や〜っと終わった終わった。
正直、疲れた(笑)
3月19日〜お休み入ってます。
とりあえず、充電のために毎日グダグダしてみるつもりです。
といいつつ、実質的なお休み開始の3月16日夜から、物凄いハードスケジュールですけど(笑)やっと今日から平穏な日々を取り戻せそうです<別に誰のせいでもないんだが
というわけで3月17日、自分にとって近すぎるくらい近い友人の結婚式でした。奥様もすでによく知っているお方なんだけどね。当日は披露宴+二次会に参加。朝から丸一日のスケジュール。大変だわ。でも、披露宴はよかったです。5〜6回披露宴に参加しているけど、かなり良かったと思います。新婦がよかったかなぁ〜。あ、あと新婦と、それと特筆すべきは新婦でした。
っていうか新郎の君。
緊張感無さ過ぎるよ!
集合写真の時は眠そうな顔で笑顔が無いし(「タコわさ持って来い」とウチの仲間)
最後のお父さんのご挨拶中に頭ウネウネまわしてビートたけしやってるし
最後の挨拶ものらりくらりと喋って、最後感極まってじゃなくて普通に言う事忘れるし
二次会最後の挨拶、奥様に〆をまかせるし。
ブツブツブツ・・・(笑)
いや、思うにそれが彼らしいんでしょう。
良い披露宴でした。ワテクシ泣きました。
もちろん新婦のところで(笑)
あと新郎のお母さんの風吹ジュン(似てるんだこれが)の泣き顔を見て。
さて、二次会です。
僕にとってはココからが本番です。
だって幹事だから(笑)
3時頃に披露宴が終わり、退場後新郎から受け取るものがあるので、新郎待ち。少しずつ、ソワソワしてくる。今思えばこの時が一番落ち着かなかったかも。バーを貸しきって100人近く来るパーティーですから。自分の引き受けた役の大きさを今ごろ実感しだしたわけです(笑)でも、それもモノの20分ぐらいでしたけどね。すぐ治っちゃった。まだ二次会までかなり時間があったのに・・・。20分で腹括り完了です。我ながら便利な性格だこと。
さて、二次会。
約半年ほど前。新郎からこの役を依頼された時。
正直、軽く見てました。まあ、できるでしょって。だって100人も参加するとは思わなかったもん(泣)「こっち(新郎)側で任せるとしたらお前以外いない」という言葉は、特に嬉しくもなくw。同じ20人規模の仲間として動いている僕がリーダーなのだから、まあそらそうなるでしょうよって自分でも思ったので。僕の器がどうのこうのではなくてね。
二次会の余興。
すーーーーーごい考えました。
1月にお店側とタイムスケジュールの打ち合わせがあって、もうそのあとからはほぼ毎日考えてましたねぇ。
何を、どうしたらいいんだろう。
準備は?規模は?予算は?時間は?どんなものを用意すればいい?
そもそも、何をやるといい?クイズ?出し物?抽選?
で、まずコンセプトを決めました。
職業柄そういう事決めたがるので(笑)
いや、プロジェクトにせよデートにせよイベントにせよ、コンセプトと目的はできる限り深くまで考えた方がいいです。そこさえガシっと決まっちゃえば、あとはそれをもとに全ての事を判断するだけですから。
考えたわけです。
この二次会の目的は何かと。
二次会の成功というものがあるとしたら、それは何を差すのか。
当然、主役は新郎新婦。じゃあ、新郎新婦が楽しめて皆にお祝いされて嬉しければそれでOKなのかというと、そうじゃない。どちらかというとそれは失敗するケース。
では、新郎新婦が求めるモノとは。
自分達が楽しむのは大事だろうけど、求めるモノはそこじゃない。
披露宴は別で存在するわけですから。
たっくさんの人に集まって貰って、楽しく祝って欲しい。
新郎新婦も肩の力を抜きたい。そんなところでしょうか。
で、結論に至ったわけです。
■結婚式二次会のコンセプト:
参加者自身が楽しむ事
