2006年06月06日

日本代表vsマルタ代表-まあこんなもんでしょう-

昨日体調不良により1日遅れですが・・・。
サッカー系のエントリを書くと、一部の人には賞賛され、一部の人には不評を買う(サッカーに興味ないからw)そんなブログです(笑)

さて、マルタ戦ですが、まともに見ればフラストレーションの貯まる試合でしたね。でもまあ、大事な大事な初戦前。あれだけ退いた相手にはこんなもんでしょう。

中田が「走らないとサッカーができない」とバッサリ切り捨てたとおり、この試合は本当に足が止まっていました。しかも後半の4-5-1なんて愚の骨頂。「人より多く走ろう」と意識しないと機能しない面々がピッチに立ち、走らずスペースも無いのだから、うまくいくわけがない。ただ、この試合の意義を考えた場合、どうしてもこうなってしまうのもまた道理。

■4-5-1
まあ、お遊びでしょう。
本番で使えるわけが無い。パワープレーでもないし。
単に、本番で使うであろう選手を全員本番前に使っておきたかっただけだろうと思います。でなきゃ、2列目に小野、俊輔、小笠原なんてありえない。しかも本人達がサイド沿いに位置をしていなかった所をみると「4-5-1のサイドだ」ともジーコから指示を出されていなかったと思われる。これで機能するはずも無いし、たぶん真っ当に機能させるつもりもなかったのでしょう。

俗に4-5-1というとこれは4-3-3ともとれるし、より正確に表現するならば4-2-3-1というのが最も適切なシステム表現ですね。このシステムを機能させるためには、まずもって絶対に必要なのが優秀なウインガー。これなくして、このシステムは語れない。伝統のオランダ然り、オーストラリアのキューウェルしかり、02W杯の韓国然り。もし、このシステムを機能させるなら三都主はうってつけの人材であるし、日本に留守番をさせることになってしまった、松井、本山、永井等の優秀なアタッカーを登用すべき。彼らを置いてきた時点で、このシステムは現代表においては、有効なシステムではないですね。

ちょっとココから蛇足に入ります。
小野・中田英・福西(稲本)の中盤に中村俊輔を左ウイングに配置するのもありかと思いますけどね。右には柳沢か玉田かな。CFは高原。要するに、バルセロナ。中村俊輔はロナウジーニョになれ、と。無論、彼らの力量差は百も承知ですが、そもそもバルサのロナウジーニョは生粋のウインガーではないですからね。

4-2-3-1の陥りやすいワナとして「閉塞感」というものがあります。両サイドタッチライン沿いの超攻撃的な位置に選手を常駐させることによってワイドに攻撃をしかけられるのが、このシステムの利点ですが、相手もワイドな守備をしいてくると、ボールが右へ左へ移動するだけで無駄に時間がかかり決定的なチャンスを作りづらいという状況が生まれやすい(オランダやスペインがよく陥る状態)。これを防ぐのがウインガーの中への"絞り"であり、バルセロナシステム。ロナウジーニョは基本的にボールを持ったら斜め中方向へ進むことが多いし、そうやって相手DF引き連れて左サイドにスペースをあけ、そこに背後からサイドバックがオーバーラップしてくるという戦術(ただ、ロナウジーニョはそれを無視することが多いがw)。ウインガーに絶対的な個人能力が求められますが、そもそも4-2-3-1というシステムの前提条件がそれなので、そんなに難しい話じゃないですね。

俊輔がサイドの高い位置で持ち前の技巧でタメをつくり、ドリブル突破や中へのスルーパス、タテへのスルーパス、中盤への落とし(ここに小野や中田が走りこんできたらかなり強力ですね)に逆サイドへのロングパスと、こと左サイトを好む彼にはもってこいのシステムができますね。やってほしかったな(笑)


■マルタ戦の意義
大量得点で勝てればそりゃあそれが一番。
そして、マスコミも世論もそれを狙っているような発言が多かったのですが、蓋をあけてみれば1-0。批難続出。けれど、試合を見た限りマルタはそんなに弱いチームではなかったと思います。リトリートでの守備も抑えるところを抑えていたし、日本に「イケイケにさせない」という意味でのカウンターの脅威は見せてくれた。両国にFIFAランクほどの差はないとするのが健全というもの。

マルタのFIFAランクが著しく低いのは欧州の強豪の中にぶちこまれているからだと思います。実際の実力はアジアに出ればもう少し上のはず。こういう相手に、大会前最後の試合をするというのは、もう意義としては結果や内容がどうのこうのというよりは「皆、準備はいいかしら?」的なw、単なるウォームアップだと思います。ココで全力で追いきられても困るし、怪我をしても困る。そんなもんじゃないでしょうか。かといって守備の練習にもならないし。


■日本代表のメンタルコントロール
正直、僕も含めw、日本人というのはメンタルコントロールが苦手だと思います。だから、マルタ戦は気の抜けたような試合になる。状況が揃いすぎていますね。我らが日本代表が素晴らしいコンテンツを披露してくれたのは、そのとれもがメンタルコントロールをしやすい試合でした。コンフェデしかし、欧州遠征しかり。

こと、マルタ戦にのみ観点を持っていけば、その前にドイツとがっぷり四つで戦ってしまい、そして引き分けてしまったことが良くなかった。要するにマルタ戦で一息ついちゃったのですね(笑)ただここで誤解のないように付け加えると、彼らが手を抜こうとしてそうなったのではなくて、ドイツ戦の時に十二分に集中力を発揮したと言う事です。

誰でもわかると思いますが、例えばRPGのゲームや対戦格闘やアクションゲームをするとき、ラスボスや隠れボス等「一瞬でも気を抜いたらやられてしまう」という敵と戦うときと、その辺のザコキャラと戦う時では、やはり集中力も、見せる結果も変わってくると思います(笑)これは、やろうとしてそうなっているのではなくて、どうしてもそうなってしまう部分が大きい。

日本代表の面々も、そりゃあ誇りを持ってピッチに立っているわけだから、全員が全力を尽くそうと走っていただろうし、誰も手を抜いたわけではないはず。しかし、どうしても状況がそうさせてしまう。「一瞬でも手を抜いたら大事な大事なW杯前に大敗させられてしまう相手」ドイツと一戦を交え、その後の本番直前の「W杯予選最下位」のマルタとやれば、怪我もしたくないしどうしても最後の一歩が出なかったり、集中力が下がったりするもの。というか普段の集中力に戻るという方が正しい。

無論、世界で戦うには「どんな試合にも異常なほどの集中力を持って戦うべき」というのが筋であり、それを持った者こそが勝てる試合を落とさず、負ける試合を拾うことが出来る。しかし、前述のとおり日本人のメンタルコントロールはその域に無い。唯一、中田英だけがそれを持ちえていたということでしょう。


■本番では?
故に、マルタ戦で気の抜けたような試合をしたのは「マルタ戦だから」であり、本番であのような集中力を欠いた試合をすることはないはず(と思いたいw)。メンタルをあげるのは簡単ですからね(あげすぎないようにする方が難しいか)。思い返してみればわかりますが、中田英が憤りを感じ今回のような発言をしたのは、そっくりそのまま日本代表がアジア相手に戦った時と同じなのですよね(笑)だから、要するに日本代表はマルタ代表相手に「アジア相手に戦っているような感覚」でやっていたということでしょう。レベル的にもそんなもんだし。


■そんなことより心配なこと
マルタ代表、4-2-3-1だったんですよね。
カウンターをいくつか食らったのも、サイドに開いた選手から。
あの威力ではしっかりとした守備確認にはならないけれども、それでも良いから「相手のウインガーには誰がつくのか」を確認しておくべきだったのでは・・・・と不安。4バックにしちゃったらそれ意味無いですしね?


む〜。


posted by 総さん−ソウサン− at 13:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月01日

-日本代表vsドイツ代表-の続き。

まずコチラの前編を読んでください。

■高原
体はキレていましたね。
いまいちなプレーも多々ありましたが、やはりゴールを奪ったのは素晴らしい。ただ、2点目について誰も突っ込まないけど、駒野からの横パスを受けたとき、あれトラップミスしてるんですよね。特に体を寄せられていたわけではない場面で、あそこでトラップミスはいただけないなあ。チャンスをフイしてしまう可能性が高いから。


■ラインの高さ
「ひいて守ってカウンター」
結局これでいくということなのでしょうか。
とすると、5バックでしょうね。
で、そうするとドイツ戦のような攻撃は期待できないと思ったほうが良いというのは前述。そしてもう一つの問題もある。

高さ対策。
自陣に退けば退くほど、この問題は深刻化してくる。
どんなにスペースを消してボールを追い回そうとも、ロングボールを長身の選手に合わせられて競り負けていたら、結局ピンチになる。


CK 14
FK 28

この数字を持って、「守備問題なし」と言えるのだろうか。
大きくて強い相手に退いて守れば、自ずとゴールに近いところでのボール争いになる。当然、与えるFKの距離も近くなるし、CKも増える。このドイツ戦にしても、結果こそ2失点だがクロスからのピンチの数はもっと多かった。クローゼがアタマ一つ抜けることもあったし、どフリーで外した場面もあった。

ロングボールの攻撃に何度失敗しようとも、ほんの1〜2度成功すれば2ゴールだ。上背の無い日本にとって、オーストラリア、クロアチア相手にこれは非常に危険な戦術じゃないかと思うのですが。

セットプレイへの対処というのは、はっきり言ってしまえばたぶん完璧には無理だ。相手が動き回って、タイミングがあってしまえば追いきれない。「あそこは絶対に捕まえておかなければ」というのはあくまで結果論であり、マンマークをしていても、基本は追いかけっこの性質のため逃げる方が有利に変わりは無い。それを戦術なり身体能力なりで限りなく0に近づける作業こそがセットプレーの守備に対する準備となるが、どんなに鍛錬をつんだところで、我が日本代表がセットプレーを毎回完璧に守りきるのは至難の技。

やはり、それ以上に「その局面(被セットプレー)を減らすこと」の方が、効果を考えると現実的だと思う。すると、自ずとラインは高めに設定するべき、となるのだが。

■オーストラリア戦
上記で「5バックでしょうね」と書いておきながらなんですが、どうもジーコの発言や昨日の試合を見ていると「(5-3-2ではなく)3-5-2で退いて守る」という選択をしているみたいで、それが怖くて仕方ない。

4-2-3-1相手に3-5-2か・・・。
posted by 総さん−ソウサン− at 17:21| 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月31日

結局初戦をどう戦うつもりなのか-日本代表vsドイツ代表-

う〜む。
なんとも評価の難しい試合でしたねえ。
楽観できるような、悲観するべきなような。
とりあえず、優勝候補の一角(?なのか?)とされるドイツに(相手の)ホームで2点先制したこと、引き分けたことは好意的な評価を下してもよいと思います。特に、ホームで1年半前にボコボコに叩きのめされた相手ですからね。

以下雑感。

■3-5-2なのか5-3-2なのか
結局どっちにするつもりなんでしょうか。
要するに「ひいて守る」のか「ラインを高く保つ」のか。
このドイツ戦は結果的に序盤はラインは低かったが、しかし中盤でプレスをかける意識はあったため、ラインを敢えて下げているというよりは前回の対戦同様、中盤のプレッシング能力の差で押し込まれているという方が適切かと思う。ともかく、自陣でもドイツはなかなか自由にしてくれない。

あっぷあっぷした時間が続きましたね。
こういう時左右の入れ替えや上下の入れ替えのしづらい3-5-2は本当に局面打開をしづらいシステムですね。3-5-2っていうのは、サイド、トップ下、そしてスイーパータイプにストッパータイプと「スペシャリスト型」のシステムなので、各所で1vs1に負け続けていると機能しないです。

3-5-2でチャンスを作っていた時間は、ほぼイコールで中田や中村が個人技や軽妙なパス交換でプレッシングを掻い潜り輝いていた時間。そして、何より駒野。加地と違い、運動量をベースにした守備で対抗するのではなく「攻撃を持って綱引きをする」というスタイルに打って出た彼は良いパフォーマンスを見せました。彼が5-3-2ではなく3-5-2と捉えるべきポジショニングやチャレンジを行い、高い位置で基点になれたからこそ(あのシュバイシュタイガーに守備をさせたのは素晴らしい)、センターの二人が輝いたのです。

