2006年08月27日

WEBサイトの評価。

かな〜り空いてしまいました。
申し訳ない(って誰に謝ってるんだ?w)。
なかなかどうして忙しいのですよ。なかなかどうしてね。
コメントを返すのも遅れてしまって、遅れれば遅れるほど書くことがなくなり・・・という悪循環。この段階で書くとしたら先に新しい記事か、コメント返しかと考えた場合、自分の都合のいいように賢明な判断として新しい記事のUPとしました。いや、まあどっちでもいいんですが。ウンテルさん他申し訳ないです(笑)

企業サイトの情報発信力、キリンビールや花王が高評価――日本ブランド戦略研究所調べ

http://japanbrand.jp/pWE/80143/8.html


ああ、面倒くさいことしてくれるなあというのがホンネです。
興味深いものではあるんですけどね。ただ、これが全てではないというか。
無駄とは言わないけど、与えるインパクトほど有用ではないと思うということです。
アクセス件数と再訪問思考というのも危ういなあという感じで、どうしても業界差や業界内の力関係が如実に現れます。これは一概にWEBサイトの持つ力と関係有りとは言えないんですよねえ。そら、有名な方がWEBサイトの訪問数も大きく伸びますから。食品業界が圧倒的に高いのも、商品自体のユーザーとの距離感が全く違うので、なんとも言えないところです。どんな工夫したって、商品を前面に出すという手法を取れば、毎日銀行のサイト見に行く人なんていないでしょう?その人はよっぽどその銀行が好きな銀行オタクです(笑)コンビニで毎日買えるビールやお菓子等の食品と、比較的大きなお買い物となる家電系の商品とでは、やっぱり距離感が違いますよねえ。距離感が違うっていうことはつまり、サイトの訪問回数や使用頻度もそれに比例すると言う事です。単純な話、自分の街に関する情報を得るのは頻繁にあったとしても、旅行先の情報を探すのはめったに無いですよね。そんなところです。

いや、このランキングを否定したいというわけではないんですよ。
これはこれで物凄く有用なもので、興味深いです。確かにキリンビールのサイトは悪くないと思います。最も重要視されるべき商品への経路もはっきりしているし、ユーザーの興味を惹くような知識系コンテンツも豊富です。競合他社と比べてもその辺はしっかりしています。ただ、それと同じくらいこの色味もインパクトを与えているでしょうね。この赤は強いです(食品の上位サイトが揃って赤基調なのもまた皮肉といえば皮肉)。

花王はサイトのイメージも悪くはないですが、デザインセンスで行くと僕は資生堂の各商品サイトの方が上だと思います。ただこの辺が難しいところで、カッコよければよいというものではないのがWEBサイト。そういう意味で花王のサイトにはユーザーが興味を持つような知識・読み物系のコンテンツが充実しています。これは、特に暇な奥様にはもってこいのコンテンツです(笑)日清もこの辺は強いですね。ゲームがたくさんあったり。

僕が違和感を覚えるのは、これを一般ユーザーにわざわざタスクとして与えて調査し、それを公表していること。インパクトが強すぎる。一般の方が何も知らないで、「こういうのが良いWEBサイト」と全てに判断されては、こちらはたまったものじゃない。全てが全てキリンビールや花王のようにすれば良いわけじゃないですから。WEBというのはあくまでツールであって、音楽や映画等の娯楽のそれとは違い、それそのもの自体で良し悪しを判断するものではなくて、そのWEBサイトを使って何ができたか?ということが大事。このランキングはあくまでも「素人が見た見栄え・お試しの使い勝手」による印象値的なものであってこれが全てではないし、これが全てだと思っている業界の人は僕はダメな人だと思いますね。

この手の調査って、ブランドイメージ的なものについての調査にしか留まらないと思うのですね。たとえば、超一流ホテルのスイートルームにある機能もデザインも洗練された超豪勢なトイレと、サッカースタジアムのトイレを持ってきて「では、いまから使ってみてください。どちらが使いやすいですか?どちらが今後も使いたいと思いますか?」とアンケートを問えば、まあまず超豪勢なトイレでしょう。では、本当にサッカースタジアムにあるトイレとしてそれ(超豪勢なトイレ)が欲しいかと言えば、そんなものは邪魔になるだけだと思います。ただでさえ長蛇の列が出来やすく、短いハーフタイムにトイレや食事の買い物等を済ませたいユーザー(観戦者)にとって、トイレは落ち着くところではなく、より早く済ませて次の工程へ進みたい場所。求められているのは快適な居住的空間ではなくて、いかにストレス無く素早く清潔に事を済ませられるか、ですから豪勢なトイレなど作られてそのおかげでトイレの絶対数が減っていては本末転倒なのですね。

テレビの視聴率なんかもそうですけど、こういう調査結果やランキングというのはむしろ我々業界の人間の一つの物差しとして使えば良い訳で、それ以上でも以下でも良くないと思うんですよね。だから、本にでもしてその業界に売るぐらいにとどめて欲しいなあと勝手に思います(笑)いっそ、使いやすさを含めたブランディングのみに絞ってランキングでも作れば良いんじゃない?と思いますけどね。企業サイトがどうのこうのではなくて「面白いメーカーサイト!」の方が適切で、キャッチコピーとしても効果があると思うし。そうしたら、ファンタジー営業部とかシチズン時計とか、もっと入ってくるユーザー向けのサイトがあると思いますよ。ファンタジー営業部、面白いもん(笑)

自分のいる業界について、こういう物が世に出されると本当にわかります。ランキングって怖いです。日本人て、ランキング大好きですから。個性個性なんて言ってるけど、ほとんどの人は皆と同じじゃなきゃ怖いっていう人ばかりですからね(笑)

P.S ミスチルのコミュに「新曲があまり売れませんでした。すっごい良い曲だと思うのに・・・・。どう思いますか?」という趣旨のトピックスが立っていて、この国の人はおかしな方向に行ってるなあって同じ日本人なのに思いましたよ(笑)自分が好きで買ってるCDなんだから、それを他の人が買おうが買うまいが、売れようが売れまいがどうでもええやん(笑)


posted by 総さん−ソウサン− at 21:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

再訪問の原則と、事前事後のツールワザ!
Excerpt: 再訪問は、みだりにするものではありません。しっかりとした事前の準備と、照準が必要です。そのためには……。
Weblog: 営業トップグループへの道
Tracked: 2006-09-17 08:38