新郎新婦は主役ですが、そもそもお祝いをする為に全員が集まっているので、ほっといてもおめでとうの言葉は飛び交う訳です。それに+してなおお祝いのタイミングを多く作るというのはナンセンスだし、それは披露宴のコンセプト。それやると新郎新婦も構えちゃうし。それよりなにより、大事なのは会としてパーティが盛り上がって新郎新婦が参加者と一緒に楽しむ事。そのためには、実はターゲットは新郎新婦ではなく、数の論理でパーティーの雰囲気の全てを握る参加者の方なんですね。大勢いる参加者一人一人が楽しめば、盛り上がる事によって新郎新婦も楽しめる。中心は参加者ということです。
で、余興は何をやるのか。
よくあるのが、ビンゴと新郎新婦にまつわるクイズ。
ビンゴは本当によくありますね。
これはダメです。絶対に盛り上がりません。
ビンゴって個人プレーですから。楽しいのは当たった人だけなのです。
しかも運だしね。ビンゴの最大の問題はココなんです。「本当の参加者」が少なすぎる。当たった人だけが参加者みたいなもんですから。しかも、音としても小さすぎますし。
新郎新婦にまつわるクイズ。
これもダメですね。相当工夫しないと。
これは上記のコンセプトから外れるのです。
新郎新婦が主役の余興ですから。これは。
正直、新郎新婦の馴れ初めや呼び方なんて、どうでもいいでしょう?(笑)
そういうことは、もっと新郎新婦と近い距離で飲みながら照れている二人を肴に聞き出すものです。その規模でこそ新郎新婦にまつわる話は効果を発揮しますね。
で、僕が出した結論は「チーム戦」
参加者が楽しむというコンセプトを設定した時、ではどうすればよい?というクエスチョンがずっと頭にあって、その結論が「ともかく一人でも多く"自分もゲームに参加してる"という意識を持たせること」でした。人間って、自分が能動的に何かをしている時の方が、喜びを感じやすいのですよ。人が何かをやるのを見ているよりね。
その「チーム」も、新郎新婦に協力して貰ってあらかじめチーム分けをしておきました。当日のクジで決定だとどうしても偏りができますからね。10人1チームという大所帯。バランスが崩れて一つのチームに一つの一派が入るとどうしても疎遠なチームが出てしまう。各々の人間性もあるし。なるべく均等に、そして適度に同じ組織の人をまとめる。
で、僕が嫌いな「チーム戦」というのが、そういうクジでバラバラに集まったチーム戦なのですが、もう一つあったりします。余興の直前にチームごとに集まって「ではいまから〜」なんていう二次会あるじゃないですか?あれ、大ッ嫌いなんですよ(笑)だって、チーム内で何の親睦も深められてないのに、いきなりチームですよって、そりゃないよって感じですよ。だから、余興開始より15分前にチーム分けをして、集まって貰いました。その間に自己紹介しといてって。
で、実際に何をやったのか。
メインはコレです。

笑えるでしょ(笑)
これ、中身本物のお札です。
世の中には本当にバカな人がいるもんだって思いました。
今まで、偉そうに講釈たれてきましたが、これはもう別物です。
いや、二次会の余興としてこれは大いにアリだと思うし、
そのコンセプトに外れないように選んだつもりです。
でもね、やっぱり一番大きかったのはね・・・
僕が生で見てみたかったから(・∀・)エヘヘ
・・・・(笑)
で、これをどう使うか。
溶かすか壊すか。時間があれば溶かしても良かったんですけど、これ溶かそうと思ったら2時間はかかりますね・・・。というわけで、ゴムハンマーで叩いて壊す。しかし、お札は破ったらダメ。他の道具も一切ダメ。
ここからが唯一の想定外。
皆白熱しすぎだから(滝汗)
あのね、中のお札破ったら失格だって言ってるんだから、皆計算して丁寧にやるもんだと思ってたんですよ。でもね、始まってみたらね、皆なんですかあれ。親の敵のようにドッカンドッカン叩くわけですよ。
そら、お札も破れますよ(笑)
仕方なくルール変更したんですけどね。
まあ、あれだけ楽しんで貰えればこちらは本望なんですけどね。
でも、司会としてちょっとだけひいちゃったのは内緒です(笑)
で、これが本戦で、いくらなんでも10チームが全員氷を割るゲームに参加できるわけもなく、ふるいにかけるために予選。ペットボトル早飲み競争。プランナーの方に「男女一名ずつですか?ん〜炭酸飲料500×2が普通ですよね」
「普通ですよね」
「普通ですよね」