やっぱり、このシステムは高いラインを保ってプレスをかけ、中盤のサイドに起点をつくれなければ機能しない。しかし、ではそれで4-2-3-1で打って出てくるであろうオーストラリアに対抗できるのでしょうか・・・。3バックの両脇のスペースをどう解決するつもりなんでしょうか・・・。矛盾が尽きないですね。


■加地
本当に残念。
技術は無いし、フィジカルも取りわけ強いわけでもない。
突破力も無い。しかし運動量をベースにしたサイドバックとしての動きは、彼は良いと思います。古き良きサイドバックですね。駒野が良い動きを見せてくれたので、スタメンが変わるのは問題ありませんが、バックアップがいない。「駒野がいるからよかった」で済まされる問題ではないでしょう。このまま加地が戻れないなら、我が代表は本大会を目前に未曾有の危機に晒されているということになる。加地を怪我により登録メンバから外し、誰をいれるのか。国内にタレントがいないことはない。横浜の隼磨、FC東京の徳永、鹿島の内田・・・。しかし、現代表との折衝を済ませているタレントがあまりに少なすぎる。現在でもっとも現実的なのは浦和の山田か。それにしても、久しく代表に呼ばれていない。なんとか復帰してもらいたい。

■田中誠
これはもっと痛い。
なぜ茂庭なんだよジーコ。
あなたは算数も出来ないんですか。
茂庭を呼ぶのは坪井か中澤が使えなくなったときでしょ。
もし宮本が出場停止や怪我で使えなくなったら一体誰がラインコントロールをするんだ・・・。DFリーダー唯一のバックアップが田中誠だったはず。代わりに呼ぶなら松田か闘莉王を呼ばないと・・・・。

■中田
良かったは良かった。けれど、不満も多い。
まず、素晴らしいパスの本数と比例するかのように、ボランチではやってはいけない不用意なパスが多い。縦への意識が強く、それこそがボランチ中田の長所でもあるが、無理に縦へはたくあまり、はたいた先で潰されてピンチになることがある。バイタルエリアより若干前方、センターサークル手前のエリアで俊輔から落とされたボールを、真横に抜けた俊輔に縦に返し、俊輔は潰されてボールを奪われた。あれは、確実にそのまま一度サイドへはたくべきだったと思う。

また、ボランチのエリアで不要に球をこねすぎている印象を受けました。そこで削られてボールを失う場面を何度か。これはあってはならない。まわりにパスコースがなかったのかもしれませんが。思うに、球際の攻防、激しい守備や体を使ったプレス、縦へボールを送る意識は中田は高いが、ことレジスタとしてリズムをつくり効果的に球を配給するセンスは小野に軍配があがると思う。やはりこの位置は小野がみたい。4-4-2なら実現するが・・・・。


■大黒
正直なところ、ちょっと不安だ。
決定的な場面を二つ外した。決定的な場面を二つ外したことが問題なのではなく、大黒という根っからの「ゴールゲッター」が外したことが問題。玉田や柳沢が外すのとは意味が全く違う。フランスに渡ってからというもの、どうも彼らしくない外し方をしているように僕には見える。以前なら絶対外さなかったものを外す。調子が悪いのか、感覚が鈍っているのか(同じことか)。

中田からのスルーパスで中央を抜けた一回目のチャンス。それまでのボールを呼び込む動きは見事だった。あれは止めたレーマンを褒めるべきかもしれない。

二度目。
俊輔のクロスを中田が丁寧にヘッドで折り返したボールを大黒は決められなかった。彼のようなタイプのFWはあの場面は絶対に決めなければならない。「フィジカルが弱くてやられている」という評をみたが、それは違う。そもそも彼はフィジカルで売っているFWではない。しかも、中田が折り返してから、彼はおの一部始終を全て視界に捉えていたように見えるし、ボールも良くも悪くも"落ち着いて"捉えていた。ただ、落ち着きすぎた。あれは、単純に背後にせまるDFが見えていなかったのだと思う。きっとインザーギなら決めているだろう。

そして、日本が誇るゴールゲッター、ゴン中山なら背後のDFは敏感に感じ取りきっと無理やりにでも体の一部に当ててゴールを決めていただろう。大黒には彼に共通する「動きの質の高さ」「そこにいる第6感」が備わっており、そして中山にはない基礎技術の高さがある。しかし、まだ彼の域には達していないということか。まあ、大黒には「スキラッチ」という大先生がいなかったのだから仕方あるまいか。なんとか、あの決定力を復活して欲しい。

続きは後ほど。
posted by 総さん−ソウサン− at 18:14| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月29日

いい事を書く記者もいるもんだ。

紅白戦 最終ラインで意見に相違

 W杯を目前にして、日本代表が懸命に答えを探し求めている。テーマは「ボールを奪う位置」だ。自陣に下がってもしっかりと11人のブロックを作って奪いたい守備陣と、より相手ゴールに近い位置で奪って果敢に攻めにつなげたい攻撃陣の意見に隔たりがある。

 28日の紅白戦では控え組に展開力のある選手が多く、中盤でボールを回された。W杯でも想定できる場面だ。すると、DFラインは裏のスペースを突かれることを警戒して自陣まで下がった。ジーコ・ジャパンは、11人がコンパクトに守ることが約束である。おのずと、チーム全体が自陣に引かざるを得ない。こうなると、ゴール前で相手をはね返すことはできても、攻めるには相手ゴールが遠い。

 この状況が続き、中田英(ボルトン)が試合を止め、宮本(ガ大阪)、福西(磐田)らと話し合う場面があった。中村(セルティック)は「ヒデさん(中田英)としては『最終ラインを下げすぎだ』という意見だった」と解説する。攻撃陣は最終ラインを押し上げて、ボールを相手ゴールに近い位置で奪取して、攻撃を仕掛けたいと感じる。得点を奪えなければ試合には勝てないという考えだ。

 一方、宮本は「各国の親善試合を見ても、最終ラインを高い位置まで押し上げているところは少ない」とリスク管理を重んじる。福西は「それぞれの意見は違うが、まとまりある決断をしなければならない」と話す。

 ジーコ監督が「勝負は5月」と繰り返したように、海外組もそろった合宿は今年に入って、これが2度目。短期間で急ピッチに仕上げなければならない。話し合いは決して対立ではなく、W杯で強豪に立ち向かうために必要なプロセスである。【小坂大】



良い記事ですね。
W杯が近づくにつれ、マスコミいやマズゴミがサッカーを取り上げる機会が日増しに増えていくのは良いことだが、「中田凋落」だの「中田の穴」だのどれもミーハー記事だったりでサッカーの本質を捉えていない、というより捉えようとしない下劣な記事が多いことにウンザリしていたが、この記事を書いた小坂大という記者はどうやら真っ当なバランス感覚を持っているらしい。

話し合いは決して対立ではなく、W杯で強豪に立ち向かうために必要なプロセスである。
ちょっとした言い争いや話し合いなんてのは、サッカーやってりゃあ日常茶飯事なのですよ。むしろ、それが無いチームはダメだと言っても過言ではないくらい。監督が百の指示をするより、選手同士が「あの時のあの場面どうする?」「あの場面は俺が飛び出るから、お前はDFラインに入ってカバーリングしてくれ」というコミュニケーションを取る方が、現場主義で役に立つ。そういうコミュニケーションの積み重ねによって出来上がった守備組織の方が頑強だったりするもの。ココを理解していないでクズ記事を平気で人目に晒す輩が多すぎる。ちゃんとそれがわかっている記者がいてちょっとホッとしました。


ただ、少し残念なのは下記一文。
「ジーコ・ジャパンは、11人がコンパクトに守ることが約束である。おのずと、チーム全体が自陣に引かざるを得ない」
はっきり言ってこれは完全な間違い。
「11人全員で守備に徹する」のであれば「チーム全体が自陣に引かざるを得ない」というのは正しいが、コンパクトに守る=自陣に引くというのは必ずしも成り立たない。

サッカーにおいて「コンパクトに守る」というのは、最終DFラインと自軍FWとの距離を縮めることにより、狭い地域に味方を密集させボール奪取へ連動しスペースを与えないことを意味する。自分達の「ゾーン」を「コンパクト」にするということであって、11人が引いて守るという意味ではない。ま、このレベルの話は専門誌に任せるべきか。


さて、お題「DFラインの位置」について。
一般論で言えば、中田英も宮本も間違っていない。
これはもう価値観やサッカー観によるところが大きいだろう。
しかし、現実論からすれば僕は中田英を推す。
(守備統率者として宮本の気持ちは痛いほどよくわかるが)

1.日本人の特徴
日本人のフィジカルは高さや強さより、俊敏性や持久性に秀でているのは他スポーツでも実証されていると思う。代表DF陣を見ても高さや強さの方に秀でていると考えられるのは中澤ぐらいなものだろう。その「低く弱い」DFラインを持ってオーストラリアやクロアチアの高く強いアタック陣を抑えられるだろうか。スペースを潰せば、効果的な攻撃は食い止めることが出来るだろう。しかし「ラインを高くする」という対敵効果を考えたとき「敵ゴールまでの距離」以外にも効果があることを見逃してはならない。

鍵は「自軍ゴールからの距離」。
ラインを低くすれば、敵との攻防戦線が自軍に近くなると言う事。
残念ながら我々はスコットランドやノルウェーでも、ましてやイタリアでもドイツでもない。ひいて守備をしたところで、FWの頭にロングボールを入れられて、競り勝てるだろうか。まず無理だろう。相手に先手をとられる思われる空中戦の後、バイタルエリアに転がったこぼれ球を必ず日本が奪取できるだろうか。あまりにも危険すぎやしないだろうか。

そして、坪井という守備者は確実に高さではなく速さに魅力のあるDFであるはず。「もしも裏をとられた時」の対処として存在する方が、彼の能力に見合っていると思う。もし、ひいて守るというのであれば、松田や茂庭(より闘莉王だが)を呼んでおけという話。

こと日本のDFラインのみに話を限定すれば「引いて守る方が危険」だと僕は思う。


2.日本サッカーの特徴
前回の内容とかぶるが、そもそもジーコが目指していたのは「個の力を活かしてポゼッションを高めるサッカー」だったはず。ポゼッションを高めることにより守備の時間を減らすという、守備的効果も兼ねていた。全員が自陣までひいて守っていたら、まずこれは実現できないだろう。ポゼッションを高めるためには、個人個人の正確な技術とともに「適確なポジショニング」が必要。適確なポジショニングとは、サイドの選手がボールを引き出せる様に位置取りをしたり、DFラインが深さを保つということ。サイドの位置取りにしてもそうだし、DFラインの深さにしても自軍の背後にスペースを用意しておかなければ、実現しない。後ろが詰まった上体ではDFが下がって落ち着いてボールを貰うことはできないもの。ましてや、自陣低い位置でのパス交換など冷や冷やものだ(笑)


3.ジーコの仕事
ただ、大いなる矛盾があって、5-3-2というシステムは引いて守るためのシステムであって、ラインを高く保つためのシステムではない。常に高いラインを敷いていては、なんのために三都主と加地をDFラインに下げるかわからなくなる。両サイドMFまで下がって守備をするから5-3-2なのだから。結局、ジーコは初戦にどうのぞむつもりなのか。5-3-2で完全にひいて慎重に戦うなら、ポゼッションからの攻撃はある程度諦めなければならない。さすがに初戦の戦い方はトップダウンでジーコが指示するべきであって、ココをしっかりチームに還元してないんじゃないだろうか、と思う。


4.やっぱりジーコの矛盾。
一体どっちなんだと(笑)
引いて守ってカウンターなら、ラインは低くしなきゃ。
でも、それは今まで自身が行ってきたことを全否定することになるし、そこに日本サッカーの未来は無いと思う。オーストラリア相手にひいて多人数で守っていて、その先はどうするのか。我が日本代表守備陣の1vs1が脆弱なのは、きっと今後も大きく変わることがないだろう。では、今後もずっと世界と戦うときは常にカウンター狙いしかないのか。

今こそ、世界と対等に戦うために個々の勝負に出るときだったのではないんですか。そして、宮本というタレントは守備統率においては、我が国屈指の能力を持つ。それは絶対に揺るがないし、譲らない。彼は「ラインコントロール」のためにそのピッチに召喚しているのではないんですか。

極め細やかでデリケートなラインコントロールこそ、彼の天分。
彼は「高いラインを敷くためのタレント」のはずだ。
posted by 総さん−ソウサン− at 16:02| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月25日

