2007年03月29日

アンチIKEA。

なが〜いこと書いていた遊び文章のデータを紛失してしまった・・・。
ほんと、どんだけ書かないんだというぐらい更新をしていなかったので、その罰だろうか。もう書く気しないな(笑)

先日、話題のIKEAに行きました。
あんまり家具とか興味ないので、その辺でもうアウトなのかもしれないけど、でも確かに安いですね。安い安い!普通の家具店に比べたらベラボーに安いんじゃないでしょうか。確かにデザイン性も優れているし。単純な絵的センスという意味ではとても参考になるんじゃないでしょうか。どれも大雑把な中に細かい芸が効いていて、確かに日本人ぽくないデザインだなーと思いました。

でも、商品陳列や店内のシステムがどうも不満です。
っていうか、物凄い疲れる(笑)
単純に人が多いというのもあるだろうけども。
「○○が欲しい!」という風に決め込んでいくと、むしろIKEAである必要もないような・・・という気すらします。

なーんでこんな疲れるのかな〜と思ったんですね。
で、わかったことは、あそこは家具のディズニーランドみたいなんですよ。まるで何かのアトラクションの中にいるみたい。家具陳列のためのモデルルームがいくつもあって、順路があって・・・と。だから、商品のデザイン性以上にデザイン面が優れて見えていると思います。だからまあ、楽しいっちゃあ楽しい。でも、楽しいということは長居すると疲れる。心や体に何らかのアクションを仕掛けられているという事ですから。

これで問題なのは、本当に買いたい物を探しづらい事。
探せるんだけど、僕、たぶん自分の買い物でもへばります(笑)
新婚さんとか、ものっすごいテンション高いときなら良いですけど、普通に家具を探すとなると、ちょっと行きたくないなーと思いますね。だいたい、探したい家具のコーナーに行くのに「近道」とかあるんですよ?マリオカートですか?みたいな(笑)順路があるゆえ、つまり本来四角いスペースを蛇行するような順路になっているわけです。そこを直線的に突っ切れば近道になるという。

これは二つのデメリットがあって、順路として壁が仕切られているから、まず自分がどこにいるのかわかりづらい。それはお前が方向音痴なだけだと言われればそれまでですが、そもそも方向感覚が無いと商品が探せないという事自体が問題。もう一つは、単純にその商品コーナーに行くまでに時間がかかること。まあ、早い話が現在位置と目的地が把握しづらいということです。

僕、その後にニトリに行ったんですが、ニトリの方がぜーんぜん好きです。値段も若干ニトリの方が安いような・・・。デザイン面はIKEAですけどね。ニトリって完全日本ブランドなんでしょうか?

IKEAとニトリの違いって、もう完全にスペースの違いなんだと思います。あの順路を追うような商品陳列システム、組み立て式にすることで搬送を軽減し消費者自身が持ち運びできる商品梱包といい、基本的には土地が広い地域のニーズだと思うんですよね。店舗のスペースが広ければ、順路を作っても通路を大きく確保できて、ストレスのないショッピンが出来る。そして、土地が大きいという事は送料の負担が大きくなることも意味する。消費者が自らの足を使って運べばその分大幅に安くなりますから。その証拠になるかどうかはわかりませんが、IKEAは送料が高いですね。

ニトリはその辺は正反対です。
組み立て式にて価格を下げるという価格設定システムこそ同じですが、こちらに順路はない。商品が格子状にタテヨコ整理されて陳列されており、そのコーナーにも最短距離でいける。そもそも順路がない。土地が少ない店舗にはコチラの方が効率的に商品をおけるでしょう。まあ、無駄がありませんから。また、一定額以上を購入すれば、送料はタダになり、そしてDIYの浸透の低い日本において、自らで組み立てるというのはかなりのリスクを伴います。それを把握してなのか、ニトリには組み立てサービスもありますね。

IKEAを見ていて、この感覚どっかで感じた感覚と一緒だな〜と思ったのです。で、それはなんだったかというと、あら、僕の業界じゃないですか(笑)SONYやブランドの商品サイトに多いFLASHバリバリのWebサイト。見栄えやインパクトばかりに目が行き過ぎて、ともかく使い勝手が悪いWebサイトを連想しました。パンくず一つも無くて、オープニングFlashのスキップ機能もなく、延々とアニメーションを見させられた後、グローバルメニューに該当するものがなくていちいちトップページに戻らなきゃいけないようなサイトです。どこのページにいても、目的のページにすいすいと辿り着けるページじゃないと、ねえ?

IKEAってこの後どうなるんでしょ。
ニトリがもう少しデザイン面が優れていたら(っていうほど悪くもないケド)、そのうち飽きられる可能性も少なからずあるんじゃないでしょうか。

posted by 総さん−ソウサン− at 23:58| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

健全なmixiの使い方。

なんてものは、特にありません(笑)
いや、我ながら自分は健全な使い方をしているなと思うというだけです。

mixiに限った事じゃないんですけどね。
ネットのリテラシーが最近著しく落ちている気がします。
ブロードバンドによって飛躍的に拡がったインターネットですが、それにユーザーのレベルがついて来ていないのだろうと思いますね。

あまりネットに詳しくない方は驚くかもしれないけれど、世間的な常識という意味ではなく、あくまでインターネットの常識・ルールというものを把握し遵守する事がネットリテラシーだとすると、mixiやその辺のブログより2chの方が優れているとすら思います。彼らは、ネットで遊んでいるだけで、使い方はよく知っていますから。

平気で個人の名前を出したり、写真を出したり、情報を漏らしたり。mixiはその辺のセキュリティがひどいなと思うこともありますが、それ以上にコミュニケーションツールとしての方向性を理解してない方がたくさんいるように見受けますね。いや、これはmixiに限った事ではないのですが。公衆に対して情報を発信しているという意識が低いから起こっているような気がします。

インターネットは所詮2次元の物であって、それ以上のものにはなり得ません。ここで得られる情報というのは言うなれば模倣や模型に近いモノであって、本物ではない。Webディレクターというインターネットを生業としている僕が言うのもおかしな話ですが、所詮インターネットなんてものはその程度のものなのです。結局、生身の人間が生み出すものには勝てない。

ネットを活用する人は、その辺を理解して使うべきだと思います。それが理解できていないと、とても危険なツールとなる。そして、それを根本的に理解できていないから「mixi中毒」なる依存症が起きるのだと、僕は思っています。
注:「中毒」=「苦しんでいる人」という前提なので、単純にmixiにはまって楽しんでいる人のことをさしているわけではないです。

ネットはリアルとは違う。
当り前だけど、これをどこまでしっかりと理解しているか。
頭ではわかっていても、体がちゃんとそれに反応できているかということが大事だと僕は思います。

マイミクがどんどんと増えていき、そしてコメントを残す。
始めは楽しくてやっていたはずなのに、少しずつ意識が変わっていき、義務感に変化すると、苦痛となるのは時間の問題。「あしあと」という機能がそれを助長させ、ユーザーを苦しめる。そしてあろうことか、自らもその苦痛を知っているにもかかわらず、相手に同じ行動を求めてしまう。

「コメントを残してくれない」

無視された、ととられるのでしょうね。
もちろん、そういう側面も否定は出来ないのですが。
でも、そうしたら毎日mixiを開いて、毎日マイミクと繋がってなきゃいけない。毎日、一挙手一投足に目を向け、注目し続ける。ネットだから、リアルな生活が監視されている訳ではない。でも、ではこれをリアルに置き換えて考えてみる。気持ち悪くないですか?(笑)

ネットとは、所詮人間のつながりをその程度に繋いでくれるものです。単純に情報でお互いが繋がるだけ。生身の体に触れられるわけではもないし、声で会話が出来る訳でもない。それ以上の事を期待するほどの、素晴らしい万能な道具ではない。mixiの「あしあと」と、街でバッタリ会うのとは全然違うシロモノなのです。けど、ユーザーはそれを同一視してしまう。怖い話ですね。

マイミクのお友達は、あなたに会いに来たわけではない。
あなたが発した情報をPCの画面から閲覧しにきただけ。
言うなれば擬似の訪問。本当にあなたのところに足を運んだ訳ではない。本当にあなたのところに足を運ぶなら、髪形を整え、ファッションを選び、財布とケータイを持ってあなたが触れられる距離にまで近寄ってくるでしょう。その時、お互い心と体両面の準備をしているのですね。でもmixiのあしあとはそんな大層なものではない。あなたが出した、言うなればチラシをふらっと見に立ち寄っただけ。そこに人間の温度感はない。

ネットでは人間の温度感は伝わらないのです。
ネットなんて所詮その程度のもの。それなのに、相手に温度感を求め自分の温度感も相手に伝えなければならないと、義務感に苛まれてしまう。そして、人はそのギャップが埋められずに疲弊してしまう。

僕は今、mixiの使い方としてほぼリアルにあったことがある人しかいません。それ以外の人はマイミクにもならないし、あまりあしあともつけない。例外はもちろんいますけどね。あまりに見知らぬマイミクだと、僕でも「ああ、コメント残さなきゃ」と思ってしまう。それって、僕の自発に見えてそうではなく、ただの通過儀礼なのですね。それは、楽しく無いしそして意味が無い。日記を見てもコメントを残さない事なんてザラ。何かを感じたとしても、それが相手に伝えるほどのことでなければ特にはコメントに残さない。でも、それってリアルでもそうでしょう?特に異論もなく、目新しい意見もなければ「うん、うん、そうだね」で終わる事の方が多いはずです。

コメントを残さずにスルーしても問題にならない関係。
たいてい、リアルで繋がっている人です。
頻繁に会っていればいるほど、そこに問題がなくなる。
「ああ、読みにきたんだね」程度で話が終わる。
それは、リアルでの人間の温度感がお互いに感じられているからだと思います。根底にしっかりとしたコミュニケーションの蓄積があり、そのおかげでしっかりとした信頼関係が結ばれる。故に、問題にならない。

いま、仲間を集ってコミュニティを開いていますが、リアルでは月に一度しか会わない仲間たちが、mixi上でコミュニケーションを取りより関係が深まり、そして月に一度の集まりでそれがフィードバックされる。こういう時、mixiというツールは抜群の能力を発揮するなと感心しています。根底にリアルな人間の温度感のあるコミュニケーションがある、その上でなら、これほど強力なツールは無いと思います。

mixiは、インターネットは所詮ただのプログラムの集まり。
0ではないけれど、リアルな人間のコミュニケーションに比べたら瞬間に送受信できる情報量なんてたかが知れてます。それを、ユーザーはもっと理解してインターネットを使うべきだと思います。

僕が今一番恐ろしいのは、子供です。
大人ですら、ネットの力に惑わされる。
リアルな世界で充分にコミュニケーションを取ってきたはずの大人でさえ。
子供は、それを知らない。
人間の温度感の排除されたこの世界のコミュニケーションを「健全なコミュニケーション」だと信じ込んでしまう。とてつもなくキケンな事だと思います。

大人がネットを使えるのは、生身のコミュニケーションを理解しているからです。「本物」を知っているから「擬似」を使いこなせる。子供に「本物」を叩き込む前に「擬似」を与えたらどうなるか。

