物だ。


さて、その前にこの将来有望なストライカについてグダグダ講釈をたれてみたくなった(笑)


まず、素晴らしいポテンシャルを持ってることに異論はない。少なくとも彼より上の世代で、彼のような選手はいないし、いなかった。190センチもの長身であれば、足元のテクニックはどうしても粗い選手が多い。高木にしても、西澤にしても、鈴木にしても。
平山は、彼らより高い身長を誇りながら、ボールコントロールの基礎においては遥かに高いものをもっている。タッチは柔らかいし、胸トラップなどは特筆すべきものだ。
ヘディングの精度も、競り合いも充分なものを持っている。加えて、両足が使え、枠をとらえる能力も高いといえる(決定力ではなく)。
小柄なFWが目立つ日本にとって、そして中盤からの高度なパスワークによって敵陣を崩す日本にとって、この巨大なポストプレーヤは待ち焦がれた存在とも言えるだろう。

そして、恐ろしいことにこの選手はアテネ五輪の正世代選手ではない。この選手の正式世代出場五輪は次の北京。もう一度世界の舞台で経験を得るチャンスがあるのだ。その間に4年というインターバルもついて。そう、彼の今置かれた年齢状況はかの日本史上最高の選手・中田英寿(釜本は残念ながら世界へは出ていない)と同じ状況なのだ。

アトランタ五輪後、97年ワールドカップ最終予選直前に日本代表に選ばれ、その後のワールドカップをステップにイタリアへ渡った中田を見ている以上、平山の今後にはどうしてもワクワクしてしまう。


が、ここまで散々褒めちぎってきたが、だからこそ苦言も山ほどある。
まず非常に残念なことに、高校選手権を終えてから約10ヶ月たち、五輪も経験したはずの平山であるが、この年代にしてははっきりいって成長が見られない。素晴らしい才能を見せているものの、以前から出来たことと変わりないレヴェルだ。
また、彼は結局のところ五輪代表においても2ゴールしか決めていない選手。
エースともてはやすにはあまりにもお粗末な数字だ。
そして、今現在の環境に不安が募る。大学サッカーでどれだけ伸びるのかは懐疑的な視線を送ることを僕は躊躇しない。

はっきり言って、日本のマスコミは彼をもてはやしすぎだ。
まだまだ、たかだか19歳の若造FW。これからどうなるかは全くわからないのだ。
天才と称され、消えていく選手が出ることなど、この世界ではなんら珍しいものではない。大昔、菊原志郎という選手がいた。礒貝洋光という選手がいた。前園という選手がいいた。
そう遠くない過去ですら、吉野智行という天才司令塔がいた。宮原裕司という懐の深いキープが出来る司令塔がいた。

全員、桧舞台からは遠ざかっている、もしくは消えた選手。
まだまだ、どうなるかわからない若手に対して、過剰な評価やプレッシャーというのは選手を腐らせるだけだ。

また、現在各監督が彼に課しているプレーにも不安を感じる。
ポストに走り、サイドに開く。チャンスを作るために右往左往と走らせているのである。
ポストプレーも結構。サイドに開いて起点となるのも結構。しかし、それは二の次。第二優先事項にするべきだ。この年代、そしてせっかく持っているヘディング能力やシュート能力を伸ばすことに腐心するべきだと思う。
また、カズが全盛期の姿を失って以来、日本代表、日本サッカー界が苦心し最も欲してきた者は、絶対的なストライカである。

話は簡単だ。多才でチャンスメークのできるが点の取れないストライカなど、この国には山ほど居る。日本がいま最も求める者は、つまりペナルティエリアというあの箱の中で活躍できるFWのはずだ。久保を除けば、今現在その雄大なストライカに最も近いのは平山に違いない。

点をとるというのは、ただ単にゴール前にいればとれるものではない。そこに行くまでのタイミング、身体の向き、トラップの向き、判断。それらを一瞬のうちに判断して実行する即席型反射的な発想が必要だ。それを習得するためには、この時期に箱の外で無駄なことを学んでいる暇はない。そんなものは、点がとれるようになってから学んでも充分に身に付くはずだ。


そして、その箱の中で活躍するには、彼には決定的に足りないものがある。スピードはもちろんない。だが、このまま成長した所で驚異的にスピードがあがるということはないだろう。スピードで振り切れないのならば、その恵まれた体躯をいかし、ボールの主導権を握り続ける以外に道はない。高校選手権当時の彼はまさしくそれであろう。周囲とのフィジカルの差は歴然だった。しかし、今の彼はどうか?お世辞にも線が太いと言えない。もし、彼と同じでなくともそれに近い身長を持ったDFと対峙した時、彼はフィジカルで対抗できるだろうか?予想するかぎり、答えはNOだ。
平山に足りないもの。フィジカルだ。このまま長身FWとして大成するのであれば、フィジカル強化は命題だと思われる。


箱の中でのプレーに専念すること(させること)、フィジカル強化。
平山という偉大な才能をもった選手が、偉大な実力を持った選手になることを願ってやまない人間の一つの結論だ。
posted by 総さん−ソウサン− at 21:56| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月04日

アジアユース vsカタール

とりあえず、ホッとしたというのが第一の感想。
これで、この子達も無事世界へと挑戦できる。この世代での国際大会経験といのは、その後の選手の成長を大きく促すためかなり重要だ。

しかし、結果はともかく試合はお粗末極まりないものだった。この選手達の先輩達の試合を幾度も見てきたが、彼らと比べると不安になるほどひどかったといえる。これでは、ワールドユース本戦で、アテネの二の舞を喰らうのではないかと思う。