ジーコの戦術論に未来はあるのか。

ジーコ監督明言「豪州戦は3バック」

オーストラリア相手に3バックとはまた大胆な・・・。
というか、3-5-2なら絶対に危ないし5-3-2は自分達を否定することから始まるシステム。
それでいいのですかジーコさん。

■3-5-2と4-2-3-1の長所短所
システム対システムで捉えたとき、これほど相性の悪いシステムも無い。
3-5-2にとって4-2-3-1とは天敵のようなもの。

サイドの攻防で完全に後手に回るから。
そして、3-5-2の構造的欠陥と思われる両ウィングバックの裏(3バックの両脇)ココを執拗に突こうというのが4-2-3-1のコンセプト。これほど恐ろしい話も無いでしょう・・・。

3-5-2も4-2-3-1も、どちらもサイドアタックを狙うシステム。
違いは、攻撃時のセンターと中盤の厚さ。
3-5-2はそこを欲張ったシステム。両サイドの比較的高い位置に人を配置しつつも、中央にも人を置きたいため、2トップ。そして、中盤を薄くするのも嫌なのでサイドの人材を中盤に配置したシステム。当然、そのしわ寄せはどこかに出るわけで、3-5-2の場合はそれがDFラインに顕著に出てしまうということだ。

一方4-2-3-1にはその様な不安はない。
4-2-3-1の弱点は3-5-2の真逆で、1トップのため攻撃時の中央の枚数の少なさと、両サイドが攻撃的に出た場合、中盤が薄くなるということ。

■3-5-2vs4-2-3-1
このシステムがぶつかればどういうことが起きるか。
4-2-3-1は中盤での攻防を出来る限り避け、
両サイドへピッチを広く使う戦略で敵陣を崩しにかかる。
もちろん3-5-2だって、サイドに張り出した選手がいるわけで
そこで衝突になるのだが、しかしこの勝負はすでに始まった時点でアンバランスな状態だ。
4-2-3-1のサイドハーフorウイングは背後にもう一人サイドバックがいるおかげで守備を気にする必要は無い。勇猛果敢に敵陣にチャレンジし、突破することこそが彼に課された命題。

そこへくると3-5-2のウイングバックには背後にも前方にも味方は常駐していない。基本的にサイドはこのウイングバック一人に任されているのだ。そのため3-5-2のアウトサイドには「敵サイドとの綱引きを有利に展開できる人材」が必要とされるが、仮にこのアウトサイドが敵4-2-3-1のウイングを凌駕する実力を持っていたとしても、そのウイングの後ろにもう一人サイドバックが控えている。これでは歯が立たない。そこでもたつけば、自チームは自分の背後を常に高い位置で虎視眈々と狙っている敵ウイングの餌食となってしまう。

3-5-2のウイングバックは常に後手を取らされるはめになる。
そして、同じ11人でサッカーをやっている以上、どこかの人数を削れば、別のどこかに人が余るはずなのだが、この余り方が良くない。3-5-2の3バックはスイーパー+2ストッパーの組み合わせで基本的に中央に位置しているが、ココで人が余る。敵4-2-3-1のFWは一人しかいないのだから、事実上「3対1」となる。これはいくらなんでも無駄に人員を割きすぎだろう。

・3-5-2vs4-2-3-1のまとめ
つまり、4-2-3-1は3-5-2の長所であるサイドアタック(サイドに張り出したウイングバック)と中央での守備(センタDFが3人)を無効にし、最大の弱点である「3バックの両脇」を執拗に狙えるシステムなのですね。

・日本の両サイド
このシステムを持って、サイド戦線の矢面に立たされるのがご存知、三都主と加地。
この状況で彼らが、特に加地が、あの絶好調時はバロンドール候補者の常連だったハリー・キューウェル(出場が微妙な様だが)を相手に有利な状況を作れるだろうか。不安で仕方が無い。

■3-5-2での対応策
無論、無いことは無い。
もはや定石となった対応策。
両ウイングバックを守備的な位置に下げて、スペースを埋めるという方法。これはつまり3-5-2→5-3-2とするということ。まず間違いなく、どんな相手でも守備の計算は立つだろう。そう簡単に失点はされない。ただ、このシステムは攻撃の威力が半減することに目をつぶらなければならない。

思い出して欲しい。
我らが日本代表がこの戦術を用いた時のことを。
フランスW杯本戦。
トルシエジャパン時代のスペイン戦(正確には5-4-1だが)。

「1vs1では敵を止めることが出来ない」
この5-3-2の戦術的論拠の第一歩は自分達の力を否定するところから始まっている。初出場だったフランスW杯は仕方あるまい。世界の舞台で本当に戦ったことがあるのは誰一人いなかったのだから。トルシエ時代は「フラット3」に「完全オートマチック攻撃」とその戦術の根本から「日本人は1vs1では歯が立たない」というものだった。

中田英はジーコジャパン発足当時こんなことを言っていた。
「組織として戦いそれに没頭するようでは2002より上へはいけないのではないか。今与えられたこの自由をもっと理解し各々が自分で考え戦っていけるようにならなければここから先の道へはいけないと思う」
我らが日本代表はその「無個性サッカー」からの脱却を図るためにこの4年間戦ってきたのではないのか。そのためにジーコはフィールドに立つ"息子達"に「自由」を与えてきたのではないのか。

それをこの大本番にきて、オーストラリア相手に自分達を否定し「3人のFWに対して5人で守る」という方法をとるのかジーコさん。この戦い方に、日本代表の未来はあるのだろうか。どうしても、時間を逆戻りしているようにしか見えない。

8年前とはあまりにも状況が違う。
4年前とも違う。
ヨーロッパに飛び出た猛者が何人もいる。
ドイツを舞台に戦っている男もいる。
ドイツは決して「未開の地」ではない。
全員が全員大活躍というわけではない。
しかし、それはオーストラリアも同じだろう。
キューウェルは怖い。ビドゥガも怖い。
しかしこちらにだって俊輔がいるじゃないか。小野がいるじゃないか。中田がいるじゃないか。ビドゥガを相手に3人で挑まなければならないほど、海外行きを断ってまでW杯に臨む男を信じられないのか。

相手はブラジルじゃない。
オーストラリアなんだ。W杯の成績だって芳しくない。
事実上初出場に近いようなもんだ。
そして、オーストラリアは今大会以降、同じアジアの枠を競う相手となる。
そのような相手に、なぜそんな臆病な戦術を取るんだジーコよ。

攻撃に出たとき、少なくとも守備が頭にある三都主の出足はまず遅れるだろう。基本的に両サイドが引いていることを考えれば、攻撃は自ずとトップ下とFWの3人で守備後の第一陣を繰り出すこととなる。中村俊輔はロナウジーニョではない。動き回り、周りにいくつものパスコースを用意しながら、局面局面で魔法を繰り出し、敵陣にギャップを生み出す。5-3-2では、まず間違いなくフランスW杯の中田の様に、ピッチに立つ大半の時間を「孤立」して戦うことになるだろう。

大きな大きな大会の初戦。
慎重に行きたい気持ちは良くわかる。
5-3-2という選択もわからないでもない。
現代表が「負けない戦い」をしようと思ったらその結論になるのも理解できる。

しかし、現代表が「本来の自分達の姿」を見せてくれたその多くは4-4-2だった。現代表が「3バックの方が理解度が高い」なら、だったらなぜ、なぜ今の今まで4バックを試してこなかった。敵国を想定したキリンカップでどうして試してこなかった。もしキリンカップから試していれば本番までに4試合もあった。

あなたの戦術に、我ら代表の未来はあるのですか?
posted by 総さん−ソウサン− at 17:09| ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

中田システムじゃないよそれ。

http://www.nikkansports.com/soccer/japan/p-sc-tp2-20060523-35632.html

 ぽっかりと空いたスペースを高校生に狙われた。前半35分、中田英が攻め上がった裏のスペースを突かれた。トップ下の中村が必死で相手のドリブルに追いすがる。6本のパスをつながれてボールは左から右へ。最後は中央からミドルシュートを打たれた。大きく枠を外れたが、相手が初戦のオーストラリアなら背筋が凍ってもおかしくないシーン。DF宮本も「レベルの高い相手とやる本番では誰がいくのか徹底しないと危険」と気を引き締めた。

 湯本高の櫛田正則監督(48)にも、攻略の糸口と見抜かれていた。「中田選手が上がって何度もスペースができていた。ボールを奪うことができなかったが、そこをつくチャンスはあった」。高校生が完全攻略することはできなかったが、このままでは日本にとって危険地域になる。

 中田英のアグレッシブな姿勢が、守備のバランスを崩すことにつながる可能性はある。前日21日の戦術練習でも宮本が「ヒデ、あまり出て行かないように」と注文。そしてこの日の初の実戦で、課題が浮き彫りになった。宮本は「ボールの動きをどう制限するか。DFラインとしてボランチに要求しない時は『そこにいてくれ』ということ。でもボランチ側はそういう時も声を掛けてくれと言っていた」。細心の注意を払い、何度でも修正を重ねる覚悟を見せた。

 攻撃面で中田英が攻め上がる効果は高い。この日も常に前線に顔を出して、MF中村のスルーパスから1得点。逆に中村に1アシストも記録して「ナカナカ」コンビは良好だった。ただ、中村が「少しヒデさん(中田英)との距離が近すぎた」というほど、ボランチとしてはかなり高い位置でプレーしていたのも事実だ。

 その動きが「両刃(もろは)の剣」になりかねない中田英だが「練習の疲れが残っていて、体が重い部分があった。その中でも声を出して修正していくことはやっている」と前を向く。チームの雰囲気も「いいですよ。3週間あるし、今から気を張りつめても、持たないから」とも言った。まずは攻め上がる中田英の主張と、バランスを取る守備陣の主張を一致させることが必要。高校生にも見えた「穴」を修正する時間は残されている。【益田一弘】


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わかってないなぁ。
システムの欠陥じゃないでしょこれは。
要は、どの場面で使うのかということ。

劣勢の状況で前がかりにならなければならない時、この中田の行動は正解。多少スペースをあけてリスクを負ってでも前に出なければならないのだから。

序盤で試合を組み立てなければならないときには、この行動自体はOKだが、カバーリング役を決めなければならない。トップ下の俊輔か左の三都主でしょう。俊輔とはカバーリングではなくてポジションチェンジだけど。

この中田の行動を「暴走」とする人がいたけど、それも違う。
この行動は必要ですよ。なぜなら、中村俊輔はロナウジーニョでもジダンでもトッティでもないから。トップ下にドシッと構えて生きる選手じゃない(それをやるならまだフィジカルに秀でた中田英の方が適任)。左に右に後ろにうまく動いてそこで技術を発揮するタイプの選手。ポジションチェンジが無いと前に蓋ができてしまう。必然的にボランチとの阿吽の呼吸のポジションチェンジが必要。

だから、危ないのはこれが試合を組み立てる際に使うというのであればその約束事が確立されていないこと。その約束事は「中田英と俊輔の入れかえ」であり当人同志からすれば「アイツがあがったら俺が下がる」というだけなので、実はそんなに難しいことじゃない。3週間毎日一緒にいるわけだから、これから充分に連携は確立できるはず。

問題はその先。
3-5-2のボランチとトップ下のポジションチェンジって、もうセオリー。セオリーになるにはそれなりに理由がある。楽チンなんですよ。そんなにリスクもない。相手も充分に対応してくるだろうし、その上攻撃の枚数が変わったわけでもない。これで相手に脅威を与える攻撃が展開できるのだろうか?上記の文中でも脅威を与えたのは「中田英+中村」であって、単体ではないし。

「中田英+中村」を可能にするには、俊輔以外の誰かがカバーリングをするしかない。中田が左ボランチなら三都主、右なら加地。左はこの上なく厳しい(笑)彼も攻撃のタレントなのだから。三都主も攻撃的にして福西と加地をスライドさせるという手もある(これはトルシエの戦術ね)けど、加地は中で守備の立つタイプではない(故にトルシエはスタメンに市川ではなく明神や酒井を好んだわけで)。

この矛盾をどうにかして欲しいですね。
中田がどうのこうのではなくてね。
「中田+中村」を実現させるのか、否か。
させたいなら、それなりの人選をしなきゃいけない。
させないなら、それでどうやって敵陣を崩すのか。