これから、世界はインターネットと子供の関係を見直すべきだと僕は思っています。
年齢規制をかけても良いのではないかと、本気で思っていたりします。

生身の温度感を知らないガキんちょが、社会に出てくるんですよ。
このままでは本当に、大事な何かを失ってしまう。
posted by 総さん−ソウサン− at 23:42| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月25日

日本代表 vs ペルー代表

生観戦に行ってきました。
代表戦は本当に久し振りですね〜。

感想。
単純に、楽しかった!!
ここまで楽しかった代表戦ていつぶりだろう??
エンターテインメントとしては充分に価値のあるゲームでしたね。

では、真面目にサッカーの話。

■全体の話
前半はグダグダでしたね。
あれはオシムサッカーとはいえない。
ジーコサッカーに限りなく近いです。
無用なパスミスも多いし。

後半は良かったですね。
パスも回ったし、何より後方選手の追い越しが増えた。
オシムサッカーって、ものすごーく単純に言うと、
追い越しがしっかりできるかどうか。
これがしっかりハマれば、アジアに敵はいないですよ。
それぐらいのことをオシムさんは要求してますね。


■中村俊輔
格が違う。それはわかっていたこと。
だけど、ではどの辺が?と問われると、昨日の試合では難しい。
ただ、以前にも増して成長していたのはよくわかった。
いや、それはCLを見ていても感じた事ですが。
うまいのは今に始まったことではないけど、
その技術の『使い方』素晴らしくうまくなった。
得点に結びつける方法、プレスを回避する為のボールテクニック。
この辺が格段にレベルアップしている。
足が遅く、とりわけフリーランニングが多いわけではない。
(スタミナや運動量が少ないというわけではない)
圧倒的なフィジカルがあるわけでもない。
それでも欧州にその名を轟かせた由縁ですね。

ただ、このままでは難しいと思う。
プレーの質と量という総合値にしたら、たとえば遠藤のそれとそんなに差異があるようには見えない。ドリブルで突っかけるシーンも少なかったし、能動的にボールを受けてパスワークを活性化させることもない。単純に、昨日はあまり元気には見えなかったのでそのせいもあるだろうけど。セルティックではもっともっとやっているし。ただ、オシムとは明らかにスタイルが違う。言っていることはそんなに違わないんですがね(笑)スタート地点が違うから。


■高原
周囲とかみ合わないシーンが多発。
特に序盤。
がしかし、素晴らしい!!
かみ合わないとか、今はどうでもいいw
それはこれから解決すれば良いこと。それより高原自体のポテンシャル、プレーの質の高さといったら。Jリーグで得点を量産していた頃。神がかり的な決定力と、一歩の速さが素晴らしかった。元々スピードもあるので、裏へ抜けてもいける。足元も悪くない。でも、ちょっと雑になる。だから、ドイツでは余り活躍できなかった(と、思う)。

帰って来た高原は素晴らしかった。
ブレないボールコントロール、絶えず動くスタミナ、ポストプレイのタイミングとそのスピード、落としのパススピード。録画がある人は見て欲しい。高原の"スピード"を。例えばバックラインや中盤がボールを持った時に、FWはボールを貰いにさがることがある。そのタイミングとそしてスピードがメチャクチャ早い。Jとは明らかにレベルが違う。Jの選手はゆったり走りながら、ボールを呼び込みつつコースを変えてさがってきて、ボールを貰って止めて、そして落とす。高原は、一瞬ガッ!と斜め前へ走り、その後ここだ!というタイミングに物凄いスピードで降りてきて、精度の高い速いパスを要求する。出し手にそれが伝わるように。そして、落としのパスもピッと速いパスを出す。素晴らしい。

そして、前線へ抜け出してもボールを失わない。キープが非常にうまくなった。というより、トラップの角度、ドリブルのコース取りがうまくなったように見えました。ドイツの屈強な守備陣を相手にして得た精度とコース取りなんだろうと思います。

本当に高原は素晴らしかった。
少なくともスタジアムで見る限りは。


■中澤
おかえりなさい、という感じ。
彼の代表ユニフォーム姿を見れたこと自体がともかく嬉しい。
浦和のオッサンとのコンビ。誰もが見たかった最強コンビ。
プレー自体は、正直序盤はちょっとヒヤヒヤした(笑)
いや、能力を疑うプレーは一度も無かったですよ。
じゃなくて、ちょっと浮き足立ってたような?そんな感じ。
自分もサッカーをやっているからわかるけど、守備とは経験によるところも非常に大きい。読みやポジショニング、体の使い方一つで大きく局面が変わる事もある。中澤は77年生まれ。2010年には32〜33になる。これは、アリだと思う。闘莉王とのコンビで若い闘莉王(そんなに若くもないケド)と、大ベテランの中澤。素晴らしい守備ライン。見たいですね。


■藤本淳吾
正直、もっと見たかった。
中村憲剛もいい。遠藤もいい。二川もいい。
しかし、プレーの質、量、ポリバレント性といい、淳吾をもっと試しておくべきだと僕は思います。それぐらいアタッキング性において彼は他の誰よりも秀でてると思う。もっともっと活躍して、他を圧倒して欲しい。それぐらいのポテンシャルが淳吾にはある。


■中村憲剛
並べてみる前から、「絶対プレーのクセも俊輔に似てるよコイツ」って川崎F観戦時から思っていたけど、テレビより選手が小さくなり、プレーのクセが逆に読み取りやすくなるスタジアムで確認。間違いない(笑)

いや、しかし素晴らしい。
彼が入ってパスワークに奥行きが出来た。
奥行きが出来たという表現、我ながらこれほど的確な表現も無いなと思うのだが、これはわからない人には非常にわからない表現だろうな(笑)単純に良いとか悪いとか、早いとかうまいというのともちょっと違い。奥行きが出来たという感じ。右、左、縦、横だったのが斜めが入った感じといえば分かり易いかな。

これは何がなせる業かというと、憲剛の持つ技術の高さと視野の広さ、ボール保持のうまさ。これが阿部より圧倒的に高い。だから、狭いスペースでもうまくボールを呼び込んで敵をいなし、パスを散らせる。ショートもロングもいける。阿部は基礎技術は高いけども、華やかなテクニックともいうべき応用的な技術はそんなに高くは無い。一発のロングキックの精度と威力の素晴らしさは阿部もすばらしいけど。中田浩二に近いですよね。彼は。守備力は憲剛<阿部でしょうね。しかし、いい選手。

名波の本当の後継者は憲剛じゃないだろうか。


■遠藤
ここ数ヶ月。
僕は彼を見直すべきですね。
素晴らしい。ともかく、ボールコントロールの素晴らしさ。
基礎技術の高さ。ワールドクラスだと思う。
そのポテンシャルを見誤っていたなと、正直に思います。
もしかしたら、ボールを止める・蹴るという基礎の基礎だけなら
遠藤は小野を凌ぐかもしれない。

■オシム
解せないのは、なぜ羽生??
羽生は嫌いではないケド2−0の局面、必要だったかな。
羽生の事は良くご存知だろうし。
それより淳吾を先に出して欲しかったと僕は思います。


というわけで・・・。
これから僕はビバ淳吾!ビバ憲剛!
と叫んでいきたいと思います(笑)

本当に素晴らしいよこの二人は。


posted by 総さん−ソウサン− at 13:10| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月24日

リーダーはピリピリしてはいけない。

僕の仕事。
ご存知Webディレクター。
ディレクションと監督業だから、結局幹事とかリーダーというのもそんなに変わらない。仕切り役ってことですね。

で、ディレクターに一番大事なモノは?とよく聞かれるんだけど、これが本当に難しい。一番がないのがディレクターというのが、正解でしょうね。

リーダーに置き換えてみればわかりやすいですね。
「リーダーに一番大事なモノは?」という質問。
リーダーに必要な資質って多岐にわたるでしょう。
人身掌握術だったり、プレゼン力だったり、精神力だったり。
物事を整理する力、情報を見抜く力。

幹事業やまとめ役、ディレクターをやっている人でグチばかりこぼして行事が上手く進まなくて、そして他人のせいにする幹事って、よく見かけるんですけど「じゃあ、やめればいいのに」って思います(笑)
自分にはそういう能力が無いんだという事がわからないのかな〜なんて思いますね。

前の僕の同僚で世代としては同じ歳ぐらいなんだけど、業界歴でいうと僕より半年ぐらい少ない。そういう人がいました。彼は能力があるのでどんどんと仕事が任されてきて、忙しくなってピリピリしていました。はたから見てるこっちにも伝わってくるぐらい。対応が少しずつぶっきらぼうになっていて、言葉も少しトゲが出てくる。そして、のらりくらりと仕事をしている僕と、もう一人の同僚に対しても対応が高圧的になってきていました。

「ああ、君はその程度か」
性根の腐った僕が心の中で思ったことです(笑)
これは僕の持論ですが、リーダーは絶対にピリピリしたところを見せてはいけない。リーダーというのは、信頼を勝ち取らなければならない。そのためには、自分の人間の底というのを簡単に晒してはいけないわけです。なんでもかんでもギャースカピースカわめいて、心が揺さぶられている人をリーダーにしたいとは思わないでしょう?(笑)

人が動かない事もあるし、予定通りに事が進まない事もある。
世の中なんて、だいたいそんなもんですよ。計画を立てるとね。
そこで、うまくいかないからと行ってリーダーがピリピリしていては、周りは絶対についてこない。信用できないから。信頼できないから。人間なんだから、ミスもするし慢心も怠慢もある。それにいちいち心が揺れていたら、周りはそういう部分を見せなくなるでしょう。本当は持っているにもかかわらず。そういうグループがうまくいくかというと、これは無理でしょうね。本来の姿ではないのだから。多少そう言うことがあっても、自分を信頼してくれる人、それでもなんとかしてくれる人。そういう人が上に立つからこそ、周りは自分もリーダーとそのグループに協力しようと頑張る訳で。

腹もたつこともあれば、悲しくなる事もある。
でも、リーダーはそれをグッと堪えて、まず状況を確認して話をしなきゃ。もちろん、ミスはミスだし悪いことは悪いこと。誰かがルールを破ればきちっと叱るべきだし、責任の追及もするべき。でも、それとピリピリすることとは全く違う。相手だってミスをする生き物なんだという前提で話をするべきで、そこからスタートすれば大抵の事はすんなりと解決する。

ピリピリしている人って、問題が起きると余裕が無いからすぐ怒り出して、そして相手を言及するでしょう?あれが、本当に良くない。相手も善意でやろうとしている状況なら、たいていの場合はすれ違いがほとんどですよ。言葉の捉え方が違ったり、時間の感覚が違ったり。それが常識から外れていたり、まわりとは明らかに違う事もある。でも、それはお互い別個の脳をもった人間なんだからしょうがない。大事なのはその後。


「そっか。これはミスになっちゃったけど、じゃあしょうがないね。じゃあさ、次はこういう風に指示を出すから、そうしたら次からは問題なくできるよね?」


これが言えるかどうか。
ディレクターって仕事は実はこういう部分で計れたりします。
周りにいるまとめ役の人を見ても同じ。
問題が起きた時の対処の仕方でだいたい器量が測れますよ。
当然のルールがあって、それを持って怒っている人は、
その程度のリーダーでしょうね。

僕もまだまだ出来ていないんですけどね。
posted by 総さん−ソウサン− at 23:58| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月21日

結婚式二次会。

おえー。
や〜っと終わった終わった。
正直、疲れた(笑)

3月19日〜お休み入ってます。
とりあえず、充電のために毎日グダグダしてみるつもりです。
といいつつ、実質的なお休み開始の3月16日夜から、物凄いハードスケジュールですけど(笑)やっと今日から平穏な日々を取り戻せそうです<別に誰のせいでもないんだが


というわけで3月17日、自分にとって近すぎるくらい近い友人の結婚式でした。奥様もすでによく知っているお方なんだけどね。当日は披露宴+二次会に参加。朝から丸一日のスケジュール。大変だわ。でも、披露宴はよかったです。5〜6回披露宴に参加しているけど、かなり良かったと思います。新婦がよかったかなぁ〜。あ、あと新婦と、それと特筆すべきは新婦でした。


っていうか新郎の君。
緊張感無さ過ぎるよ!