特にひどかったのは攻撃。攻め急ぎすぎではないかと思うシーンが幾度も見られた。カレンなどは顕著で、前線でボールを持っても、すぐにチャレンジに言ってしまう。味方のあがりを待つ気配すらない。たまに、勝負を遅らせてもすぐにボールをとられる。キープしようとして囲まれてボールを奪われたのならよい。真っ正直に勝負しようとして、その準備のために態勢を整えているところを突かれてボールを奪われる。あれでは、組織的な分厚い攻撃は出来るわけも無い。平山は元もとのタイプもあって、充分にキープできていたが、カレンははっきり言ってその点においては大いに課題を残したといえる。常に身体を張れという意味ではない。カレンはそういうタイプのストライカではない。一瞬の速度と技巧で敵陣を切り裂くストライカ。ならば、その判断力というのはかなり高いレベルを求められる。前線で前を向いてボールを持つとすぐに勝負をしかけてしまう。能力が高いから、突破できてしまうことが多々あるのだけれど、その先がない。中央に折り返しても味方はまだ上がりきれて居ないため中は薄い。単独で突破するには、まだまだゴールまでの距離が遠い。

落ち着いてボールをキープして二列目の上がりを促さなければ、このチームにはっきり言って未来はないであろう。


また、中盤でのパスワークにも未熟さを露呈した。不用意なパスミスの多さもさることながら、どうも繋ぎのパスに有効性が感じられない。プレスが苦しくなって近場の味方に投げるというパスが多すぎる。

勿体ないのは、サイドの二人。苔口と中村は技巧にも優れ、運動量も申し分ないし、縦へスピードで勝負できるものを持っていることを今日の試合中でも証明してくれた。彼らを活かすためにも、前線でのキープを意識(能力の問題ではない。落ち着いてここはキープしようと的確に判断が出来れば出来る程度のものだ。)できれば、中盤でもっと有効なつなぎが出来れば、彼らを使った高いレベルのサイドアタックが可能になるはずなのだ。


前線での落ち着き、中盤での落ち着き。結局これが出来ていないのだ。どこでもかんでもバタバタサッカー。チーム全員に組織を徹底的に浸透させれば、この問題は解決するのだがこの年代で且つ代表チームにそれを求めるのは酷ともいえる。そんな時に、足りないぶんの組織力を埋め、効果を増幅してくれる選手がこのチームにはいない。
つまり、落ち着かせることのできる選手、自軍リズムを生み出せる選手だ。

この世代の一つ上の世代ならば、成岡であったり、その上なら松井、山瀬。その上の世代には小野、小笠原に加え遠藤や本山までいた。そのまた上には、中村俊輔や大野敏隆がいた。ボランチでもトップ下でもかまわない。技巧、視野、戦術に優れたレジスタやファンタジスタの類いの選手。

この世代では兵藤がトップ下を担っていたが、優れた選手ではあるものの前述の先輩司令塔達に比べると厳しい感があるのは否めない。スピードや突破力、シュートセンスなどは高いものを持っているとは思うのだが、敵のプレスを高度な技巧と巧みな身のこなしでいなし、的確なパスを配るという才能においては適した選手ではないように思う。
この点に関しては梶山(FC東京)の怪我が悔やまれる部分だ。


もし、森本が90分戦えるなら、もしくは渡邊で平山と2TOPが可能であるならば、カレンをトップ下にさげるという選択肢もあるのではないかと僕は思う。落ち着いた判断を出来ていないと先ほど批判したばかりだが(笑)それはFWの一角としてピッチに送り込んだ場合であって、MFとしてポジションを与えれば、また違った判断を彼はするのではないかと勝手に推測している。
幸い、このチームには先に挙げた先輩達のチームにはいなかった、平山という「絶対的前線のポスト」が存在する。中盤にスターさえ現れれば一気におお化けすると思うのだが果たして。


しかし、カタールの攻撃もひどかった。前線の個人能力のみでの打開。シュートに持っていかれたのはほとんどそれだ。前線のキープにより、フォロー・フリーランの同時進行等の有機的連鎖ある(例えば全盛期のフランスやアルゼンチンのような)攻撃をしてきたわけではない。しっかりとセオリー通りに守れば必ず守れた相手であるはずだ。その相手にあれだけシュートを許したというのは問題といえるだろう。世界にでれば、あのクラスの個人能力をもった選手はゴロゴロいるのだ。そのクラスの選手達が、組織的な攻撃をしてきたら目も当てられない。クラブレベルでのより一層の「個人守備戦術」を叩きこむ必要があるだろう。


最後に、解説の松○氏の相変わらずの酷い解説には呆れたものだ。カタールのことを「試合巧者」と言っていたが、痛くも無い足を抱えて倒れることによりリズムを壊すような輩の事を試合巧者とは言わないであろう。それは、ずる賢いだとかマリーシア(その是非はもかく)と呼ばれる類いのもの。本来試合巧者とは、イタリアや全盛期フランスのように攻め時、耐え時を理解し、守る時間には相手の攻撃を上手くいなし、点をとる時間には一気に集中して攻め立てる事の出来る、時間をうまく使うことの出来る大人のチームのことをいう。

解説というのは、俄かファンに正しい知識を与え、サッカーの本来の楽しさを理解し伝えるために非常に重要なポジション。なんとかしてほしいものだ。
posted by 総さん−ソウサン− at 01:20| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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