・・・・。
でもなぁ。
もしね?そうやってポジションチェンジによって攻撃の威力を増したいなら、やっぱり4-4-2だと思うのですが・・・。3-5-2の第二ボランチと4-4-2の第二ボランチってだいぶ役割ちがうのでね。4-4-2なら二列目は二人いるので頻繁にポジションチェンジが行えるしバリエーションも増える。まあ、それが出来なきゃ4-4-2の意味がないんですけどね。高い連携も必要だし。

にしてもジーコは本当にオーストラリア相手に3-5-2で挑むつもりだろうか。3トップのオーストラリアにそれは自殺行為に近いと思うんだが・・・。


あ、それと。
この記事は守備の話と攻撃の話を混同しているよ。

A.宮本「ボールの動きをどう制限するか。DFラインとしてボランチに要求しない時は『そこにいてくれ』ということ。でもボランチ側はそういう時も声を掛けてくれと言っていた」

B.中田英が攻め上がった裏のスペースを突かれた。
湯本高の櫛田正則監督「中田選手が上がって何度もスペースができていた。ボールを奪うことができなかったが、そこをつくチャンスはあった」


このAとBは全然別の話でしょう。
Aはプレスのかけ方。ボール主体でボールサイドの方へチャレンジに行くか、DFライン前のスペースを埋めるのか。この判断についてDFラインから要求するのであれば、どちらであっても声を出して欲しいということ。

Bは攻撃の時の話。
文字通り中田が攻撃の局面で飛び出た後のことですね。

宮本「ヒデ、あまり出て行かないように」

これはどっちにも当てはまりますね。
"でも戦術練習をしている時"とのことなので、たぶん守備の話(A)でしょう。だって、攻撃の話のときには宮本と中田は別のグループで練習するはずだし(笑)だから、「中田が前がかりに成りすぎる」ということに対する注文ではないと思います。

それぐらい、プロの記者なら見抜いて欲しいな。
posted by 総さん−ソウサン− at 14:11| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月19日

薄情じゃなかった白状します-ああロナウジーニョ-

結局昨日のCL決勝は見れなかったのです・・・・。
さすがに社会人就寝から3時間では起きられませんでした。
目覚ましをセットしていたのですが、
携帯がなぜか布団にもぐっていて、目覚ましは子守唄になっていました。
起きたら7時でした・・・・orz

「粉雪」を子守唄にってもう絶対僕にしかできねえな。
posted by 総さん−ソウサン− at 09:44| ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

まだ間に合う、松井をドイツに連れて行け。

「まだ間に合う。小野をソウルへ連れて行け」

どん底だった97年フランスW杯予選。
負ければ本当に後がなくなるソウルでの韓日戦を目前にした10月に、
静岡国体決勝に出た小野が見せたスーパープレーを見た
サッカー関係者や記者が発した合言葉。
日に日に、松井がメンバにいないことの寂しさを感じている今日この頃。

この一年でこんなぶっとんだプレーを見せた奴が日本にいたか?
http://omomani.blog53.fc2.com/blog-entry-831.html


もったいない。
ブツブツブツ(笑)
まあ、まだ日本代表もドイツに行ってないけどね(笑)
posted by 総さん−ソウサン− at 17:34| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月15日

W杯日本代表23人決定。-久保より松井-

言葉が出ないとはまさしくこのことだ・・・。
本当に驚かされた。正直4年前の秋田より驚いた。
(まあ4年前は我が教祖様の落選のことで頭がいっぱいだったけど)

何より驚いたのは久保の落選。
何よりショックなのは松井の落選。
何より残念なのは久保が間に合わなかったこと。

■久保の落選
まあ、仕方ない。
というか、実は僕は彼は選ばれるものと思っていたので
「本当に久保を連れて行っていいのだろうか」
という記事を書くつもりでした。
必要なくなるとは夢にも思わなかったが、異論は無いというのもまたホンネ。
以前から書いている通り(久保復帰天皇杯ベガルタ戦)久保のポテンシャルを疑うことはない。もしポテンシャル通りの力を発揮したら、世界に最も近いのはこの男だろう。ただ、今現在の調子では疑問符をつけざるを得ない。点は取っているがほとんど格下ばかりだし「らしいゴール」ではない。

柳沢も怪我あけでまだ実践復帰をしていない状態で、コンディション不安定な久保も連れて行くのはあまりにもリスキーだと思う。5人中2人が使えなくなるかもしれないんだから。どちらにせよ、どちらか一人が限界じゃないだろうか。そしてタイプは違えど「怪我からの復帰」という目線で両者を選択した場合、帰国直後絶好調で「成長の証」を披露した柳沢と、「12月から復帰して調整しているはず」の久保とでは、やはり柳沢にならざるを得ないと思う。5ヶ月かけてコンディション改善を待っても戻っていないものが、あと1ヶ月で戻るとは思えない。だから、もし柳沢が怪我もなく計算できる状態にあれば、久保の落選はなかったのではないだろうかと思う。

結局、この一言ですね。
「間に合わなかった」
本当に残念。独力突破の可能性を持った我が国唯一の「獣」だったのに。


■松井の落選
実は松井の落選の方がショック。
信じられない。
日本代表において、唯一のジョーカーだったのに。
しかもずっと好調を維持し続けている。
田中達もいない。大久保もいない。
悪い流れになった時、誰がリズムを変えてくれるのか。

小野、中田、小笠原はあくまで「スタメン型」の選手であり、
序盤の綱引きでゲームを左右する選手。
中村俊輔がベンチに入ればジョーカーに成りえただろう。
ただ、俊輔をベンチにおける選手層は無い。
いまや代えのきかない「10番」だ。

また代表中盤において。いや、日本サッカー界において
数多くの「ファンタジスタ」がその大小に違いはあれど生まれてきている。
が、皆が図ったかのように「パッサー型」だ。基本的にフィジカルの弱い日本人は、精密な技術を持って対抗するのが常であり、パッサー型が多いのは当然といえば当然の成り行き。
その中にあって松井は敏捷性、即効性、突破力に優れた希少な存在である「アタッカー型」。本山がトップパフォーマンスを取り戻さない限り、松井は前園を失った日本サッカー界において唯一無二の存在だろう。

■松井を使う局面
中村・中田・小笠原・小野がいれば必要ないと捉えたのだろうな。
ううん・・・。
それを言うならレジスタの方が確実に溢れすぎていると思うのだが・・・。
中盤の構成を4枚で考えた場合、福西が"守備的MF"に入るのはもう鉄板だろう。バックアップの稲本も同様。片割れに入る第2ボランチ・レジスタは小野・中田・小笠原・遠藤。ジーコは小笠原をココでの起用は考えていないだろうが、このポジションと2列目の一枚はセットで考えるべき。

そうすると2つのポジションに4人いるわけで、まあ数字としては多くはないのだが、問題なのは序列。ボスニア戦の序列が最新のものとして考えると下記のようになる。

 第2ボランチ   2列目の一枚
  中田英      小笠原
  小野       中田英
  遠藤       小野
  (小笠原)    遠藤
  (中田浩二)

2つのポジションに4人なのだから
「1つのポジションに2人」という計算が成り立つのだけども
問題はサブの扱いが「2人中2位」ではないこと。
二つのポジションを総合的に判断すれば遠藤は「4人中4位」であり、スタメン奪取のためには、最低でも二人追い越さなければならない。しかも、その相手が中田英と小野ときたもんだ。遠藤に出場のチャンスがあるとは到底思えない・・・。無論、彼は途中出場で流れを劇的に変える可能性を持った選手ではない。上記の二人が万に一つ同時に怪我や累積警告で出場できなかったとしても、いざとなれば稲本も小笠原も中田浩もいるじゃないか。

加えて、グループリーグ3戦全てにおいて、得失点差や勝ち点勘定で日本が攻撃に出なければならなかったり、劣勢の中流れを変えなければならない局面はあって当たり前であり、そんな局面に遭遇しないことは万に一つも無いと考えられる現状で、誰よりも松井の力が必要だったのではないのか。大黒・玉田・柳沢にもその力(流れを変える力)は備わっているかもしれないが、誰もが点取り屋が本職であり局面突破の期待を持てる選手ではない。

繰り返すが、この任務において松井は日本の唯一無二の存在だったはずだ。
コンディションの間に合わなかった久保は、結局の所「本番でのミラクル」を捨てるという判断なので、ある意味では妥当な判断とも言える(ミラクル無しで勝てるのかどうかはともかく)。

松井は違う。
昨年から好調を維持し続け、リーグ1昇格に導き、昇格初年度もル・マンは上々の成績を残した。その立役者は紛れも無く松井であるし、フランスで称えられるほどのスーパープレーを幾度と無く披露してきた。また、日本代表に招集された際にもどれも良いプレーを見せている。ゴールも残している。リーグ1がセリエやリーガ、プレミアに劣るのは認める。しかし、中田英も高原も稲本も大黒も中田浩もクラブの中心ではなく、コンスタントに試合に出ていないのだ。「計算が立つ」という意味では松井に軍配があがるはず。

なぜ、松井を連れて行かないんだジーコ。
松井は"ただのテクニシャン"ではないんだぞジーコ。
posted by 総さん−ソウサン− at 17:30| ☁| Comment(3) | TrackBack(3) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月11日

小野がブルガリア戦で??

あれ?
http://germany2006.nikkansports.com/paper/p-sc-tp4-20060511-0006.html

MF小野が、2種類のシステムの併用に自信を深めた。前日のブルガリア戦では、1点を追う後半16分から出場し、左サイドハーフで数々の好機を演出。3バックから4バックに移行した終盤は、ボランチで守備とパスの中継点として機能した。「どちらでも違和感なくやれた。あの時間帯でピッチに入ったことでいい面を出せた」と劣勢での途中出場が、自身の適応力を高めたと振り返った。

んんんん?左サイドハーフ?

スタメン。

   玉田  巻

     遠藤
村井       加地
   阿部 福西

  中澤 宮本 田中


ここから、村井の怪我で三都主がでて、
その後小野と小笠原がIN。
福西と田中がOUTだったよねえ。

ってことは、その時から思っていたんだけど、
小野が出た時点で4バックのはずだけどねぇ。
左サイドハーフなんかやってないんじゃないだろうか。

阿部がDFにおりて・・・・もダメだ。
そうしたら小野はボランチかトップ下になるはずだし。

不思議。
posted by 総さん−ソウサン− at 14:51| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月10日

3-5-2と4-4-2−日本代表vsブルガリア代表−

なんというかまあ、グダグダでしたね。
国内組で組むといつもこう。
むしろ国内組で3-5-2だともうこういう試合以外はありえない(笑)

前々からずっと言ってますが、3-5-2は日本と同等以上の実力を持った相手には通じないですよと。ポジションチェンジがしにくいシステムだから、流動的な流れるような攻撃が出来ない。単純に言えば、パスコースはほぼお決まりの所しかない。

3-5-2が機能するための要素
1.基本的に個々の能力で相手に勝っていること
2.絶対的なファンタジスタがいること

1.基本的に個々の能力で相手に勝っていること
だから、アジア相手には美しくないけど勝利は出来るのですよ。
「4-4-2の方が中盤に人が多いから4-4-2の方がプレスがかかる」っていう頭の悪い持論を展開している人を見たけど(その人はどんな結果だろうと「課題はすべて4バックではなかったこと」に起因させ、良かった点は全て「4バックだったから」とする盲目的な人w)、3-5-2が世界の潮流として流行ったときに謳われたセリフも全く同じだったよ、と(笑)まあ3-5-2ですからね。


・3-5-2の長所と短所
システムってもんは戦術に合わせて人を配置するツールであって、絶対的なものは存在しない。なわけで、それぞれに長所短所はあるわけですやね。3-5-2の長所は間違っても"中盤で"プレスがかからないことではない。中盤のサイドに常に一人いるのだから、実質的には中盤だけに話をとどめるならむしろプレスはかけやすい(だからトルシエはこのシステムを好んだわけで)。ついでにいうとセンターバックが3人いるから逆サイドも必要以上に絞る必要が無く、サイドチェンジされたときもプレスはおのずとかけやすい。

3-5-2の弱点は言わずもがな、ウイングバックの背後のスペース。3DFの両脇。ここにどうしてもぽっかりとスペースがあいてしまい、そこを執拗につかれると3DFの一角がサイドにつり出され、バランスが崩れてしまう。