集合写真の時は眠そうな顔で笑顔が無いし(「タコわさ持って来い」とウチの仲間)
最後のお父さんのご挨拶中に頭ウネウネまわしてビートたけしやってるし
最後の挨拶ものらりくらりと喋って、最後感極まってじゃなくて普通に言う事忘れるし
二次会最後の挨拶、奥様に〆をまかせるし。
ブツブツブツ・・・(笑)

いや、思うにそれが彼らしいんでしょう。
良い披露宴でした。ワテクシ泣きました。
もちろん新婦のところで(笑)
あと新郎のお母さんの風吹ジュン(似てるんだこれが)の泣き顔を見て。

さて、二次会です。
僕にとってはココからが本番です。
だって幹事だから(笑)
3時頃に披露宴が終わり、退場後新郎から受け取るものがあるので、新郎待ち。少しずつ、ソワソワしてくる。今思えばこの時が一番落ち着かなかったかも。バーを貸しきって100人近く来るパーティーですから。自分の引き受けた役の大きさを今ごろ実感しだしたわけです(笑)でも、それもモノの20分ぐらいでしたけどね。すぐ治っちゃった。まだ二次会までかなり時間があったのに・・・。20分で腹括り完了です。我ながら便利な性格だこと。


さて、二次会。
約半年ほど前。新郎からこの役を依頼された時。
正直、軽く見てました。まあ、できるでしょって。だって100人も参加するとは思わなかったもん(泣)「こっち(新郎)側で任せるとしたらお前以外いない」という言葉は、特に嬉しくもなくw。同じ20人規模の仲間として動いている僕がリーダーなのだから、まあそらそうなるでしょうよって自分でも思ったので。僕の器がどうのこうのではなくてね。

二次会の余興。
すーーーーーごい考えました。
1月にお店側とタイムスケジュールの打ち合わせがあって、もうそのあとからはほぼ毎日考えてましたねぇ。

何を、どうしたらいいんだろう。
準備は?規模は?予算は?時間は?どんなものを用意すればいい?
そもそも、何をやるといい?クイズ?出し物?抽選?

で、まずコンセプトを決めました。
職業柄そういう事決めたがるので(笑)
いや、プロジェクトにせよデートにせよイベントにせよ、コンセプトと目的はできる限り深くまで考えた方がいいです。そこさえガシっと決まっちゃえば、あとはそれをもとに全ての事を判断するだけですから。

考えたわけです。
この二次会の目的は何かと。
二次会の成功というものがあるとしたら、それは何を差すのか。
当然、主役は新郎新婦。じゃあ、新郎新婦が楽しめて皆にお祝いされて嬉しければそれでOKなのかというと、そうじゃない。どちらかというとそれは失敗するケース。

では、新郎新婦が求めるモノとは。
自分達が楽しむのは大事だろうけど、求めるモノはそこじゃない。
披露宴は別で存在するわけですから。
たっくさんの人に集まって貰って、楽しく祝って欲しい。
新郎新婦も肩の力を抜きたい。そんなところでしょうか。
で、結論に至ったわけです。

■結婚式二次会のコンセプト:
参加者自身が楽しむ事


新郎新婦は主役ですが、そもそもお祝いをする為に全員が集まっているので、ほっといてもおめでとうの言葉は飛び交う訳です。それに+してなおお祝いのタイミングを多く作るというのはナンセンスだし、それは披露宴のコンセプト。それやると新郎新婦も構えちゃうし。それよりなにより、大事なのは会としてパーティが盛り上がって新郎新婦が参加者と一緒に楽しむ事。そのためには、実はターゲットは新郎新婦ではなく、数の論理でパーティーの雰囲気の全てを握る参加者の方なんですね。大勢いる参加者一人一人が楽しめば、盛り上がる事によって新郎新婦も楽しめる。中心は参加者ということです。

で、余興は何をやるのか。
よくあるのが、ビンゴと新郎新婦にまつわるクイズ。
ビンゴは本当によくありますね。
これはダメです。絶対に盛り上がりません。
ビンゴって個人プレーですから。楽しいのは当たった人だけなのです。
しかも運だしね。ビンゴの最大の問題はココなんです。「本当の参加者」が少なすぎる。当たった人だけが参加者みたいなもんですから。しかも、音としても小さすぎますし。

新郎新婦にまつわるクイズ。
これもダメですね。相当工夫しないと。
これは上記のコンセプトから外れるのです。
新郎新婦が主役の余興ですから。これは。
正直、新郎新婦の馴れ初めや呼び方なんて、どうでもいいでしょう?(笑)
そういうことは、もっと新郎新婦と近い距離で飲みながら照れている二人を肴に聞き出すものです。その規模でこそ新郎新婦にまつわる話は効果を発揮しますね。

で、僕が出した結論は「チーム戦」
参加者が楽しむというコンセプトを設定した時、ではどうすればよい?というクエスチョンがずっと頭にあって、その結論が「ともかく一人でも多く"自分もゲームに参加してる"という意識を持たせること」でした。人間って、自分が能動的に何かをしている時の方が、喜びを感じやすいのですよ。人が何かをやるのを見ているよりね。

その「チーム」も、新郎新婦に協力して貰ってあらかじめチーム分けをしておきました。当日のクジで決定だとどうしても偏りができますからね。10人1チームという大所帯。バランスが崩れて一つのチームに一つの一派が入るとどうしても疎遠なチームが出てしまう。各々の人間性もあるし。なるべく均等に、そして適度に同じ組織の人をまとめる。

で、僕が嫌いな「チーム戦」というのが、そういうクジでバラバラに集まったチーム戦なのですが、もう一つあったりします。余興の直前にチームごとに集まって「ではいまから〜」なんていう二次会あるじゃないですか?あれ、大ッ嫌いなんですよ(笑)だって、チーム内で何の親睦も深められてないのに、いきなりチームですよって、そりゃないよって感じですよ。だから、余興開始より15分前にチーム分けをして、集まって貰いました。その間に自己紹介しといてって。

で、実際に何をやったのか。
メインはコレです。

ice_1M_aori.jpg

笑えるでしょ(笑)
これ、中身本物のお札です。
世の中には本当にバカな人がいるもんだって思いました。
今まで、偉そうに講釈たれてきましたが、これはもう別物です。
いや、二次会の余興としてこれは大いにアリだと思うし、
そのコンセプトに外れないように選んだつもりです。
でもね、やっぱり一番大きかったのはね・・・



僕が生で見てみたかったから(・∀・)エヘヘ



・・・・(笑)
で、これをどう使うか。
溶かすか壊すか。時間があれば溶かしても良かったんですけど、これ溶かそうと思ったら2時間はかかりますね・・・。というわけで、ゴムハンマーで叩いて壊す。しかし、お札は破ったらダメ。他の道具も一切ダメ。


ここからが唯一の想定外。
皆白熱しすぎだから(滝汗)
あのね、中のお札破ったら失格だって言ってるんだから、皆計算して丁寧にやるもんだと思ってたんですよ。でもね、始まってみたらね、皆なんですかあれ。親の敵のようにドッカンドッカン叩くわけですよ。

そら、お札も破れますよ(笑)

仕方なくルール変更したんですけどね。
まあ、あれだけ楽しんで貰えればこちらは本望なんですけどね。
でも、司会としてちょっとだけひいちゃったのは内緒です(笑)

で、これが本戦で、いくらなんでも10チームが全員氷を割るゲームに参加できるわけもなく、ふるいにかけるために予選。ペットボトル早飲み競争。プランナーの方に「男女一名ずつですか?ん〜炭酸飲料500×2が普通ですよね」


「普通ですよね」
「普通ですよね」
「普通ですよね」
「普通ですよね」


漏れ普通嫌い(・∀・)ヤダヨ

コーラ500と充実野菜1000ml
我ながら性格悪いなって思いました。
でも、早飲みって皆好きなんですね。
あんなに白熱するとは・・・・。

予選が終わり本戦に進むチームを上位5チームとしました。
さて、こうなると一つ問題が。
早飲み選手権が終わったら、単純計算で5チーム×9〜10人が蚊帳の外になってしまいます。早飲みなんてすぐ終わっちゃいますから。=ほんの数分で半分の人が蚊帳の外。これはなんとかしなきゃ。そこで思いついたのが、敗者5チームによる優勝チーム予想。これで、敗者チームも一応本戦に参加できる。あんまり興味ない人もいたけどね(笑)

この二つの余興。
スタジアムかっていうぐらい歓声が鳴り響き、マイクを持っている(そして人より声が通る)僕を持ってしても中々意志が伝わらないくらいの盛り上がりを見せたので、成功だったとは思いますが、100人から欠席が相次いだとは言え90人近くでは、もうまとまりませんね(笑)

余興後は参加者全員によるサプライズと、新郎新婦の挨拶。
そしてキス。
参加者に確認をとって20秒としましたが、まあそこはご愛嬌。
本当は40秒ありましたから(笑)ウケケ。

ほどなく、終了。
参加者が楽しむ、というコンセプトは達成できたみたいです。
すると、おやおや参加者がおかしなことを言ってますよ??