「普通ですよね」
「普通ですよね」
漏れ普通嫌い(・∀・)ヤダヨ
コーラ500と充実野菜1000ml。
我ながら性格悪いなって思いました。
でも、早飲みって皆好きなんですね。
あんなに白熱するとは・・・・。
予選が終わり本戦に進むチームを上位5チームとしました。
さて、こうなると一つ問題が。
早飲み選手権が終わったら、単純計算で5チーム×9〜10人が蚊帳の外になってしまいます。早飲みなんてすぐ終わっちゃいますから。=ほんの数分で半分の人が蚊帳の外。これはなんとかしなきゃ。そこで思いついたのが、敗者5チームによる優勝チーム予想。これで、敗者チームも一応本戦に参加できる。あんまり興味ない人もいたけどね(笑)
この二つの余興。
スタジアムかっていうぐらい歓声が鳴り響き、マイクを持っている(そして人より声が通る)僕を持ってしても中々意志が伝わらないくらいの盛り上がりを見せたので、成功だったとは思いますが、100人から欠席が相次いだとは言え90人近くでは、もうまとまりませんね(笑)
余興後は参加者全員によるサプライズと、新郎新婦の挨拶。
そしてキス。
参加者に確認をとって20秒としましたが、まあそこはご愛嬌。
本当は40秒ありましたから(笑)ウケケ。
ほどなく、終了。
参加者が楽しむ、というコンセプトは達成できたみたいです。
すると、おやおや参加者がおかしなことを言ってますよ??
「ビンゴやらないの?」
右手にビンゴカードを持って司会の僕に問うて来ました。
もちろん、やりませんよ(笑)
ただのフェイントですからね(笑)
あのー、どうやって盛り上げようかと思ったのです。
その時に辿り着いた一つの答えがそれ。
結局ね、どんなに独創的な余興をやっても、受け止める参加者の期待値が高いと、喜びは半減するのですよ。「キムタクに似てる」というとブーイングが起きるのは、そのフレーズだけで見る前から期待値が高いからです。だから、盛り上げるには「ああ、楽しかったね」と思わせるためにもっとも手っ取り早いのは参加者の期待値を下げることなんですね。だから、「ああ、今日もビンゴね。ありがちね」って思わせたかったのですね(笑)まあ、本気で景品を期待した人もいたようですが(笑)
ほぼ3時間のパーティー。
終わった時はもう屍でした。
僕、少しぐらいは飲食できるかなと思ったんですけどね。
甘かったですね。
缶ビール一本も空けられず。
食事は0。
終わって帰りの電車に乗る頃に「あ、お腹減ってるジャン俺」って思い出したぐらいですから(笑)終わって一息ついて、地元に戻って飲み始めたらみるみる元気になっていく自分が不思議でした(笑)
11月に中学校の同窓会の幹事をやった時に「一度は大きなイベントを仕切ってみたかった」と書きましたが、こんなに早く100人クラスのパーティーを仕切るとは・・・(笑)
でもね、やってみるとそんなに難しい事はないです。
当日はさすがに大変だったけど。
なんか、グダグダだったり準備が間に合ってなかったり、急造でしっかり練られていなかったりっていう二次会をよく見てきたので、そんなに大変なモノなんかと思っていたんですが、偉そうに言わせてもらうとそれは幹事の怠慢が全てです(笑)コレは間違いない。ちゃんと目的をしっかり持って目標を定めてスケジュールをしっかりときれば、準備自体はさほど難しいものではないです。今回準備不足っていうのは0でしたから。(協力者がいないと、さすがに難しいけど・・・)
新郎新婦も喜んでくれたみたいなので、ヨカッタヨカッタ!
我が定例会の仲間は良く動いてくれて助かりました。
ありがとさん!!!
・・・花見やらなきゃ。
なにやらスゴイ2次会になったようで(^_^)
コンセプト決めてここまでやったら、業者に頼むとの一緒だね(笑)
友達にここまでして貰えたら新郎・新婦も大満足!羨ましいなっ☆
新郎新婦は満足したかねえ。
僕にはそう言うしかないしね(笑)
かなりうるさかったし。
でもまあ、精一杯やったことなので
あとは知らん(笑)
いまさら後悔しても何も残らないしね。
頑張ったのは間違いないので
それでヨシ(笑)