3-5-2の長所は、高度な連携を必要としないこと。ポジションチェンジをしないということは、ポジションの受け渡しが減り、バランスを崩すリスクが減る。そして、もう一つの長所がサイドアタック。常に、中盤の外にサイドに張り出した状態で1人いるため、左から右、右から左へという繋ぎやサイドチェンジの攻撃が行いやすい(左でつくり、右で突破みたいな)。サイドの攻防に神経を注いだシステムでありつつ、中央の枚数も減らしたくは無いという贅沢な注文のもと生み出されたのが3-5-2であり、そのためサイドに張り出した選手が中盤に二人いるにも関わらず2トップ。これが3-5-2の魅力。サイドを攻略して中へクロスをあげると、2トップ+トップ下に時折ボランチの片割れも加わって、4人いることすらあるし、少なくとも2〜3人は常にいる。これが1トップだと1〜2人でボランチがきて3人。全く話が変わってくる。

ちなみに4-3-3や4-5-1(4-2-3-1や4-1-4-1)の弱点はこの攻撃のセンターの少なさにある。サイドを突破しても中が薄いので、相当強力な1トップとトップ下の得点力が必要となる。そのかわり、守備ラインのサイドの人数が確保できる。

話を戻すが上記3-5-2の長所を活かし、機能させるには、DF以外の各ポジションで1vs1に勝つか引き分け以上に持ち込める個々の能力を身に着けることが必要となる。なぜなら中盤と並行にサイドの選手を常に置いておけるといっても、そもそも高い位置でボールを奪えなければ意味が無いから。中盤に人数を裂いているのだから、中盤のボール奪取能力が著しく無いとボールが奪えず、結局後方まで下がることになり3-5-2の利点は消え5-3-2となってしまう。ボールをとるためには、ボール奪取能力。だから個人守備力が無いと、うまくいかない。

また、サイドのタレントも重要。基本的にサイドを一人で受け持つ両サイドのウイングバックは、背後のスペースの恐怖と前方のスペースへのチャレンジの葛藤となる。その葛藤のバランスを大きく左右するのが個人能力(打開力含む)であり、攻守に渡って先手をとれる能力があることが理想。サイドの攻防の綱引きですね。この綱引きにおいて、サイドの攻防を完全に敗北を喫し後手になるとはっきり言って上記と同じように3-5-2の利点はかき消され、5-3-2となってしまう(フランスW杯はまさしくそれ)。せめて五分五分ぐらいでないとこのシステムを使う意味がなくなってしまう。

と、いうわけで、3-5-2というシステムは中盤より前の選手が相手より個人能力で勝っていないと機能しない。だから、アジアカップでは勝てたわけで。ワールドカップに出るような強豪国相手には我が日本の戦力では脆弱すぎる。また、もしそれでも3-5-2というシステムを機能させるとするなら、中盤での個人勝負における勝利を一切放棄した、システマチックに動き回って敵を翻弄し続ける方法をとるしかない(これがトルシエの戦術)。ただ、今もってこの方向へ逃げるのは日本サッカーの発展に繋がらないだろう。


2.絶対的なファンタジスタがいること
上記において「個人能力が相手より同等以上でなければ3-5-2は機能しない」という前提条件の裏回避方法として「中盤での個人勝負における勝利を一切放棄」としたけれども、どちらにせよトップ下に強力な個性を持った選手が必要不可欠(だからトルシエは最後まで中田英を外せなかった)。守備から攻撃への線を考えると2列目が一人のため、どうしてもそこに線が集中してしまう。FWとの連携やラストパスにゲームの組み立てと、攻撃のタスクが異常に多い。しかしここからが矛盾で、敵だってバカではないので、そこを集中的に狙ってくる。つまり、このトップ下のポジションには過度ともとれるプレスをいなすフィジカルなり、高いテクニックなりを持ち合わせていないと、即座に潰されてしまい攻撃にならない。攻撃にならないということはすなわち守備の時間が増え、「高い位置でボールキープ」というこのシステムの大前提を実行できなくなる。

ということなので、このトップ下にはある意味でスーパースターが必要で現在の日本で世界と対等に渡り合えるためには、このポジションが本当の意味で務まるのは中村俊輔のみではないかと思う。


■ブルガリア戦の3-5-2
というわけで、昨日の話。
やっぱり国内組で3-5-2で組むと、個人能力はどうしても海外組に見劣りするしトップ下俊輔もいない。ブルガリアがそこまでガツガツこなかったのもあって、なんとかなっているけど、ワールドカップでこの試合をしていたらどこ相手にも勝てないと僕は思う。

ただ、それでも「3-5-2の最低限の出来」である「サイドからのクロスの連発」はある程度出来ていたわけで、またそのおかげでコーナーキックも多く、サイドのクロス、コーナーからのクロスに合わせるシーンは多かった。3-5-2で最低限の結果を求めるには充分な動きは出ていたといえる(逆に言うとあのメンバで3-5-2を組んだらあれが限界)。つまり、昨日の勝敗は何本ものクロスに合わせた時に、(特に)ヘディングを外しまくっていることにつきる。中澤に巻に遠藤に、あれを決められないと、最低限の結果すらついてこない。あれだけクロスにあわせたなら、マークがついていようが一本は決めないと無理無理。

■3-5-2でいいのか?
結局、昨日でもいつの試合でも同じように、中盤の個人能力(1vs1)、サイドのタレントに強大な力があるわけではない我が日本において3-5-2を選択すれば自ずと攻撃は左へ右へと繋いで隙をうかがい、クロスをあげてそれを競り勝つしか方法が無くなる。これで勝てるのはアジアだけじゃないかな。世界相手にこれで勝てるとは思えない。

ワールドカップで"好成績"をおさめるためには、やはり4-4-2じゃないかと思うわけ。それも、中盤がスクランブルに動いて高い連携を維持できるような動き。つまるところ、コンフェデ2005の日本。あれが出ないと世界で対等には戦えないと思う。

フィジカルに乏しい日本人なので単純にその場その場で1vs1を挑むのではなく、俊敏性、組織力、そして高い技術を利用して、中盤がスクランブルに動き、1タッチ2タッチで攻撃を組み立て、スペースのあるところで良い形でボールをキープした所から個人勝負に入る。そのためには3-5-2ではそれに適さないし、2トップでないと前線で渡り合えない。なので4-4-2。そして、必要とされるのがポジションチェンジとカバーリングの連続を可能にする高い連携と、ボールを止める・蹴るという基礎技術の高さ。

■4-4-2において必要とされる人材
まあ、上記「中盤がスクランブルに動き、1タッチ2タッチで攻撃を組み立て、スペースのあるところで良い形でボールをキープした所から個人勝負に入る」が出来る人材が必要なのは当たり前なのだがw、それは中村俊輔を筆頭に、中田英、小野、小笠原、松井がいるので。

4-4-2というシステムは3-5-2や4-3-3と比べるとバランスよく人を配置するシステムなので、速攻や遅攻、サイド、中央全てにおいてそれなりに対応できる。なので、3-5-2のように「常に中盤を制圧できていなければ機能しない」ということではないが、まあ当たり前にボールが奪えないと困る(笑)ので、やはり一人ボール奪取能力に長けた人が欲しいなあと思う。現状で言えば1番手は福西、2番手・稲本となり稲本の調子があがればその序列が変わる可能性もあるが、やはりこの二人はどちらかにとどめぜひとも今野を呼んで欲しかった。二人よりもファイティングスピリットに長け、自己犠牲、体を張った守備、執拗なボールへのプレスには目を見張るものがある。一言で言えばタフ。実はパスセンスもそこそこあるし。

時すでに遅しだけど。
posted by 総さん−ソウサン− at 12:50| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月05日

フットサル日本代表vsブラジル代表。

去る(サルだけに)5月5日。
国立代々木体育館にて観戦してまいりました。

フットサル観戦て初めて。ビデオとかでは見たことあったけど。
以前にフットサル全国選手権も観にいくチャンスもあったんだけど
某関東リーガを目指す男に「オマイが出るまで漏れは関東リーグ観にいかない!」と豪語したので、控えたのです(笑)全国選手権観にいったら同じチーム出ちゃうからね。

というわけで、初観戦。
ふむふむという感じ。

おk。



コートに立っているヤシらがとんでもなく上手いことだけは良くわかった


冗談はさておき、ほんとメチャクチャ上手い・・・。
皆足にボールが糸かなにかでくっつけてあるみたい。
しかもはええし。すげーすげーの連発。

戦評はというと、ブラジル強すぎ。
動きが斬新だったとか、徹底してたとかそういうことはなかった。
運動量も決して多くなかったし。ただ、僕が見た感想はもう「こりゃ手も足もでんわい」。観戦してもっとも強く思ったことは「結局サッカーだろうがフットサルだろうが基本は1vs1の積み重ねなんだな」ということ。

マスコミの評価も、選手のコメントも「チャンスをちゃんと決めていれば」と言っていたけど、それもどうなんだろ。確かに序盤はチャンスがあった。決定的シーンをいくつか外している。でも、それを言うならブラジルの方が圧倒的に外しまくっていたり、GKのナイスセーブに阻まれていたシーンが多かった。日本のチャンスというシーンもどれもほとんどがブラジルの横パスミスをかっさらってゴールへ一直線ていう感じ。ブラジルのそれ(日本のパスミス)はもっと多かったけど。

1vs1のレベルが圧倒的に違いすぎる。
以前に見たサッカー日本代表vsドイツ代表みたいだった。
象徴的なのが、ブラジルの選手はボールをキープした時に、ピタっと止まって様子を伺える。日本選手は抜かれるのが怖くて飛び込めないから、時が止まったかのようにボールを止めて、ボールを持っている側なのにプレッシャーをかけられる。あれがテクニシャンの威圧感というものなのだろう(ストイコビッチがこういうの凄かったな)。日本の選手にはあれは出来なかった。止まればプレスが来て、それに負けてボールを失ってしまうから。

世の中戦術戦術、組織組織というがその組織の基本を作り上げるのは個々の能力。その足し算引き算の組み合わせが戦術。例えば、草サッカーチームにネスタとカンナバーロがいたら、たぶん2バックでも持ってしまうでしょう。そして、そこで圧倒的に勝てるから、攻撃に人数を裂ける。例えば、最前線に久保がいたら、攻撃の人数を多少削っても攻撃は成り立つ。そういうもの。どんな組織や戦術も「個の戦力の計算」が出来て初めて成り立つ。

ブラジルと日本には圧倒的な個人能力の差があるように僕には見えました。
攻撃にしても、守備にしてもやろうとしていることはあまり変わらない。後ろでまわして、絶えずポジションチェンジを繰り返す中で前列にクサビを当てて、そこから展開する。

しかし、ブラジルの選手は日本のプレスを簡単にいなしてしまう。前列に当てたときは物凄く顕著で、ブラジルの選手は前列でボールを貰っても、怯まずに球をコネながら前方へ向けてしまう。自分より並行以上のラインにボールを運べるのに比べて、日本の選手は前列が貰っても前を向けずに落とすだけになってしまっていた。これでは、後方の選手はうまくボールをもらえない。逆に言うとブラジルの選手は高い位置でボールをもらえる。スピードとテクニックが高いから、ボールを自分のものにするのも早い。だから、キープ力が高い。

プレスにしても同じ事が言えて、ブラジルの選手の方が圧倒的に球際に強い。だから、ブラジルのプレスが非常によくかかり、日本の選手があっぷあっぷしている様に映ったけれど、あれはどちらかというとプレス戦術のウマさと言うより個人個人のボール奪取能力の高さと言ったほうが適切かなと思う。

個々の能力に差がありすぎた。
あれは戦術以前の問題だと思う。
サッカーは広いので弱者の人海戦術が有効かもしれないが、あの狭く人数の少ないフットサルでは、人海戦術では太刀打ちできないと思う。たとえ、日本の選手があの1.5倍走っても、結果はそう変わらなかったと思う。走って時間と空間を生み出すにはスペースが足り無すぎる。

特徴的だったのは、両者のプレーの癖。
もう見たまんまの根拠のない感想だけども、サッカーをやらせたらもっと差がつきそうな気がした。ブラジル人の癖は、なんだかサッカーぽくて、テクニックにしてもシュートフォームにしても、サッカーやらせてもキレイに出来そうだった。そこへくると日本の選手はどちらかというと「フットサル独特のテクニシャン」という感じ(まあ、底辺から見れば日本代表選手もサッカーやらせたらめちゃくちゃうまいだろうけど)。