「ビンゴやらないの?」


右手にビンゴカードを持って司会の僕に問うて来ました。
もちろん、やりませんよ(笑)
ただのフェイントですからね(笑)

あのー、どうやって盛り上げようかと思ったのです。
その時に辿り着いた一つの答えがそれ。
結局ね、どんなに独創的な余興をやっても、受け止める参加者の期待値が高いと、喜びは半減するのですよ。「キムタクに似てる」というとブーイングが起きるのは、そのフレーズだけで見る前から期待値が高いからです。だから、盛り上げるには「ああ、楽しかったね」と思わせるためにもっとも手っ取り早いのは参加者の期待値を下げることなんですね。だから、「ああ、今日もビンゴね。ありがちね」って思わせたかったのですね(笑)まあ、本気で景品を期待した人もいたようですが(笑)


ほぼ3時間のパーティー。
終わった時はもう屍でした。
僕、少しぐらいは飲食できるかなと思ったんですけどね。
甘かったですね。
缶ビール一本も空けられず。
食事は0。

終わって帰りの電車に乗る頃に「あ、お腹減ってるジャン俺」って思い出したぐらいですから(笑)終わって一息ついて、地元に戻って飲み始めたらみるみる元気になっていく自分が不思議でした(笑)

11月に中学校の同窓会の幹事をやった時に「一度は大きなイベントを仕切ってみたかった」と書きましたが、こんなに早く100人クラスのパーティーを仕切るとは・・・(笑)

でもね、やってみるとそんなに難しい事はないです。
当日はさすがに大変だったけど。
なんか、グダグダだったり準備が間に合ってなかったり、急造でしっかり練られていなかったりっていう二次会をよく見てきたので、そんなに大変なモノなんかと思っていたんですが、偉そうに言わせてもらうとそれは幹事の怠慢が全てです(笑)コレは間違いない。ちゃんと目的をしっかり持って目標を定めてスケジュールをしっかりときれば、準備自体はさほど難しいものではないです。今回準備不足っていうのは0でしたから。(協力者がいないと、さすがに難しいけど・・・)

新郎新婦も喜んでくれたみたいなので、ヨカッタヨカッタ!
我が定例会の仲間は良く動いてくれて助かりました。
ありがとさん!!!

・・・花見やらなきゃ。
posted by 総さん−ソウサン− at 12:11| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月14日

柳沢大臣発言に過敏に反応する人。

あえてほとぼりがさめた頃に書くという(笑)
イヤラシイ筆者ですコンバンワ。

はっきり言って「女性を産む機械だなんていうアイツ最悪!」っていう人は、僕はアホだなぁ〜と思います。アホ、というよりは本質が見えていない?ということかな。

果たして、柳沢大臣を批判する人の何人がちゃんと彼が発言した原本を確認したのでしょうか。全部とは言いません。渦中の問題とされる発言の前後を含めた一節でもいい。それをちゃんと確認してから批判しないとね。調べればそれぐらいはわかりますから。

===========================================
『なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。人口統計学では、女性は15〜50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると大体分かる。ほかからは生まれようがない。*産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。(女性)1人当たりどのぐらい産んでくれるかという合計特殊出生率が今、日本では1.26。2055年まで推計したら、くしくも同じ1.26だった。それを上げなければいけない』
===========================================

これの何処をどう読んだら「女性は産む機械だ」と言っているように聞こえるんでしょうか。不思議で仕方がない。確かに、たとえ話として不適切なのは確かだし、権力のある人間として、この例は控えるべきだったでしょう。でも、所詮はたとえ話。例えの出し方が悪かっただけで、柳沢大臣は別に「女性は産む機械だ」と言ってるわけではないですよね。

この部分については、橋元弁護士が凄く良いことを言ってます。
「中学校の国語の試験問題でこの文章を読ませて、主旨を一言で纏めろと言われて『女性は子供を生む機械』と答えたら零点だ。それはおかしい」

いやぁ、もう仰るとおりですね。
言葉尻や語尾の問題ですから。
しかも、本人喋りながら即座にその場でそのたとえを出すことを謝罪している。本人も、ある程度不適切なことは自覚の上だったということでしょう。この人は経済の畑から出てきた人らしいので、その中でうまく伝えようとしたらこういう例えになったんでしょうね。言ってることは間違ってないし。

なんていうと「女性ばかりが頑張るのか!」という反論をちらほら見かけますが、それも仰るとおり。まあ、柳沢大臣の場合それもわかった上での発言でしょうが。産みたくない人だっているのも、そんなの当たり前。でも、実際問題女性にしか子供は埋めないのだから、頑張ってもらわなきゃならないのは事実でしょう。その女性を国や周りがどう支えて、どのように負担を軽減するか。本来の論点はここのはず。

なのに、ウザいフェミの連中と来たら・・・。
勝手にその気になって「女性を代表して」なんて辻元は言い出すし
(あなたのやっていた法律に触れることの方がよっぽど問題だと思いますけどね・・・)、福嶋みずほ、田嶋陽子、なんなんでしょうかね?挙句の果てにゃ国会出席拒否。そして柳沢大臣に辞職しろと(笑)いいですよねぇ〜。「上司が女性を否定する発言をしたので、出社しません」って言えるんだから(笑)

この程度のことで辞めろっていうなら、もう国会議員皆全員メールで議論しなよ(笑)もしくは絶対にいい間違いを起こさない機械か、アナウンサーにでも。そのかわり政治力0ですが。

で、福嶋みずほはこんなことをやらかしてるわけですね(笑)

mizuho.jpg

ネットをフル活用している人はあまりに有名なのでご存知かと。
僕の周りの人は知らない人多いんじゃないかな。
よく読んでくださいね。
右の方です。

「子どもを埋めたい人の気持ちは?」

面白すぎる(笑)
これはね、同じように見えてタチが悪いですよ。
たぶん、福嶋みずほはいちいちWebを確認してUPさせていないのでしょう。それ自体が多少問題な気もしますが、仮に確認してたらもっと問題ですからね(笑)柳沢大臣の"発言"とは意味が全く違う。Web上に公開すると言う事は、口から出た発言と違い確認ができるのです。UPする前にね。修正するときでも。何度でも確認できる。それなのに「埋めたい」って(笑)


この人、ちゃんと辞職してくれるのかな?


と、思っていたのですが音沙汰無し。
謝罪すら無し。
ヒドイ話だ(笑)
2chで予定通り叩かれていたのですが、そこにも良いことをいうねらーが。
==============================
識者のみなさん

このスレ見てアホらしいと思うでしょう?

あなた方のやっているのはそういう事です。

==============================

==============================
マスゴミさんへ

このスレみて、「馬鹿じゃないの。やっぱ2ch」って思うでしょ。

あんたたちの柳沢発言報道も、これと同じです。

==============================

全くその通り(笑)

仮に、柳沢大臣が「種の数、種を生み出せる装置の数はある意味で決まっています」と言われても僕は「まあ、そうだねぇ」ぐらいにしか思いません。

それを辞めろだのと国民を煽るマスゴミは大嫌い。
大嫌いなのですが、国民だってもう少し情報を選別する目を持つべきだと僕は思います。
この柳沢大臣の発言にしたって、マスコミの垂れ流す情報のみ、ひどいひとはニュースのタイトルだけで判断して憤慨している人がいる。

情報は自分で選ばないといけない時代ですよ。いまや。
じゃないと、マスゴミに踊らされるただの動物に成り下がるだけ。
posted by 総さん−ソウサン− at 18:57| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月13日

真の男女平等ってなんだろうね。

昨日の続きみたいなもんです(笑)
書くときは書くんですよ。えへへ。

昨日書いた番組。
爆笑問題の「私が総理大臣になったら
ふかわりょう発案マニフェスト「レディースデー的なものを一切廃止」

この議論の中で「とある企業で100人の採用の中で2人しか女性がいなかった」という話がありました。これが女性差別であると。まあ、それもわからなくもないですが、それを企業に訴えるのもねぇ?企業には企業の戦略があるわけだし。

やっぱり、どうしたって女性の寿退社の方が多いわけですよ。
労働環境のきびし〜い会社だとやっぱり男の方が重宝されます。
女性はそういう面で課題が多いですからね。簡単な話ですね。
あなたが人事だったらどちらを選びますか?
確率論で、長くビッチリ働いてくれそうな人と、そうでない人。
そりゃ、前者を選びますよ。企業だってボランティアじゃないんだから。これは、女性自身が意識を変えないといけない部分があるのですよ。多分に。全てが全て女性の責任だとは言いませんが。

ただし、産休でいなくなるというのは痛手ですね。これはどうしようもない。これは、男性にも産休を認めるという手法を企業がとっていますが、権利を認めることと、普及させるのは全く意味が違う。男性の産休を普及させるなら、半ば強制的にやらないと(そうすると既婚男性の評価が下がりそうですが・・・)。しかし、それぐらいやらないと意味がない。

でもね、男女平等って言っても「男性に守られたい」という女性もたくさんいるのですよ。「寿退社したい」って人もいる。それだって大いに許される話で。

田嶋先生を始めとする「男女平等」って、個性も何も無い「男も同じ」という方向に話が言っていて、ある部分女性を否定している嫌いもあるのですよね。

その点でいうと、西川史子とかよいバランス感覚してるな〜なんて思います。
posted by 総さん−ソウサン− at 19:58| ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月12日

田嶋陽子が嫌い。

いや〜、書かないときは書かないですね〜。
忙しいのもありますが。言い訳ですね。

この前爆笑問題の「私が総理になったら」という番組をウダウダと見ていたんです。今回のマニフェストはふかわりょうの「レディースデー的なものを一切廃止します」

あのフェミニストで有名な田嶋陽子が出ていたのですが、やっぱり僕はこの人大嫌いですね〜。正直、人前で何かをやらせるべきではないと思う。この人、「女性の地位向上」ってずっと言ってるけど結局、女性のことしか考えてないです。ほんと、ここまで行くとひどい。そして、人の話を聞かない。人が意見を言っているのに遮る遮る(笑)議論の仕方からお勉強しなおしたら?って本気で思います。(笑)

ふかわりょうが掲げたレディースデー云々というのは、きっかけに過ぎなくて、本人が言っているのは「これだけ男女平等と叫ばれているのに、なぜこの種のものだけ誰も批難しないの?なんで?」っていうことらしい。言われてみりゃあ確かにそうですね(笑)僕個人としては「まぁ〜オナゴも大変だし、別に損はしてないからいいかな〜。そもそも企業のマーケティングだし」という程度だったので、別にレディースデー自体はどっちでもいいのですが、これが男女平等の一つの基準になるという観点からすると、ああ、確かにイヤだなと思いますね。

田嶋陽子や猪口さん(男女共同参画担当大臣)が言うには、こういうことらしいです。

・レディースデーは企業のマーケティングの一環。他人がとやかく言えることではない。
・男性を1とする場合の所得格差が女性は激しいため(確か0.6○・・・らしい)=つまりそれを救済するサービス



あほやなぁこの人たちって思いました。
マーケティングだから云々っていうのなら、職業の呼び方や雇用に文句つけるなよ。だって、読者や視聴者、聴講者に対して元々は「看護婦」と言ったほうが伝わりやすいものもあるし、「スチュワーデス」だって同じ。行政や他人がとやかく言う権利が無いなら、全てそうしなきゃダメでしょ(笑)雇用だって、実際人材のマーケティングなんだし。

所得格差が云々っていうのは、これは矛盾にも程がありますね(笑)
聞いてて笑っちゃった(笑)これ、憤慨して言ってたの田嶋先生なんですけどね。これだからフェミは男性に認められないんだよ・・・。この話は、男女という見方をするから冷静に見れなくなるんです。そういう有機的な情報を排除してみると、物凄い簡単な構図になる。

とある会社にAさんとBさんという社員がいたとします。
Aさんの賃金は時給1000円。
Bさんの賃金は時給650円。
能力は同じとして、です。これ、確かにおかしいですよ。
でもね、Bさんは毎週水曜と金曜は社食が半額になるのです。

Aさんが言いました。
「なんだよそれ。おかしいだろ」

Bさんが言いました
「おかしくないよ。こっちは所得格差があって苦しいんだから」

ああ、そらそうですねぇと。
Bさん大変だもんね。能力あるのに安月給です。
そら仕方ないよ。
でもね、そしたらこれ逆のことも言えちゃうわけですね。

Bさん「なんでAの方が時給が高いんだ。おかしいだろ!」

Aさん「でもその分お前は社食が安いんだからいいじゃん」


マヌケな話ですね(笑)
その立場を受け入れられないなら、その立場を否定しなければいけない。それなら、その立場で受け入れられる甘い汁も捨てなきゃだめ。このBさんの場合「俺はAと同じ仕事をしているんだ!だから、この半額サービスもいらない!」と言わなきゃ矛盾が生じますね。


こういうのをダブルスタンダードと言うんですよ。
こんな簡単なこともわからないんだもん。
そりゃ、横浜市長選落ちるってもんですよね。
posted by 総さん−ソウサン− at 22:12| ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月11日

家庭的な女が好きで何が悪い。

よくね、言うでしょ。
「男はすぐ家庭的な女を求める」とか。
「女は家庭に入るもんだ」とか。
挙句の果てにゃ「家事を手伝わない」とか言い出す史始末。

だって、そういう女性が好きなんだもん。
別にいいじゃない?好みなんだから(笑)
そういう男が嫌なら、選ばなきゃいいだけ。
そういう男に選ばれた女性の方がモテるのは、
そりゃ単純に需要の問題でしょうね。


僕は結婚するなら相手は専業主婦じゃないとダメです。
っていうと、よく誤解されるわけです。
昔気質の頭の堅い男って。
まあ、別にそう思いたければどうぞって話なんだけど(笑)

別に「女なんだから家庭に入るべき」なんて微塵も思いません。
キャリアウーマンだってカッコイイし、魅力も感じます。
でも、奥さんにしたいとは思わない。
僕の業界は、もうこれは本当に労働環境の厳しいところです。
Web制作会社なんて、ほんと労働基準法って知らないのかな?っていうぐらい働かされます。今いるところはそうでもないですが。でも、僕はこの業界でやっていきたい。

そんな僕が、結婚するとしたら相手は専業主婦じゃないと続かないっつうことです。家事なんてやる暇ないもん。朝から晩まで必死こいて働いて、帰って家族の家事までやるぐらいなら、どう考えても一人の方がいいでしょう?(笑)僕が出来ることは、僕一人の給料でも不自由なく暮らせるような収入を確保することでしょうね。

こういうこと言うと「嫁を家政婦かなんかだと思ってる!」とか言う人がいるんですけど、僕にとって結婚て半分はそういう意味もありますから(笑)「愛のある一生の家政婦さん」という面も大いにあります。その代わり、奥さんの分の財産もガッツリ稼いできますよ〜というだけの話。僕が稼いだ財産の半分は奥さんのものですから。

「愛情が感じられない人に家事なんてやる気しない」
っていう奥さん、よくいますけどそれ聞くたびに
「専業主婦はいいなあぁ〜」って思います。
上で書いたとおり、専業主婦の場合、旦那が稼いだ財産の半分は奥様のものになるわけです。旦那が外で不自由なく働けるように心身のケアやメンテナンスをするのが主婦の務めでしょ?で、それに対して賃金が発生している。つまり、主婦って本来は立派な仕事なわけですよ。前に書いたけど、早い話が旦那が社会というサーキットで戦うレーサーなら、妻はピットで待つメカニック。旦那が得た称号の半分は妻のものです。

すると、専業主婦にとって旦那というのは、自分が奉仕する相手ですから「クライアント」になるわけです。自分の仕事に置き換えて考えてみてください。「クライアントがちゃんと評価もしれくれないし、信頼も感じないので真面目にやる気がしない」なんていえないですよね(笑)僕個人としては、世の旦那さんはもっと愛情表現や感謝の意を言葉にするべきだとは思いますが、それと「だから真面目にやらない」ってのは全く別の話。

よく、TVで「しっかり奥さん」として出てる人で「料理はちゃんと3食作らなきゃダメ!」「洗濯物はシミ一つあっちゃいけない!」って人を見て、すごいな〜と思いますがよ〜く考えるとコレもおかしな話なんですよね。仕事だったらそんなの当たり前だもんね(笑)

だから、ほんとバカげてると思いますよ。
怠けてる主婦が「自分の事は自分でやれ!」って。
頭悪いにも程がある。

だったら「自分の分ぐらい自分で稼げ!」って言えちゃうもん。
posted by 総さん−ソウサン− at 03:00| ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月22日

有休消化の戦い再び。

さて、退職する時には大抵はつきもののお話です(笑)
特に若造はナメられるので多いですね。この手の話。
また、日本の労働管理として「業務をこなせるピッタリ人数」で
お仕事を展開しているところが多いのも原因かな。

新卒で入社した会社を退職する時にも戦いました。
有休消化。
労働基準法 −有休消化の戦い−
新卒で入った会社ですから、年齢はまだ24になりたて。
尚且つ、転職経験も無いし「お世話になったし・・・」ですから。
この頃の僕はまだなんか可愛かったなぁと思いますね(笑)

というわけで、なんだかまた揉めそうです。
たかだか二週間の有休も渋るみたいです。
もう1年前から今年の3月末で契約を打ち切ると言っていたのに、何を言ってるんだか、ですよねぇ(笑)

今日派遣先の管理者に言われました。
「まだ派遣元に返事はしてないけど、基本的には認められないから」
うんうん。そうですか。
勝手に言っててください♪(笑)
だって、僕関係ないもん。
派遣先と労働契約しているわけではないですからね。
派遣先に了解をとる義務と言うのは本来ないのです。
派遣で働いている方、覚えておいた方が良いですよ。
労働契約を結んでいるのはあくまでも派遣元と自分ですから。
派遣先と派遣元が派遣契約を結んでいるのですね。
だから、残り二週間いないと困るといわれても、
それは派遣元が代わりの人を見つけてくるしかない。
知らないのかな、管理者の人は。

ちなみに、意外に知らない方が多数いるのですが、基本的に雇用者(会社)は労働者の有休申請を拒否する権利はないのですね。これは正社員だろうがアルバイトだろうが同じです。ただし、業務に著しく支障をきたす場合のみ、時季変更権(注:時期ではなく)というのが認められます。ただ、この時季変更権も「著しく」というのが鍵で、他部署から応援を頼む等の企業もしくは管理者の努力の余地が残されている場合はこれに値しません。

そしてそして、ここからがもっと知られていないのですが、時期変更権は労働者が変更する時季に当該組織に在籍しているということが大前提で、退職等の理由で物理的に変更が不可能な場合は、雇用者に時季変更権は与えられません。

つまりね、会社辞めるときの有休消化は法律で守られていて、だーれも止めることはできないのですね。これを無視すると「6月以内の懲役又は、30万円以下の罰金」というおも〜い刑罰がくだされます。労基署に訴えられたら、会社は反抗できない。
僕、次の職場は環境としては妥協を許さない才能集団という会社なので、自ずと精神的に厳しくなります。だから、この休暇は絶対譲らないです。ま、意志の強さだけは自信がありますから(笑)

ただ、派遣て面倒くさいですね。
戦う相手は派遣元なんです。目の前にいる派遣先と戦えればこれほど楽なこともないのですが(それの方が苦しいという方もいますが)。

もうね、1年前から3末でいなくなるって言い続けているのです。
有休消化の連絡だって一ヶ月前から伝えたわけだし。
「有休消化の可能性もある」と事前にリスクヘッジを考えていない管理者と派遣元の甘さですよね。だって常識だもんね。退職前の有休消化なんて。こんな簡単なリスクヘッジもスルーしてたら、僕の仕事なんてボッコボコに叩かれるのに。のんきなもんですわい。

さて、とりあえず内容証明で有休申請の紙面でも送ってやろうかな(笑)
転職経験があるとこういう時やっぱり強く出れますね。
でもまあ、強く出れる理由はもっと他にありますけど。

僕、ディレクターですから(笑)
交渉事での勝負なら生業ですよ、というね。
posted by 総さん−ソウサン− at 20:59| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

人にモノを説明するのが好き。

特に、そのことが分からない人にいかに身近な経験として理解させるか。
そういう事に萌える男です(笑)
単純に言えばプレゼン能力ですけどね。

以前に書いたお話。
僕のお仕事-フォントの話-
なかなか好評で「分かりやすい!」と言っていただけてます。
モノを説明して上手く言った時って、その事柄を知らない人より、知っている人の方が褒めてくれますね。自分が知っているからこそ、説明のプロセスのみに視点が向いてるのでしょうか。

で、今日はまた別のクライアントに聞かれた話。
この人はもうPCなんて全然わからないけど、なんとかメールとワード・エクセルぐらいは使える人です。

「すいません。なんで、圧縮しないとメールに添付って出来ないんですか?」

来ました来ました。
業界にいれば当たり前の事も、知らない人にとってはわからないこと。そんな質問は時に業界人をドキっとさせる。子供がする質問に大人がドギマギするのと一緒ですね。

例のごとく、「う〜ん」と唸ったあとの僕の回答。
===========================================
それはたぶんですね、佐藤さん(仮名)が、PC内の"フォルダ"を「箱」だと認識しているからだと思います。それでも問題はないんですけど、実情はちょっと違うのです。
PCというものを、底面積の大きな一つの箱だと思ってください。
深いものではなく、浅く広く大きい箱です。
PCにおける"フォルダ"とは、その中で線を引いてエリア分けをして名前をつけたものなんです。だから、たとえば画像や文書等のデータはエリアの中でバラに置いてあるのです。だから、すぐに取り出せるし、すぐにそこに置けるんですね。

では、例えばその大きな箱にある複数の物を宅急便で送ろうと思ったら、そのままでは遅れないですよね。袋を用意したり、段ボール箱を用意したり。それが、圧縮という作業なのです。段ボールにつめる時に、なるべきたくさんのものをいれらるように無駄なくスキマを減らして詰め込みますよね。そして、ガムテープで止めるので代わりにすぐに取り出せなくなる。圧縮も同じですよね。一度解凍しないと、すぐに中身は取り出せません。でも、そうすることによって、バラバラにおいてあった時より使うスペースが少なくてすみます。段ボールに詰めるとの全く同じですよね。「一つのエリアの中で複数のアイテムを、一つにまとめて、一つのアイテムとしてしまおう」ということなんです。
===========================================

結構ね、僕もドキっとするんです。
う〜んって唸ってるぐらいですから。5秒くらいだけど(笑)
このたとえ話が浮かんだ時が、一番ウキウキしてますね。

他の人でも分かりやすいのかな。
posted by 総さん−ソウサン− at 21:50| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月20日