「これ、まともにやったら勝てるわけ無いなぁ」


木暮。
上手かったなぁ。
ブラジルとの1vs1で他の日本選手と比べるとかなり勝負できていたと思う。ただ、後ろで同じくらい勝負できる人がいないと、彼はどうしても下がってきちゃうなあと思った。

いや、でも日本代表もみんなメチャクチャうまかったですけどね。
posted by 総さん−ソウサン− at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月16日

球蹴りをもっと楽しめ僕のバカタレ。

時期的なものと、職場に新人が入ったため激務だった仕事が多少緩和され、おかげで最近は転職により参加率低下で迷惑をかけまくっていた球蹴り(サッカー&フットサル)チームへの参加がなんとかあがってきている。

がしかし、プレーコンテンツはまだまだまだあがらない。
深夜帰宅による乱れた食生活のおかげで腐りきった体は、筋トレを日々こなすことにより徐々に改善されてきて、ちょっと踏ん張るだけでゼーハー言っていた体はまあ少しは良くなったのだけど、それ以外がダメダメ。

例えば、ボールを持ったときにパスやボールの乱れというもの自体は一時期より減ってきた。筋持久力がおいつかず、ボールを持ったときに体がすでにオーバーヒート状態でシュートもパスもおぼつかなく、ミスになっていたものはやっとこ減ってきた。でも、ボールを持ったときの判断が全く弱っている。

ボールを持つと、すぐに(ひどい時は慌てて)パスを選択してしまう。
チームが連動し、素早くパスをまわし時間をかけないために、と組織への意識が強いからこそなのだが、どうもそれが強すぎる。どちらかというと「組織をつくりあげるために、まわりに迷惑をかけないように早く判断をしてパスをしよう」という風に組織への依存という方が適切かもしれない。

球蹴りの基本は1対1。
組織だろうが個人だろうが、その基本を忘れてしまっては良いプレーは出来ない。ともかく、ボールを持った僕には「目の前の敵をなんとかしてやろう」という球蹴りの基本中の基本を忘れていて、味方の1対1勝負に甘えて逃げている。だめだこりゃあと(笑)どんなに組織に貢献しようが、走り回ろうが局面局面で1対1に完敗(というか出場放棄の不戦敗)をしていたら、結局はチームに貢献できないわけで。

なんでそうなるかというと、理由は至極単純で怠けきった自分の実力に自信がまるでないから。高校時代の僕が今の僕を見たらぶっとばされるだろうな(笑)だから、個人ではなく組織へ逃げる。組織へ逃げたところで、そんな奴はチームの戦力にはなれない。

トレーニングをしなきゃだめですね。
パスやシュートのボールコントロールはともかく、球をこねたりフェイントを入れたりというテクニックは確実に衰えている(フィジカルコンディションは言わずもがな)。気がついてみたらリフティングもだいぶヘッタクソになってるし(ちょっと継続的にやると気がついた時にはだいぶ思い出してきてたりするから不思議なものだがwボールは触らないとダメね)。

ただ、それだけじゃなくて意識の問題もあり。
僕はそもそもスピードやフィジカルで人様に勝てるようなものは無いし、もともとドリブル突破をして局面打開をするタイプでもない。そんなことできたらとっくにFWをやっている(笑)けれど、ちゃんと真面目に球蹴りをしていた頃は、もっと球コネも遊んでやっていたし、何より楽しくやっていたのに、完全にそれを忘れてしまっている。中田英と同じだな(笑)

トレーニングと同時に、もう少し楽しんで球蹴りをしようぜと自分に言い聞かせてみた次第。

そんなことも忘れていたバカタレな僕なので。
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2006年04月12日

中田英寿の憂鬱。

中田英寿の調子が皮肉にも"また"上がらない。
ただ、いい加減認めるべきなのだと思う。
これだけのクラブを渡り歩いて、そこそこのチャンスを貰ってもなお継続的に試合に出ることは出来ないのだから「中田英寿」というサッカー選手は欧州では「能力が低い」と認識されていることを。

実際、今の中田を見ていても僕個人としては欧州のトップレベルで活躍できる資質のある選手には見えない。大好きな選手の一人なんだけど、どうしでも今のプレーコンテンツではそういう判断になってしまう。僕の敬愛する武藤様は「代表では素晴らしい活躍」と言っていたけれども、僕はそうは思えない。

いや、今日の代表において中田は実績も結果も残してきて、貢献してきたと思う。がしかし、そのプレー自体が欧州のトップレベルかというと、僕の目にはNOだ。誤解を恐れずに表現するなら、中村俊輔、松井、小野の方が実能力としては上ではないかとすら思えてしまう。

僕は中田をこよなく愛しているし、有能な人材であり素晴らしいサッカー選手だと思う。彼を否定したいわけではない。が、どうにも彼の能力が全盛期に比べ落ちている気がするのだ。肉体的衰えにはまだまだ早すぎる年齢にも関わらず。

まるで偉大なディエゴの話をしている錯覚に陥りそうだが、中田の全盛期を語るならフランスW杯前後ということになる(と、僕は思っている)。今の中田と何が違うか。当時とは評価のされ方が全く違う。評価される部分が全く違う。今も、評価される部分の中に全盛期の部分も含まれ、尚且つ別の部分で評価をされているのであれば、それは単純に選手の成長によるもので問題は無い。しかし、今と全盛期での評価のされ方は全く異質なもので、これは「成長」ではなく「変化」に限定されるものだと思う。

結論から言う。
全盛期の中田と今の中田の評価部分の違いは一言。

"ファンタジスタ"
この適正があるかどうか。
柔らかいタッチで敵を翻弄し、一撃必殺のスルーパスという武器を持って敵に
絶望を与え、時にミラクルなシュートを放ち試合を支配する限られた才能を持つプレーヤー。少なくとも、フランスW杯前後の中田は紛れも無く"ファンタジスタ"だった。今の中田には微塵も感じられない。ここ4年ほど、彼のキラーパス、ファンタジー性に歓喜した記憶があるだろうか?僕には無い。

前述の通り、中田の貢献度を疑うものではない。
冷静な戦況判断。強固な意志。プレッシャーのかかる局面での強さ。エネルギッシュに動く運動量。中田は大いに我らが代表に貢献してきた。しかし、彼に与えられる賛辞や評価の多くが「経験」や「精神面の強さ」「守備への貢献」と以前の持っていた能力とは全く別物であることが多くなったのは僕の気のせいだろうか。


問題は何か。
僕の勝手な推測であるが、その原因は肉体強化にあると思う。
ご存知の通り中田は強靭な肉体を弛まぬ努力により手に入れた。
しかし、手に入れすぎたのではないかと思う。

体が硬い。
動きが鈍い。
そして、テクニックが減退している。
フランスW杯やペルージャ初期のビデオと、今の中田のビデオを見比べればその差は歴然としている。今の中田のプレーはお世辞にも「柔らかいタッチ」とは言えない。ドリブルをさせても軌道が乱れていたり、トラップも浮くことがある。以前の中田には考えられなかった。そもそも"ファンタジスタ"と呼ばれる選手がそんなことがあるはずがない。

90年代後半の中田は、本当に単純に上手かった。
今の小野や中村ほどではないにせよ、高い基礎技術を持っていたと思う。単純に小野や中村のように球をこねる曲芸的テクニックに秀でていなかっただけで、トラップ、ドリブルの一連のプレーは充分に「やわらかい」という形容の範疇に収まるものだったと記憶している。球をこねたり、瞬発的な曲芸テクニックは無かったが(というより見せることがなかったが)高いテクニックで突破をはかれる能力もあったし、囲まれてもフィジカルだけではなくテクニックを駆使してキープすることもあった。ドリブルとはつまりボールの"キャッチ"と"リリース"であるが、そのバランス、ボールの置き所が非常に上手い選手だった(無理やりこじつければ今の長谷部が多少近いかもしれない)。いつのキリンカップか忘れたが、左サイドタッチライン際でライナー性のとてつもなく長く強いロングパスを片足でピタッとトラップしたことがあり、当時あれには本当に驚かされた。あのような芸術的なため息の出るような"高いテクニックに裏打ちされたプレー"というのを、ここ数年見た記憶が無い。

筋力トレーニングによってつけた筋肉(の多く)は、強度こそ他を圧倒する値を得られるものの、あまり使い勝手の良い道具にはならない。言ってみれば、車のポン付けターボに近いものがある。体は重くなり、硬くなり、レスポンスが悪く瞬発力が衰える。ジェノアに渡ったカズが失敗した例もこれと全く同じだろう。

テクニックというものは、あれば良いというものではない。敵との距離、位置、タイミング等を測り適確に"そこ"へボールを運ぶための物であり"足元に置ければ置けるほど良い"というものではない。"トラップとは自分へのパス"by山本昌邦とはまさしくその通り。しかし、現実にサッカーの上手い下手はこの世に確実に存在しており、テクニックの高さとは即ち=選択肢の多さを意味する。そして、選択肢が多いということはつまり、多くの展開を期待でき、それは最終的に「選手個々の創造力・想像力」の発展につながる。

例えば、トラップの吸い付き具合にしても、目盛りが10あれば、その分細かい微調整が出来るし、半分5目盛りでは出来ることが減ってくる。今の中田は、その目盛りがだいぶ荒くなってしまったように見える。テクニックの減退により、選択肢が狭まり、創造性あふれるプレーが激減してしまったというところか。

汗かき役も結構。経験あるプレーも素晴らしい。レジスタへの転換も悪いことではない。しかし、いささかフィジカルへ気を配りすぎたのではないかと思う。何をするにしても、長所であった単純な「サッカーの上手さ」が減退しては、欧州の中盤で生き残るのは難しい。なぜなら、中田以上にフィジカルをもち、恵まれた体躯を持ったCMFは世界に山ほどいる。中田はバラックやジェラードやランパードにはなれないだろう。そもそもの資質が違うのだから(彼らを目指すのはやはり稲本の役目だろう)。中田の適正では無い。無いから、欧州で力を発揮できない。

中田が、なぜ欧州でペルージャで活躍できたのか。
ファンタジスタと認められる高いテクニックを誇りながら、それだけに留まらず、そのテクニックと高いフィジカルを奇跡のバランスで両立させたからこそ、彼は"屈強なファンタジスタ"と呼ばれ重宝された。

今の中田は、以前CMで自らが批難し「自分で判断して動くんだ」という言葉を与えたあのロボットのようだ。
もう、筋肉をつける必要は無いじゃないか。
鎧を脱いで、身軽だったあの頃に戻って欲しい。

名波と山口の前でサッカーを楽しんでいたあの頃の中田に。
posted by 総さん−ソウサン− at 21:00| ☔| Comment(1) | TrackBack(2) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

ジュビロの迷走は監督の矛盾。

開幕して何試合かジュビロの試合を観たが、どうにも希望が持てない。
著しく弱くは無い。が、強くも無い。そしてもっと問題なのは将来性が全く感じられない。このサッカーを続けて、山本監督はジュビロをどこの頂へ登らせるつもりなのだろうか。現状のメンバを見て4-2-3-1を採用したのは、わからないでもない。が、問題はその次。メンバ構成がわからない。

まず、4バックの左右。
右の鈴木は確かにスピードはまだある。
しかし、この選手は足元が弱い。基本的にはセンターバックの選手なのだ。今日のサイドバックという資質において「スピードがあるだけ」では、いくらJでも通用しない。また、自慢の守備にも陰りが見える。浦和戦を生観戦したが、いくらなんでも、相手が代表選手といえど3度同じ方法(これがまた芸が無い三都主お得意のブリッジ)で抜かれるなんてのは、以前ではありえなかったこと。速度自慢のDFである鈴木なら特に。

左の服部はもっとお粗末だ。
ともかく、遅い。そしてこの選手も足元がおぼつかない。
Jの下部組織育成により、年々選手の基礎ボールコントロールはあがっている中で、服部の技術、精度はかなり苦しい。ただ、そもそもが技術で売っている選手ではない。悲しいかな、ピッチ上で苦しさを露呈していたのは、長所の減退だ。この選手は、速度は無いが敏捷性は必ずしも低くないし、スタミナはリーグでも5指には入る資質を持っていたと思う。それが、今は無い。