タイプ別性格判断。

4月からの勤務先が決まりました。
この会社です。
もう一社受けていて、なんとそっちも内定もらえました。
今回の転職活動、二戦二勝でございます。
もちろん、期待以上の結果です・・・。
知り合いの皆様、祝杯でもあげてやってください。
某タレ目と某美人の結婚のおかげでまだまだ休むわけにはいかんのですが・・・・。

3月半ばから有休消化して二週間お休みするつもりです。
誰か遊んでやってください。一人旅でもしようかな。

会社の同僚に紹介されてやってみました。
実は昨年だったかに一度やったことあるんですけどね。
結果は同じでした。

タイプ別性格判断▼(結果)
http://www32.ocn.ne.jp/~emina/typebox/entp.html

当たりまくりでイヤになりますね(笑)
もうほんと、仰るとおりという感じです。
理論家で冷静と良く言われる割には「発想が変」と言われる由縁がこの結果に出てますね。これが二重人格と言われる部分でもある・・・・。

決まりきったことや決められたものには退屈するたちなので、
宿題は忘れるか、さっさとやってもいいかげんになりやすい。
つまらないものや挑戦のしがいのないものだと、
「勉強」と称して自分で変えてしまうこともある。

こうした行動はタイプの違う生徒や先生にフラストレーションを起こさせ、
けっしてよい結果にはつながらない。


ENTP型の生徒はそうした先生に敬意を払わなくなり、成績もかんばしくなくなる恐れがある。


思い当たる節がありすぎる(笑)

皆さんもやってみてはいかがでしょうか。
http://www32.ocn.ne.jp/~emina/
posted by 総さん−ソウサン− at 23:20| ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月19日

成功のイメージ。

最近哲学的なことや、自分の近況の話ばかりで、日本の政治とかニュースとか、特にサッカーの記事が少ない、という素敵なクレームを貰った筆者です(笑)
転職活動は終了したのですが、肝心の転職先はまだ決まってません。

一つは採用の合否連絡待ち。
一つは条件についての質問と、入社意思の回答期限についての連絡待ち。

二社とも一度は面接をして、相手の会社のスタイルもわかったので、もうほぼどちらに行こうかは決めているんですけどね。でも向こうから次の連絡が来なければ動けないという・・・(笑)

それにしても、いくらなんでもこんなに順調に転職活動が進むとは夢にも思いませんでした。3月上旬ぐらいまでに一社引っかかってればいいなぁ〜ぐらいだったので。いやまあ、普通そんなもんだと思うのですが。二週間で終了って、いくらなんでもねぇ?

あれ?僕ってもしかしてそこそこ優秀なの?
これ、調子乗っちゃっていいのかな?
とある人から「それは調子乗っちゃってもいい!」
というお返事が来たので「ふんふんふ〜ん♪」
と調子に乗ってみたら「それって調子乗ってるの?(笑)」
だって。あれれ、やっぱりAB型はどこか変みたいです。

今はこんな風にリラックスしていますが、当然活動始めはどこかソワソワしていました。二社とも、自分の実力からすると背伸びしても届くかどうかという難しい企業だと自分では認識していたので、結果はかなり厳しいものになるだろうと思っていましたから。

「落ちる可能性の方が高いと思う」
自分でも実際そう思っていたし、周りにもそう言い続けていました。ただ、だからと言って気分が滅入っていたり、ネガティブになって落ち込んでしまったりというわけではないんです。

「相手がどんな強敵であろうと全力を出し切るのみ」
今さら、どうのこうの言っても仕方ない。
2〜3日で僕の実力が飛躍的にアップするわけでもないし。
出来ることを精一杯、そして本番で力が発揮できるように準備するだけ。
自分ではそう思っていたし、周りにもそういうニュアンスで自分の心境を伝えていました。

ハッと、我に返る瞬間があったのです。
僕は何をやっているのかと。何を冷めた目で見ているのかと。
「いけない。このままでは僕は絶対に落ちる」
物事を成功させるために最も必要なものを僕は欠いている事に気付きました。というより、冷静につとめ自分の力を発揮するということばかりに頭が働いて忘れてしまっていた。

僕に欠けていたもの。
「成功した自分をイメージすること」
万人にコレが必要かどうかはわかりません。
でも、僕にはコレが無いとまず物事は上手く運びません。
自分の能力を冷静に分析すること、同時に相手の能力も冷静に分析すること。これは物凄く大事です。己を知ること、そして相手を知らずして物事の成功はあり得ません。けれど、何かにチャレンジする時にはそれだけでは高いところへは到達できない。

根性とか、執念とか、やる気とか。
そういう不確定だけど確実に力になるモノが欠けているから。
受験とかでも良く言うじゃないですか。
大学に見学に行って、自分がそこの学生になったことを想像してみろと。それと同じ事ですね。

「とりあえず一生懸命勉強して入れるところがあればそこにいこう」
「ともかくあそこに入りたい。ダメでもいいから、ともかくそこへ向かって勉強する」
より高い目標に到達できるのは後者ですよねきっと。
単純に自分の能力を伸ばす、自分の力を発揮しきるという力の放出方法と同時に、モチベーションという力の増幅剤が体内に発生するからだと思います。「自分の力を発揮する」だけなら、ある意味で機械でもできるし、むしろそういうことは機械の方が得意です。環境に左右されずに能力を発揮しますから。人間は悩んだり元気になったりと、「心」という大きな大きな不確定要素を持っている。

人の燃料である心を燃焼させる。
そうすることで、人の能力は飛躍的にUPする。
そのために必要なことは、心に火を投下すること。
心を燃焼させるということは、リスクを伴います。
強く燃焼させればさせるほど、叶わなかった時の傷は計り知れない。
燃料が空っぽになりますからね。

僕は、無意識にそれを恐れていたのかもしれません。
強大な相手であるからこそ「冷静になる」という大儀を縦にして、落ちたときの保険を自分にも周りにも掛けていた。このまま採用試験に挑んでいればたぶん落ちていたと思います。
「たぶん落ちる。けど全力を出すだけ」ではだめなんですよね。
「厳しいけど、絶対に受かりたい」でないと。

「周りに良い報告がしたい」
「あの会社に入れた自分はどんなだろう」
「あの会社の看板を背負ってクライアントに相対する自分になりたい」

高い壁に登るためには、臆せず勇気を持って「あの壁の向こうには何が見えるのだろう」と心を躍らせる人間で無いと、そこには登れないと思います。

これ、仕事だけじゃないですよね。
恋愛でも、イベントでも、スポーツでも。
「勝利した自分をリアルに描く」
これ、大事だと僕は思います。
posted by 総さん−ソウサン− at 19:15| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

親父への挑戦状。

思えば、僕の人生は常に他人からの否定で始まる人生でした。
幼少の頃より、親父にバカにされ続け、いつまでたっても学歴のあがらない僕は常に否定され続けていました。就職しても、親父はどこかで僕を見下げていたのは間違いない。僕の内面は評価するようになっても、結局学歴と超一流企業で生き抜いてきた親父には僕は社会の下流層の人間でした。今でも好きで好きでしょうがないサッカーを本気でやめろといわれました。このまま好き勝手に生きていても、お前なんかには何も出来ないとも言われました。今は良い親父なんですけどね。

高校を卒業してから専門学校に行き、そのまま就職したその6年間。
母は弟である叔父から責められ続けた。
「姉ちゃんは子育てに失敗している」
当然、僕のことですよ(笑)
名も無い高校に入学させ、好き勝手にさせて挙句の果てに4大ではないどころか短大でもない誰でも入れるような専門学校に入学させて、それじゃ生きていけない。姉ちゃんは、子供をしっかりと生き抜くための教育を怠っていると。叔父さんの価値観で言うと、五流大学に入学して、そこでも勉強もせずに、何も考えずに経済学部に入ったもののEXCEL一つまともにできないまま卒業し、結局親のスネをかじってフリーターをしている妹の方がステータスが上なわけです(笑)そのまま結婚するので、きっと叔父さんにとっては妹の人生は「正解」なんでしょうね。それでも、僕への子育ては失敗していると。そりゃあ、頭に来ますよ(笑)僕、失敗作呼ばわりですから(笑)本当は、専門学校時代に全国コンテストで受賞して専門学校日本一になっているのですが、まあそんなことは叔父さんは知らない(笑)凄く面白い叔父さんで、子供大好きで、僕は凄く可愛がられたんですけどね。可愛さ故に、僕では無く親であり実姉である母さんを責めたんでしょうね。


専門学校に入ってから今まで、モチベーションの一つは間違いなくそうやって人間を見もせずに僕を否定する人への戦いでした。勉強が全てではないし、勉強しかしてこなかった堅物である彼らに文句を言われたくない。負けてなるものか。そうやって自分の望むとおりに人生を選択してきて、専門でも受賞暦がいくつか作れたのはそのモチベーションのおかげでしょうね。就職にしても親にだけは相談しなかったし。

これまでの転職も、もともとの僕の希望や人生設計もあったけど、彼らを見返したいというのも大きな大きな一つの要因でした。僕はお金が欲しかった。今も欲しい。それは裕福になりたいわけではないです。そういう意味でのお金にあまり興味は無い。自分の成果に対しての報酬が欲しい。逆に言えば、それぐらいの成果を出したい。スポーツ選手の年俸と同じ感覚ですね。

新卒で入った会社でとある人に言われた。
「この会社は独特で柔らかい空気を持っているから、辞めても戻ってくる人がたくさんいる。元々それを知っていて辞めない人もたくさんいる。総さんも転職転職って言ってるけど、この会社の体質に慣れているから戻ってくるかもよ」と。
身の毛がよだつほど嫌だった。
僕はそんなに弱い人間でもないし、そんな会社の体質が嫌だったから辞めた。ココでは僕は成長できない。誰も見返せない。リスクを買ってでも勝負に出なければ、僕は上の世界へは登れない。辞めて見て、よくわかりました。僕はあの会社に絶対戻る事は無い。戻ったとしても、それは優秀なWebディレクターとして請われた時。あの会社ではありえない給料を貰いつつね(笑)

新卒で入った会社でも、僕の評価は悪かった。
いや、評価はされていた。でも、結局給料は激安だったし、僕の天分は僕が思うものと、その会社が思うものとはかけ離れていた。僕が300人の前でプレゼンをした時、上司は驚き、人事はその会社で教育できる分野でもないのに「成長したね」と言われたっけ(笑)

前の記事にも書いたこと。
妹づたいに、言われたこと。
「総さんは良いなあ。そんな給料もらえて」
有名大学を出て、弱小の地方企業で転職もせずにノウノウと生きている君に言われたくない。嫌なら転職すればいい。僕だって元々は同じくらいの給料だったんだし。リスクも買わないで、チャレンジもせずに日々の仕事に没頭してるんだったら何も変わらないさ。