この選手が、ジュビロの黄金期において、左MF、ボランチで輝かしい成績を残せたのは、そのスタミナ、敏捷性が高かったからだ。足元が弱くとも、よく走り、レスポンスをあげて人より先にボールに触れる。だからこそしっかりとボールが保持でき、正確なパスを次へと繋げられたのだ。そして、そのフィジカルを利用してあの圧倒的な守備力を手に入れた。遅い体、おぼつかない足元で敵と同時に競っていてはこの選手はボールを我が物にすることは難しい。だから、局面局面で今は1対1に敗北してしまう。

浦和戦において、浦和右サイドでCKからのクロスのこぼれ球を拾った長谷部は後ろ向きから意表をつく反転を見に施し、ほぼ一拍も置かずに高精度なクロスを再度放り込み、浦和に先制点をもたらした。その際、長谷部についたのは服部だった。長谷部は確かに素晴らしい。体の切れ、運動量、技術、申し分ない。しかし、服部は間違ってもあそこで足の出ない選手ではなかった。少なくとも以前の服部(全盛期に限らず)は「絶対に抜かれない選手」だった。アトランタ五輪であのジュニーニョを抑えたのだから。

この二人を同時にピッチに送り込んでいては、球際で勝負に負け相手にある程度バランスが傾いてしまうのは仕方ない。加えて、そこに名波だ。僕は名波狂信者なので(笑)彼を否定したいわけではない。ただ、確実に衰えは来ている。週一出場にとどめているのも、爆弾を抱えている右足を懸念してのことだし、スタミナ、フィジカル、クイックネスは確実に落ちている。依然として、日本を代表する「タクトをふれるMF」であることに疑いは無い。そのリズム、転調は見事の一言。しかし、今の名波は以前の様に中盤を走り回り、泥臭いプレーも厭わず、危険地帯へ突っ込めるようなプレーの出来るスーパーボランチではない。結局、ベテランはベテランなのだ。

ベテランを軽視しろというわけではない。ベテランにはベテランの良い所がある。経験を活かし、試合を読むことが出来る。しかし、サッカーの基本である1対1は勢いのある若手には劣る。ベテランは大事だが多すぎてはサッカーにならない。福西や田中誠にしても、若くはない。メンバ構成の占めるベテランの割合が多すぎるのだ。その先に一体何があるというのか。

なぜ、若手を起用しないのか。
このクラブには他の中小クラブからすれば贅沢ともとれるほど有望な若手が存在する。成岡は若いようで新人クラスではない。菊池もしかり。船谷、西野、太田・・・。鈴木に頼るぐらいなら、太田に希望を見出す方が間違いなく将来があると思うのだが。左だって同じ。村井を一列下げるなり、グランパスの本田のように船谷を入れたって良い。菊池だってユーティリティー性の高い選手だ。

もっとも解せないのは成岡であり名波だ。
一体山本監督は名波に何を求めているのか。
4-2-3-1のトップ下は、2列目というよりは1.5列目。
半分はFWやアタッカー的な動きが求められる。
密集地をすり抜けるドリブル。マークを振り切るスピード。せまい地域でも難なくボールを運んでみせる高い基礎技術。そして何より、突破力と得点力。個人打開能力が高く無いと勤まらない。

名波に勤まらない事は無い。しかし、名波のもっとも活きるポジションではないし、そこに名波をおいてもはっきりいってJのトップクラスのプレーコンテンツは披露できないだろう。足も遅い、フィジカルも落ちている、ドリブル突破も持っている能力の本線ではない、スペースへの飛び出しも得意ではない。そんな名波をなぜそこへ置くのか。

名波と言う希代のコンダクターの能力を使いたいなら、彼の居場所はそこではないだろう。もう一列後ろのはず。そこでこそ、プレッシャーから解き放たれチームを後方からビルドアップする際の、高性能な司令塔としての能力を発揮できる。

そう。名波と言うベテランに頼りたいのならば、中途半端なことをしていては意味が無い。なぜ、ファブリシオなのだ。控えにしてでも名波をボランチで先発させるべきであるし、1.5列目にはこれ以上無い潜在能力を秘めたうってつけの人材がいるじゃないか。クラブは1.5列目という任務において日本を代表す才能を発揮した、クラブ史に名を残す「名波の相棒」の後継者として成岡にその背番号を今季から託したのではないのか。

若手を積極的に起用しないこと。
日本を代表するコンダクターを「浪費」しているメンバ構成。
山本監督の言う「世界」とはどこにあるのだろうか。
posted by 総さん−ソウサン− at 19:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月02日

夕刊フジが大嫌い。

元々、嘘と自分達の都合のいいように事実を捻じ曲げて金を毟り取るようなマスゴミは大嫌いなんですが、夕刊フジだけは逆の意味で別格。父が好きで、中学時代から日常的に我が家には置いてあったのだけれども、歳を重ねるにつれ、そして僕がサッカーというスポーツにのめり込むにつれ、このタブロイド紙記事の劣悪さに嫌と言うほど気づかされ、今は大嫌いな新聞になりました(笑)

以前に、中田英がパルマへ移籍したばかりのころ、ミロシェビッチとミハイロビッチを完全に間違えて記載していたのには笑った。一見似た名前に見えるかもしれないが、サッカーファンならこの二選手がどれほどタイプの違うかけ離れた選手かご存知だと思う。サッカーのサの字も知らない人間が書いている三流記事なんですよね。なんで、そんな記事でお金を貰おうと思えるのか不思議。


http://www.zakzak.co.jp/spo/2006_03/s2006033013.html

ジーコ再就職も勝算アリ「W杯で結果」院政も視野

この動きに対し、ジーコ監督も「もう、日本代表監督は続けない」と、公にはコメントしている。だが、実際はカチンときている。その証拠となるのが、「W杯でベスト4以上。優勝だって夢ではない」と言い続ける自信だ。

ジーコの後任探しをしている協会に「カチンときている」という見解の根拠は一体どこから出てくるんでしょうか(笑)その根拠が今年7月から「0円」になる。現時点でW杯後は「無職」になるからではあまりにお粗末すぎるだろう。

この記事は根本から痛すぎる勘違いをしているが、我が代表の神監督は世界一の母国でその名を欲しいままにし、世界に名を残す伝説のプレーヤーだからこそ「神」と呼ばれている。確かに、今現在代表監督としての能力には疑いの余地がかなり残されているが、あくまでそれは今現在の「日本代表監督」という業務についてのみであって、「サッカー界のジーコ」というポストは7月からの無職など寄せ付けないほどのネームバリューがあることを忘れてはならない。今だってはっきり言って「日本代表監督のジーコ」ではなく「ジーコ率いる日本代表」というのが世界の目線。

だいたい、今日の日本サッカーにおいて間違いなく多大な貢献をした人物の一人であることに疑いはないし、現在の鹿島の基礎を作り上げたのはジーコ以外の誰でもない。日本代表の成績にしても、結果だけを見ればアジアカップ二連覇を達成し、ワールドカップアジア予選も一次・最終通してアウェイの一敗を喫したのみで、世界一番乗りで一位通過。コンフェデにおいては世界のファンを魅了するサッカーを展開し、その名を世界に売り出した。「弱小ニッポンを育て上げたジーコ」でしょう。ほっといたって日本に留まらず他国からもなんかしらのポストの打診が来るに違いないし、そもそもこの人はお金持ちだ(笑)7月から日本代表の監督の座を退いたとしても、この人には痛くも痒くもないはずなのだ。


このままなら、ジーコ監督が目標とするベスト4など、夢のまた夢のお話。今年のスポーツ界の主役の座は、2月は女子フィギュア、イナバウアーの荒川静香、3月は野球のWBC世界一、王ジャパンに完全に奪われ、今はまだサッカーは忘れられた格好だ。

これは批判したつもりなんだろうか(笑)
全て国際舞台での真剣試合である本戦の野球と冬季五輪を比較して「忘れられている」というのは、どういう表現なんだろう(笑)トライアルである今現在のサッカーが比較できる存在であるだけで、充分関心度が高いと言えるのにね。

ジーコ監督は、「優勝に最も近いのはブラジルと開催国のドイツ。あとはどの国も本当に横一線なんだ」と、ドイツ大会での優勝さえ可能と主張、主役奪還を目指す。日本、アルゼンチン、オランダ、イタリアが同じレベルにあるというから驚き。W杯で勝つためには、「開幕(6月9日)の1カ月前、この期間さえ、しっかり鍛えれば大丈夫」と言い切る。

文面だけでは、一体どの辺がアルゼンチン、オランダ、イタリアと日本が同じレベルにあると書いてあるのかわからんが、各国のレベル差がどんどんと縮まっている昨今、「一発死」であるトーナメントでは"事故"がおきやすく、また短期間に良いコンディションを作れたところが良い成績を残しやすいという意味で、ジーコの言っていることは強ち間違いではない。無論、日本と他列強国のサッカー文化という「国力」が同等という意味で語っているわけではないはず。

結局、ジーコ批判の波に乗って揚げ足取りをしているだけの身のないクズ記事なのですね。そんな低俗な記事しかこのタブロイド紙には書けないのでしょう。

こんなアホな記事で人から金をとろうなんて、ある意味詐欺の犯罪だと思いますねぇ。
posted by 総さん−ソウサン− at 19:15| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

久保よ・・・・(涙)

posted by 総さん−ソウサン− at 10:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月13日

アメリカ代表 vs 日本代表。

久しぶりですね。
代表について書くのは。

総評としては、まあこんなものじゃないでしょうか。
アメリカはやはり強いアメリカだった。残念な気持ちももちろんありますが。
宮崎合宿で体を苛め抜いた後ですから。皆体重そうでしたね。
ちゃんとコンディションを作ればいくらなんでもあそこまではやられないと思います。

■久保
彼も、まあこんなもんでしょう。
合宿でだってかなり追い込んでいたようだし、そのおかげでまだ体が動かないとも言っていたし。彼については、ともかく代表として無事ピッチに立てたことに安心するべきかと思います。このままコンディションを上げていけば、間違いなくエースは彼ですからね。

また、コンディションだけでなくあれだけ押し込まれていて「久保にボールがおさまらない」のは仕方ない。というかこの言葉は適切じゃなくて「久保にボールが入らない」の方がこの試合には適しているかと。もう少し押上げと的確なパスが無いとさすがに話にならないでしょう。

■小野
ん〜こちらはもう少し期待していたんだけどなぁ。
激悪でもなかったですけどね。
ただ、やはり思うことは彼だけでは高いコンテンツを披露する選手じゃないんだなということ。頭もいいし、メチャクチャ上手いし、キープ力もある。パスは言わずもがな。だけど、異常なほど動き回るわけでもないし、フィジカルがとりわけ強いというわけでもない。ボールコントロールは優れているけど、世界的に見てドリブル突破力が高いわけでもない。要するに個人打開力に優れた選手ではないということ。小野以外の選手が敵と「互角以上」に渡り合えたとき、小野は「和製超高性能レジスタ」の姿を披露してくれる。この試合においても、やはり日本の選手は1対1において苦しい結果を晒されていたし、その状態では小野はあまり活きない。そして、アメリカの運動量が落ち始めた後半の半ばから小野の球捌きが活きてきたのも、そういう理由からだと思います。この辺が、俊輔や中田、松井とは違う所。彼らは独力突破の力も備えているし。ただ、周りを使う「レジスタ」という役割においては、彼の右に出るものはいないんじゃないかなと思う。


■3−6−1
まず、久保の登場は僕は素直に嬉しかったが、ことアメリカ戦だけの事を考えれば今のコンディションの久保に1トップは無理がある。久保を使ってともかく馴染ませたいなら、せめて2トップにしてあげて欲しかった。久保起用の矛盾ですね。久保を復活させたいなら2トップ。勝つために3−6−1の成熟を狙ったのなら久保はアタマから使うべきでは無かった。

また、3−6−1を使うなら、小笠原+小野は良くない。
セレッソを見てもわかるとおり3−6−1は見た目よりかなり難しいシステム。
「1」の後ろに入る2枚はこのシステムにおいて最も高い戦術理解と「攻撃的な意志」が必要。時に3トップであり、2トップ1トップ下であり、とうまく使い分けられるコンビネーションがないとうまくいかない。そこに二人とも「パッサー型」ではあまりうまくいかないのは当然。2人ともがドリブルもスペースへの抜け出しも、シュートも、ラストパスも出来る「アタッカー型ファンタジスタ」なら申し分ないけど、それが無理だとしても2人のうちパッサー型は一人にとどめておくべきかと。小野も小笠原も、スペースへの飛び出しがど下手というわけではないけれども、ではその印象が強いかと言うとまだまだ。「前より上手くなったよね」というレベル。代表で言うなら、松井、本山を入れるべき。中田、俊輔も悪くはないかな。