学歴なんて、結局一つの物差しでしかなくて、それしか手に入れられなかった奴は、大成しない。大成するのは超がつくほど一流の学籍保持者のみ。その”超”を目指すならさ、どうせ目指すならさ、自分にあった"超"を目指すべきじゃない。一番大事なのは、己を知った後にその己を磨く事。それを訴えたくて、自分を否定する人にそれをぶつけたくて今までも、そして今も頑張っています。

一方で、僕の事を認めて応援してくれる人もいる。
時に、それは物凄いプレッシャーにもなるのだけど。
そういう仲間を見ていると、自分ひとりで戦ってきたわけではないということを痛感させられる。親父だろうが叔父だろうが、僕が否定されることは、僕を信頼してくれる人をも否定される事になる。それをだまって見過ごすわけにはいかない。親父も叔父も気難しい。親父はお世辞にも人付き合いが良いとは言えない。産まれてこの方親父が友人と会うなんて話、ほとんど聞かない。きっと、親父にはこんな仲間はいなかっただろう。それは僕の財産だ。親父には作りえなかったこの強力な力を、否定させる訳にはいかない。そういう思いが、僕の背中を押している。

一つ、内定をもらえました。
そこに入れば、たぶん僕はボロボロになるでしょう。
でも、たぶん実力は伸びます。
そこに入って活躍できれば、誰にでも胸をはって言えるに違いない。
「学歴バカなんて、使えないよ」って。

今、その最後の門を開けるところまで来ました。
超一流企業で戦い抜いた親父への、最後の挑戦状。
この挑戦状を出せるところまでやっと来れた。

でもね、僕一人の力でここまで来れたわけじゃない。
この挑戦状の裏面には、きっと載ってると思います。

仲間の名前がね。
きっとね。
posted by 総さん−ソウサン− at 09:08| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月17日

辛い時は現在地に戻るといいよ。

最近、僕の周りは落ち込んでいる人が多いです。
自分が原因だったり、相手が原因だったり、原因不明だったり。
そういうことを聞くのは辛いですねぇ。
できることなら、早く元気になって欲しいですね。

でもね、聞いてると。
「もっと元気出せ!!」って思っちゃうんですよね。
あつかましいけど。
いろいろと、人は問題がありますよ。
仕事、恋愛、友達、お金。
だいたい、前二つが多いのが現代人の特徴でしょうか(笑)

僕ね、最近思うんです。
ネガティブな人って、実は贅沢な人なんですよ。
あれもこれもって求めるから、傷ついて物事をマイナスに捉える。
だって、実際のところ人の環境ってそんなに変わらないでしょう?
超一流の職人やスポーツ選手、とかでなければ。
中流の人がいっぱいなんですよ。

しかし、矛盾しているんですけど、中流の人ほどネガティブな人が多いい気がします。それが、贅沢が原因なんだろうな〜って。
だって、マイナス思考っていうけど、同じ環境なのにマイナス思考になるっていうのは、つまり原点が高い位置にあるからでしょう?「当り前」の位置が高いから、それ以下が「マイナス」になる。ネガティブの始まりって、僕はそこだと思っています。

転職活動が終わって、ある意味でハッピーな生活を送っている僕ですが、それは転職という活動をしたからであって、別にハッピーでもなんでもないんですよ。嫌なら転職なんかしなきゃいいんだから(笑)

正直、転職って辛いです。
今いる職場だって、残ってくれといわれているのにそれを蹴っているわけだから、それ相応の扱いをされるし、でも自分の居場所はいずれなくなる。そして、自分のキャリアをかけて企業と面接をし、多方から自分を査定される。嫌なもんですよ。自分を量りにかけられるって。やっぱり否定されるのは傷つくし。現職を持ちながらの転職活動でしたから、それもやっぱり大変だし。

でもね、今の業界の門を叩いた2年前の僕だったら、今受けているような企業は門前払いです。書類審査なんて通る訳も無い。それが、今は書類審査も通るようになって、相手が時間を作って僕と会う機会を設けてくれるという。2年前なら考えられません。そうなんですよ。辛いけど、今僕がこの企業の面接を受けられている時点で、結構幸せな奴なんです。

人間、何をやってもダメな時、不幸が続く時ってあります。
でもね、何をやってもダメということは裏を返せば、何かをやる機会が自分には与えられているっていうことなんですよね。冷静になって考えてみれば、世の中にはその機会を与えられない人のほうが圧倒的に多いわけです。

彼氏にフラれた、企業の面接に落ちた、友達に嫌われた。
凄く辛いけど、彼氏にフラれるためにはまず自分が彼女でなきゃできない。
企業の面接に落ちるには、まず面接まで辿りつかなければいけない。
友達に嫌われるには、そもそも信頼されていたという経験がないとできない。

何かすることがある、何か動く余地が残されているというのは、凄く幸せな事です。
もっと言うとね、五体満足で、この平和な日本という国に生まれて、毎日家もご飯も仕事もあって、週末には友達にもあえる。


ほら、これでマイナス思考って物凄く贅沢でしょ?(笑)
辛くなったときは、僕はいつもそう考えてます。

いかに、自分がいま幸せなところで生きているかって。
そうすると、大概の事には負けなくなります(笑)
posted by 総さん−ソウサン− at 23:58| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

転職活動終了。

今日で転職活動が終了しました。(ほんとは翌日書いてるんだけど)

なぜかというと、二社受けたのですが一社内定、そしてもう一社の一次面接が今日だったのですが、その会社はなんと二次面接はないらしい。技術的なことや知識的なことは履歴書や職務経歴書と今までの作品を見ればだいたいわかる。人間的な部分は採用担当が責任を持って判断しろ、ということみたいです。なので、一度の面接を終えたらあとは採用合否の連絡を待つだけ。

そうすると、元々その二社のうちどちらか一つにでも運良く引っかかればそこへ行くつもりだったので、既に一社内定を貰っている以上、もう他を受ける必要もないのですね。そして二社目ももう面接はない。連絡まち。=僕の転職活動は終了。

思えば、今の職場に来た時から1年で辞めるつもりでした。技術やそこでの経験を学ぶのは1年で充分だと思ったし、企業体質的に新しいものがドンドン入ってくる会社ではない。しかし、人間に魅力のある当時の上司が「アタシ(女性)がいる間、なんとかもう半年残って欲しい。時給も交渉するから」ということで、半年伸びて今年の3月まで。もう1年以上前から決まっていた。

「転職活動をするのは今年に入ってからでいいだろう」

僕の意識はその程度でした。
3ヶ月あればまあどっかにはひっかかるだろうと。
1月中に転職の方向をがっちり決めた。そのためにいろいろな情報を集めた。表の情報も裏の情報も。はたからみたら何もしていないように見えたと思う。まあ、タラタラとネットみてただけだし。世の中を見回すとよくいると思います。「こんな会社やってらんねえよ!俺ぜってぇ転職するから!」と言って、ずーっと転職しない人w。僕もきっと同じように見えてるんだろうな〜とか思ってました。実際彼女さんからも「ねえ、転職活動してるの?」ってよく言われたし(笑)

自分の行きたい方向は、名実兼ね備えた才能集団の制作会社。
業界のトップをリードするような企業。
普通、僕のような半端なw経歴を持つWeb業界の人間、特に派遣の人はあまりそういう所は目指さないのです。薄給なわりに物凄く労働環境や精神的圧力がきついから。新興の業界だからでしょうね。僕の派遣営業も言っていたけど、普通はブランドやメーカーの情報化推進や活用を一手に担う、企業のWebマスターを狙うのですね。給料もいいし、社内でWebのことがわかるのは自分達だけ、という環境におかれるし、労働環境も当然普通のサラリーマン程度に落ち着く。

でも、僕はそこへ進んだらきっと自分は廃れます(笑)
怠け者なんで(笑)
もっともっと、力が欲しい。
そうしたら、自ずと道は決まってきますね。
企業のWebマスターでWeb系の能力が飛躍的にあがることはない。
そこは、やっぱり現場にいかないと。現場に行くのなら、できる限り自分が尊敬できるような人がたくさんいるところに行きたい。=実力のある制作会社。

1月末日に、一社目へ応募。
書類審査。これで落ちる可能性もあると思ったら、ものの1時間ぐらいで採用面接へのお知らせ(笑)ここは、もう本当に一流。会社の規模ははっきり言ってかなり小さい。でも、その規模で超大手企業のサイトを受け持つということの意味。つまり少数精鋭なのですね。この業界にいくつものアンチテーゼを残してきた業界の先駆者。アンチ・・・ということは同時に異端児でもあるのですが。まあ、絶対とは言わないまでも、今の僕ではかなり厳しいだろうなというのが冷静なモノの見方というもの。

その3日後に仲間とのスノボ一泊旅行。
これを読んでいる仲間は意外に思うかもしれませんが、僕は自分がその3日後に面接があることをカミングアウトするつもりはありませんでした。相手は厳しい実力企業。結果は厳しいもの。その場ですら10人いるのに、全員の期待を背負うなんて重過ぎるよ(笑)国家試験のように「落ちるのも当り前」みたいなのならいいんだけど、僕が受けた企業がどれほどのクラスの企業かなんて、違う業界の人にはわからないし。普段の僕を見ていて「受かるでしょ」っていうのは分かっていたし。

酒に酔っていたのもあるけれど、実際カミングアウトした時間はまだまだ食事の始まりの段階だった。知っての通りザルの僕ですから(笑)もちろん意識してのカミングアウト。仲間を見ていて、自分の目に狂いは無かったと思ったら、言わずにはいられなかった。久し振りに会えた仲間もいて、直に会うのはまたずっと先になるような人もいて、自分の状況を伝えたかった。そして、応援が欲しかったのかもしれない。あとでそれは結局後悔するのだけど(笑)

スノボの翌日は有休を取っていてい、色んなことを考えてしまい、実際物凄く後悔して「あーやっぱり終わってから言えばよかった」と思ったのだけどもw、「皆に良い報告がしたい」という新しいモチベーションを得た事で自分の力がアップしたのは間違いない。

おかげさまで、一社目に応募してからたったの二週間で転職活動は終了。良い報告が仲間に出来てホッとしています。

妹づたいに、言われたことがある。
「総さんは良いなあ。そんな給料もらえて」
派遣でそこそこ高い時給でしたから。
でも、僕の所属している派遣は業界でも安い時給で有名で、移籍すればもっともらえると言われていたんですけどね(笑)
バーカって思いました(笑)
弱小の地方企業で転職もせずにノウノウと生きている君に言われたくないよって。嫌なら転職すればいい。僕だって元々は同じくらいの給料だったんだし。

僕だってまだまだこれから。
どちらに行くかはわからないけれど、そこで活躍できれば相当な力がつき、ヘッドハンティングだって夢じゃない世界にいけると思います。
大卒でもない奴が。
ステップアップとしては、順調なんだと思う。

頑張ります。
posted by 総さん−ソウサン− at 22:54| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

凄い人に会ってきた。

携帯から更新です。
前の日記にも書いた通り、いま転職活動中なのですが、今日はとある超大手制作会社の二次面接でした。

普通、面接を複数回行う時というのは、一次で人事が社に合うかどうかの判断、二次で現場責任者が実際の能力を判断、というのが一般的なのですが、この会社一次面接から人事的な人と現場の人が出て来たのですよ。

で、なんとかひっかかって二次に進めたのですが、そうすると誰が出てくるんだ??となるわけです。予想では、やはり役員なのかなと。役員だとすると、たいていの会社は人事&現場両サイドOKの後なので、最終的な判断と条件面の交渉となり高い確率で内定が貰える。今回の場合、時間も前回より遅い20時だったのでそれなりの調整の結果ということが見てとれることから、やはり役員なのかなぁと。そうだったらいいなあと少し期待して向かったのです。



誰が出て来たと思います??





社長キターーーーーー!!!orz


いや、この業界に無縁の人は全然知らない人だと思います。でもね、この業界にいる人は知らない人はいないと思います。数々の本を出版し、Webなんてまだマニアのオモチャだったころから、制作会社を立ち上げたスーパーに凄い人。いま、こぞって企業が採用しているシステムを10年以上前から考え出した人。僕、本持ってます(笑)

その人がたった一人で僕と向かいあってるわけですよ。もう、視界に入った時はその辺の芸能人見るよりビビった(笑)キョドった(笑)

面接は1時間におよび、その全てが業界と社長のアツイWeb論でした。いろんな話を聞けて、もう落ちたとしてもそれだけでも自分の財産になると思いましたが、一つわかったことがあります。



た し か に こ の 人 は す ん げ え 人 だ



僕は誰相手にも基本的に胸を張って生きている人です。正論さえ吐いてれば誰に臆することもない。無論、人生の先輩は尊敬しますし、敬語だって使いますよ。でも、基本は正々堂々。意見は柔らかくしたとしてもキッパリと。そんな僕でも「うわ・・・この人には手も足も出ないわ・・・」という人がいます。

それが、学生時代に師事していた師匠。生まれてはじめての全面降伏させられた相手。後にも先にも、僕を本気で毎日のようにバカ呼ばわりしたのあの方だけでしょう。その後どんな目上の人に会ってもそれを越える衝撃を与えてくれた人はいませんでした。



今日、現れました。
いや、出会えました。
posted by 総さん−ソウサン− at 22:55| ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月08日

僕がWebディレクターを目指した理由。

今、軽く人生の転機を迎えております。
というかまあ、転職活動中なのですけどね。
転職活動って初めてじゃないけど、これはこれで厳しい。
自分のキャリアと人間性を見つめながら狙いを定めて、そしてそれを企業に査定してもらうのだから。学生時代の様に時間もないし。
でも、そのおかげで、自分を見つめなおせるのでそれは良いことですね。一度も転職をしたことが無い方は、オススメします。人間として成長するのは間違いないですよ。

僕がWebディレクターを目指した理由。
もともとクリエイティブな職につきたくて前職を辞めて、その後であったのがこのディレクターという職業。天職・・・とはまだ言いたくないですね。いつか、そう呼べる可能性はあると思っています。

ディレクターという職業に魅力を感じている僕ですが、つい最近まではWebに特化するつもりはありませんでした。広告やCM、映像系全てに興味があり、特に映像系には憧れがあります。あったのですが、今はWebディレクターとして上の世界へ上りたいと考えています。

インターネットの普及率もグングンと広がり、ブロードバンドも普及し、誰もが苦労なくサイトを見れるようになりました。ネットは一部のマニアのためのメディアではなくなりました。今では情報を得るだけでなく、買い物、航空券、宿泊予約、スポーツ観戦等なんでも出来るようになりました。僕は、この辺でそろそろ爆発的な広がりは収まるのかなと想ったのです。そして、テレビや雑誌に比べると世間の認知度がまだまだ低い。中々追いつかないなと。

けれど、一人の人が僕の意識を変えました。
何のことは無い、他愛も無い会話でした。

「旅行代理店で宿一つ取るのに3時間も待たされた」

耳を疑いました。
今は、もう出来ますよね。Webで。
Webで3時間も使っているとしたら、それは悩んでいるだけ・・・。
でも、その人は受付に行くまでに3時間かかったのです。

思い知らされました。
Webはまだまだ認知度が低い。テレビとは違う。
だからこそ、やりがいがあるんじゃないか。
誰でも使えると思っていた便利なインターネットは、まだ使えてない人が山ほどいる。まだまだ、こういう人の問題を解決しなきゃいけない。

僕は、いつか大きなサイトをいくつも受け持ち、人様のいろんな人の目に触れるサイトを作れるWebディレクターになりたい。それこそ、島元さんが出した「だからWebディレクターはやめられない」なんて本がいらなくても、CMディレクターのように世間に認知されるような。

けれど、その後は第一線を退いて商店街かなんかのWebサイトを作りたい。お金もかけず、街のお肉屋さんも魚屋さんも誰でも気軽にインターネットの世界にお店を持てるような。そして、商店街を自転車で駆けずり回るようなWeb屋さんになりたいのです。

「おう総さん!おめぇのおかげで今日もコロッケ売り切れちまったよ!」

なーんてね。
「おめえの分は取ってあるからよ、持ってきな!」
みたいなね。
そんな夢を追いかけて今戦ってます。

そんな夢を持たせてくれた人。
旅行代理店での苦労を僕に話してくれた人。

その人は、僕のお祖母ちゃん。
posted by 総さん−ソウサン− at 20:22| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

スノボ旅行。

久しく書いてないですね・・・。
mixiの日記じゃないんだから、もう少し更新ちゃんとしようね(笑)
と、めずらしく日記みたいなことを書いてみる?
基本的に「僕の日常なんて誰が知りたいんじゃい」っていう人なのでね・・・。

この土日を利用して雪山に行ってました。
地元の仲間と総勢11名で。多いなー。ほんと多い。
そして僕ほんとスノボ下手だなーほんと下手って思いました(笑)
まあ、1シーズン2回ぐらいしか行かなくてまだ3年目ですからね。
いや、いいんです。僕に運動神経が無い事は26年付き合ってきた体なので、今さら凹むこともない(笑)

前に一度書いたな。この会です。
地元の3人の仲間が発端で始まったこの集まり。
第一回の集会は4人でした。少ないなー。
いま、22人います。多いなー・・・。
別にね、人数が多い方がいいというわけでもないし、始めた時から単純に【気の置ける仲間と楽しく呑みたい】っていう動機だけで始めただけなので、新しい人が欲しいとか、サークルみたいに規模を大きくしたいという感情は一切無い。22人も集まると、そういうことを聞かれるのだけどこれは本当に無い。人数とかそんなことはどうでもいい。だから、メンバーの参加率が悪くて開催日をずらすことはあるけれども、それは「人数が少ないから」ではなくて「参加したい人が出来ないから」だったりする。いざとなったら二人でもやっちゃうしね(笑)

今回の旅行で改めて感じた事は「ああ、僕の目に狂いはなかったなー」ということですね。基本的に自分が接したい人を呼んでいるのだけど、その中でも「この輪の中でうまく立ち回れる人間力のある人」というハードルを自分の中に設けてる。他のメンバから「新しい人を呼びたい」と言われた時も、そっくりそのままそれを伝える。「君が、君の目でその人がこの仲間の中で自分の個性を出せる人、と判断できるならそれで構わないよ」と。僕自身が認めている人が、認めた人。だからきっと大丈夫。そういう論理。

だからですねぇ、コントロールが楽なんです。この仲間は。
面倒臭い人がいない。まあ、面倒臭い人は仲間にいれてないからなんだけど(笑)どんなにハメを外しても、どんなにバカ騒ぎしても、相手との距離感や言葉の使い方にどこかで線を引ける人。時には敢えてその線を越えられる人。そして相手を尊重する事を忘れない人。まあ、色気の無い言葉でいうと社会性でしょうか。各々、個性は物凄いバラバラだけど、そこが共通しているので楽なんですね。他の場でも幹事やリーダー的な役回りをするけど、格段にタスクが少なくて済む。僕のモチベーションが高いというのもあるけど(笑)

ふとね、思うことがあるのです。
「これ、僕いらないんじゃないの?」って。
別にひがみでもなんでもなくて。自分が詰まらない人間だとか、そういうことでもなくて。皆しっかりしてる人達なんだし、自分達だけでも集まれるはず。皆五体満足なんだしね(笑)別に僕がお金を出したりしてるわけじゃないですからね。僕一人がこの会の雰囲気を作り出しているわけでもないし。

ああ、でもそれも違うかなぁと我に返る。
建物を作るのに建築家はいらないのか。
ドラクエのパーティーに勇者はいらないのか。(笑)
勇者ってね、なんでもできるじゃないですか。
剣も魔法も格闘も。
でも、その道では剣士にも魔法使いにも戦士にも勝てない。
そりゃあ、彼らはその道のエキスパートだから。
じゃあ、同じ人数なら勇者無しで組んだ方が強いじゃんっていう(笑)
でもね、まあドラクエでいうなら、そのエキスパートである猛者達は勇者がいるからこそパーティーを組んでいるわけですね。お話としては。僕も、リーダーっていう立場はそういうものなのかなと、思いました。自分が勇者のようなヒーローだなんて言うつもりはサラサラないですけどね?w

今回の旅行で改めて強く認識したわけです。
僕って一人じゃ何にも出来ないんですよ。
ほら、獣医さんだったら動物を一人で診れる。
デザイナーさんは一人でも絵をかける。
消防士だって、いざという時に知識と技術で人を救える。

究極的に言えば、世界のどんな職業も需要と供給で成り立っているわけで、一人では成立しません。でも、それって多くは人の繋がりが間接的なんですよ。間に技術や商品が入る。それで人と繋がる。だから基本的には一人でも何かが出来る。僕は、そうじゃない。直接的に人と絡まないと何もできない。僕の周りに人がいてくれて、彼らを繋げて大きな成果を得る。そういうことが、きっと自分の能力のなのだろうと思う。

人間関係は己の鏡とはよく言うけれど、僕が輝けるとしたらそれは周りに人が存在してくれるから。
彼らがいなければ僕は何も出来ない。
彼らが機械ではなく心をもった人間だからこそ、僕は自分の存在価値を見出せる。

僕のような種類の人間はこれを絶対忘れてはいけないと思う。
僕の財産は収入でも、能力でも、環境でもない。
周りに仲間がいてくれたことです。
posted by 総さん−ソウサン− at 22:57| ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月30日

26になりましたよ。

携帯からです。
今名古屋です。

100年続くひつまぶしの老舗に行きました。

う、うまい・・・・。
ウナギって脂っこくてあまり好きじゃない。なのにここのひつまぶしといったらもう(汗)

人志松本のすべらない話が相変わらず面白かった。が、なにより嬉しいのは中部限定で関東では見れない「スジナシ」の、なんとスペシャルが見れていること!!!!!マジうれしい。スジナシを知らない人はDVD借りてみてちょ。

プレゼントは、唯一僕が「欲しいな〜」と言っていた(基本的に物欲は乏しい)Wiiでした(汗)絶対に無理だと思ってたのでマジでビビった・・・。


そんなとこです。
スジナシおもしろいなあ
posted by 総さん−ソウサン− at 00:44| ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。