■ダブルボランチ
いやー良くなかったですねー。
でも、まあ仕方ないんじゃないのー?という感じ。
コンディションメチャクチャ悪そうだったから。あれでは攻撃はともかく守備はとてもじゃないが出来ない。それは他のポジションにも言えることですが。彼ら二人の起用については、下記で。

■中澤
ちょっと、ショックでしたよ中澤さん(笑)
全ての失点に絡んでしまった。まあ体重そうだったけど。
コンディションが悪く、尚且つあのクソピッチのせいだったと思うし、そう思いたい(笑)

■ジーコ
ん〜。3−6−1にはそんなに否定的ではないんだけど、スタメンの人選がね・・・。
久保は上記の通り。今現在の3−6−1を考えるなら一番手は巻じゃないかなぁ。
そして中盤。あのダブルボランチのコンディションなら、出したのが不思議。福西や遠藤がどういうプレーを披露できるかどうかというのは、もうある程度わかっているのだから、好調だった控え組みをもう少し出すべきだったんじゃないでしょうかね〜。

そして、事前から絶好調と謳われた本山をもっと早くというか、3−6−1なら彼をスタメンに入れるべき。小野はボランチの方が活きる。遠藤はJでは屈指のボランチだけど小野には及ばない。福西のコンディションは劣悪すぎた。むしろ、彼一人でも絶好調ならアメリカ戦の結果はもっと違うものになっていたとも思う。

そして交代。
小野⇒本山が理解できない。
あの時間からこそ、小野は輝きだすのであって、事実彼のスキルフルな球コネやパスがチームを盛り返し始めていた。どう考えても小笠原⇒本山だったと思うんだが。


■長谷部
巻より長谷部の方が印象に残った。
唯一、Jと同じプレーをしていたんじゃないかな。
良いプレーだった。


■総評
アメリカはやはり強く、コンディションも整っていた。
ただ、日本ももっと始動が早ければ結果は違ったものだったと思う。
それぐらい両者のコンディションに差を感じた。
結局、体のキレ。アメリカ戦ではその違いだけだったと思う。
体が重いから、一歩が遅れる。
     ↓
  守備が後手に回る。
     ↓
  良いパスを出される
     ↓
  良い状態でアメリカの選手がボールをキープ
     ↓
  体の重い日本選手はより状況が悪くなる
     ↓
  自分も味方も頭で描いた動きと違う
     ↓
  守備組織が作れない


という悪循環。プレスがかからない。
だからこそ、こういう局面において最も力を発揮するであろう福西のコンディションが間に合っていなかったのは致命的だったと思うわけで。そして、だからこそ後半アメリカの運動量が落ちてくると、日本のペースになったわけで。

だから、このアメリカ戦に対するジーコの意図がいまいち見えないという悲観材料はあったにせよ「あのメンバーでこの結果」という事自体は、この時期ならそう悲観することも無いと思います。今は体を苛め抜く時だから、コンディションが劣悪な選手が多いのも仕方ない。2点返した事をプラス材料として持つことの方が大事かと。


ただ、この試合で思ったことは「やはりサッカーの基本は1対1なんだな」と、思い知らされた。中田や俊輔、松井のように局面で優位に立てないと、良いサッカーは出来ない。と、いうわけで、福西はもうある程度やれることはわかっているので、ココは一つ献身的な守備も出来れば、実はパスだって下手じゃないし、何よりファイトする心を持っている今野を呼んで欲しいな〜と、アメリカ戦を見て思いました。
posted by 総さん−ソウサン− at 20:41| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月06日

ウイイレバトン強奪。

mixiのコミュで配布されていたので、強奪。
これは初めての経験だ(笑)

☆ウイイレバトン☆

Q1.好きな代表チームは?
 もちろんジャポ〜ン、だけどそれ以外ってことよね。
 ん〜。スペインか、オランダかな。

Q2.嫌いな代表チームは?
 イタリア。
 やっぱ見ててもつまんないから。
 て、ウイイレの話でした・・・。でも、現実世界でスキではないチームは使わないので同じ事ですな。 

Q3.嫌いな選手は?
 ん〜特に・・・。
 ウイイレで・・ん〜。
 あ!武田!すっげ使いづらかったと思う。

Q4.好きな選手は?
 もちろん名波。
 他にはグァルディオラ、小野、中村俊輔、バルデラマ、礒貝、前園とか。

Q5.好きなフォーメーションは?
 ウイイレだと3−4−1−2(3-5-2)。
 もしくは4−2−3−1(4-3-3)。
 基本的にトップ下のいるシステムが好き。
 トップ下の苦悩と栄光を再現できるから(笑)
 だからあんま4−4−2とかは使わないかな。

Q6.好きなGK?
 シュマイケル。マジで凄かったと思う。

Q7.好きなDF?
 井原。
 もっと遅く産まれていれば世界に出れたと本気で思う。
 ウイイレでもよく使う。
 あとセンシーニも結構好き。

Q8.好きなMF?
 愚問。名波。
 ガスコインも好きかな。

Q9.好きなFW?
 くーーーぼーーーー!!!!!
 あと、カズとゴンも好き。
 ウイイレでもよく使う。
 世界では、ケネット・アンデションとか結構好きだったな〜。

Q10.今までで一番のゴールは?
 左サイドからのアーリークロスをPA内右からヘッドで左に折り返して
 PA前左に走りこんだ俊輔が左足ダイレクトボレー。が、ジャストミートせず
 ゴール前でバウンドして横っ飛びしたGKのわきの下をかすめてゴール。

Q11.弱点は?
 バイタルエリアでうまくて早い選手に球コネコネされたりワンツーされると弱いです。
 あと、シュートがド下手!!実際のサッカーでも下手だからそうなのか、
 ウイイレごときで、シュートチャンスに力んでしまうから
 実際のサッカーでもシュートが下手なのか果たしてw

Q12.大好きではないけど、気になる選手は?
 平山相太。
 前にここで書いたけど、オランダに行ってようやく、ポストプレーだのサイドで起点つくるだの、無駄な事を叩き込まれる教育から解き放たれたのか「PA付近でいかにゴールへ直結した仕事ができるかどうか」という方向へむき出したと思う。日本ではFWは育ってもストライカーは育たないんだろうな

Q13.自分のウイイレ世界ランキングをつけるとすると?
 1億番ぐらいだと思う。
 あんまり対戦しない井の中の蛙さんなので。
 
Q14.このバトンを3人に渡してください。
 いーやーでーすーーー。
 3人なんてそんな殺生な。
 もっとまわしますよw
 「やりたい人はどうぞ」なんて事実上バトンストップしているような人もいるんだから、多くてもいいでしょ!!(超強引w)


というわけで、僕とリアル世界でサッカーやウイイレのお話をする方、皆まわします。
そこの今ドキっとしたあなた。
あなた確実に回ってきますよ。
というわけでいきまーす。

まず、某サルチーム「F」の人たち
・サクさん
・てつさん
・マナブ

ここはもうデフォルトね。

ほいで、以下はジモッティー。
・fanta君
・ぱんだーJK
・やっち
・かん
・ようちん
・トムトム
・でかとも
・ちびとも

ウイイレあまりやらない人は現実サッカーでもいいんじゃないかと思うわん。
posted by 総さん−ソウサン− at 19:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月23日

J2が面白い。

昨年後半より興味をそそられている湘南ベルマーレは、今年はその興味が薄れつつあります(笑)理由は、選手の大量放出。見たいと思う選手がいないんだもの。佐藤悠介ぐらいかな。

が、未ださめないマイブーム「何でもいいから球蹴り生観戦」により、
オフシーズンの現在もワクワクしております。
そこで、もちろん我が国のトップリーグであるJ1には大いに期待をしているし
楽しみにしているのだけれども、俄然J2がアツい。

まず、デビューからずっと追っかけているテクニシャン:吉野智行が横浜FC入り。
何気に横浜FCの中盤はそこそこ厚いので、スタメン取れるかどうか。

続いて、柏レイソル。
ここは、移籍組より復帰組。
北島や山下そして、なんと言っても永井俊太。
あのテクニシャンが水戸での修行をおえチームのピンチに戻ってきた。
主力は抜けたけれども、宇野沢等の有望な若手は残っている。
試合数の多いJ2でタフになって、能力が開花すれば充分に戦える。

そしてそして、何より東京ヴェルディ1969。
チームの主力は大半どころかほとんどいなくなった。
これは仕方ない。元々代表候補クラスの能力を持つ選手達。
J2の器ではないでしょう。

嬉しいのは、移籍組。
なんと、あの中村俊輔と並び称された大野敏隆が移籍。ラモスがコーチの時に彼に声をかけ、実力を認めてエールを送っていたらしい。そのラモスが熱烈なラブコール。しかも、なんとキャプテンとのこと。これはつまり=常時出場ということ。物凄く楽しみだ・・・。

その上、ヴェルディにはなんとあの横浜Fマリノスの大橋も入った。
初めてマリノスで彼を見たとき「なんだ?このチビは?」と思ったが
プレーを見て評価を一新。高いテクニックと、足元にボールを置いたまま
高スピードでするすると抜けていくドリブルに、精度の高いパス。
奥と山瀬がいるとは言え、よく横浜FMは手放したな。

まだまだ。
あの、永井秀樹も加入。
正直、年齢は気になるがどれほどやれるのかは凄く楽しみ。ともかく上手い選手だった。

そして、大分から木島。
木島は能力だけならもっと評価されてもいいと思う。
ドリブルはうまいし、スピードがあるから突破力もあるし。
ただ、この選手はどうやらメンタルに問題があるらしい。
ラモスのもとでどう活躍していくか。

広山もカンバック。
J2という舞台は海外での豊富な経験を活かせる場所じゃないかな。
スピードにのったドリブルと突破からのクロスは復活できるのか。

また、DFには元レイソルの萩村。
ボランチもこなせる守備力の幅の広さには定評がある。

ヴェルディには平本もいる。森本もいる。
そして、厚い選手層ゆえに中々思うように出場試合数を伸ばせなかった元アトレチコマドリーユースの10番玉乃もいる。テクニックはかなり高いので、J2で揉まれて爆発して欲しい。

昨年好成績をおさめた名門ユースからは司令塔ですこぶる評価の高かった弦巻と、DF三原。
弦巻は見たことはないがうわさによるとポテンシャルはかなり高いらしい。
三原も同じ。余談だが「三原直樹」がどうもサッカーゲームの「井原正巳モデルの選手」に見えてしょうがない。

はっきりいって、単純に「個人能力の足し算」をすればJ2屈指の戦力と言える。
ただ、そもそも昨年の天皇杯を制したヴェルディに+ワシントンのあのチームだって
戦力としてはどうみてもJ1の上位に入る。それでも結果は降格だったのだから、
単純な足し算で計れないのがサッカー。

そこを立て直すのがコーチ陣なわけで、メンタル面や戦う心を鍛えるには勝利者の哲学を知るラモス、都並、柱谷、菊池(報道を見るたびに思うのだが"黄金期"の名に彼が漏れている記事の多さにこの国のサッカー文化の低さを感じる。誰がなんと言おうとペレイラや柱谷とともに黄金期を支えた守護神は彼であり、松永さえいなければ代表の定位置を確保できたほどの名GKだ。)はうってつけ。

しかし、昨年の悪夢を引き起こしたサッカーは「うまい奴が走らないで足元に繋ぐばかり」という前時代のサッカーであり、それこそ「黄金時代の血液が起こした悪夢」だと思う。その象徴たるメンバーが、新しいサッカーを披露できるとはどうにも信じがたいのだが、その辺はどう考えているのだろう。期待と不安と、非常に楽しみだ。

元より、大野、木島、森本、大橋らをあのサッカー専用スタジアムで見れるのは楽しみでしょうがない。


だから、誓います。
「何でもいいから球蹴り生観戦」は継続。
今年も球蹴りたくさん見に行きますよ〜。

一緒に行きたい人はお声かけくだされ。
また、観戦に行くときは是非お誘いくだされ。
posted by 総さん−ソウサン− at 13:37| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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