2006年01月06日

目的意識の低い人とその組織。-前編-

さあ、やってまいりました会社バッシング(笑)
って、いやいや、そうじゃなくてね。
僕がいた会社はどうも目的意識の低い会社だったので、例に出しやすいのですね。

会社の機密事項には触れないので、書いても問題ないかと。
これから書くことは本業じゃないし(笑)
ただ、本業じゃない所にこそ、その会社の性質が出るってもんです。

以前に書いた業務改善のお話
比較的規模の大きい会社ならどこの会社でもやってますね。
業務改善や品質改善というのは、ルーチン化してないもの。
「改善」なんだからルーチン化しているわけがないんですが。
だから、こういうことこそ目的意識や問題追及の姿勢が必要とされますよね。

以前に書いたとおり、僕がいた会社では部署や課ごとにグループを作って自分たちで問題点を見つけ、自分たちで改善していく。それの発表の場があるのですね。プレゼン。だいたい持ち時間7〜10分ぐらい。プレゼンとしてはかなり短い方じゃないでしょうか。それも3ヶ月〜半年近く行ってきた活動を自分たちの業務紹介から交えて、ズブの素人がプレゼンをするもんだから、ヘッタクソヘッタクソ(笑)文化祭の学生展示を説明している学生みたいな感じですね。思いっきり紙読んでたり、棒読みだったり、画面に文字を詰めすぎていたり(読めねえよ!w)声が上ずっていたり、カミカミだったり。声が小さい大きいだけでなく、論理展開も稚拙なので、最終的に何が言いたいのかは不透明なまま(笑)

ちなみに、僕は人前で喋るのは得意だし学生時代から学内、学外、企業でプレゼンをやっていたので、イロハはわかってたりします。基礎は独学というか、生まれたまんまですけどね・・・。

そして、僕もその業務改善大会にリーダー(プレゼン者)として出場したわけ。
まあ、正直なところズブの素人が相手なので敵はいないわけで、楽勝楽勝。
課内の選考があって、部内の選考、事業所の選考、そして全てを勝ち抜くと経費を無駄に使って某大ホールで100人〜300人ぐらいの前でプロジェクターを使ってプレゼン。地方事業所からも集まって、事業所代表対決になるのですね。

もう、その事業所代表になるまででも大変なのですよ。
何が大変って、組織の軋轢が。どいつもこいつも遊びみたいなことやってるにも関わらず、こっちが真面目にやろうとすると邪魔ばかり。上に行けば行くほど、今まで一度も活動を見てないような人間が、活動じゃなくてプレゼンのやり方に文句をつけだす。プレゼンのやり方なんて、イロハさえ抑えればあとはどれだけ砕いていくかぐらいなもので、もう価値観。それを今頃言われてもアンタ・・・。という話。

また、プレゼン資料。
僕は、手を抜くのは嫌いなので
「聴聞者に配布資料を渡したいのですが」というと
担当者のオッサンは「いやいやいや〜そこまでしなくてもいいよ〜w」
仕方なしに諦めたら、開始直前に「ごめん、やっぱり必要だって(汗)」の一言。
挙句の果てには「パワーポイントの出力でいいよ」とのこと。

「プレゼン」というものに対する目的の判別が緩いからこうなる。
プレゼンとは、人前で喋ることが目的ではなく、人前で喋り
多くの人に自らの考えや行動を理解してもらい、心理または物理において
何かしらのアクションを求めるもの。

要するに情報が伝わってなきゃ意味がないのですね。
情報というものは視覚と聴覚を主に駆使して伝達しますが、
それでは、パワーポイントで画面資料作ってそれで全てが伝わるかというとまず無理でしょうね。

「情報はいつでもどこでも誰でも取り出し理解できるものでなければならない」
ので、プレゼンで喋って一回こっきりで終わって、一体何人の人が理解できるでしょうか。人が喋っていて、それを聞くだけで完璧に理解できるわけが無い。携帯を店頭販売で見聞きして「全てがわかったのでOKです」っていう人はいないでしょう(笑) 大抵パンフレットやカタログを持って帰りますよね。そして家でじっくり読む。その時に、店頭販売の時にモニターに映っていたVTRを持ち帰っても、大して情報は得られないでしょう。

つまり、プレゼンにおけるパワーポイントの画面資料はあくまで「喋るための補助」であり、それそのもので完結するものではないんですね。だいたい、画面資料を出力したもので内容がわかるなら、それを配っておけば良いわけでわざわざプレゼンをする必要なんかないわけでね(笑)

そう。だから、しっかりとしたプレゼンというものには(理想を言えばですが)画面資料のほかに、プレゼンで伝えきれない部分や聴聞者があとからより理解を深めるための復習ツールとして、簡潔な論文形式の書面が必要だと僕は思います。

結局の所、前述の通りその業務改善発表会担当のオッサンも、その委員会も、そしてプレゼンの画面資料に文字を詰め込んだり、配布資料を画面資料の出力にしたりする他参加グループは「プレゼン」というものの、本来の目的を追求できていないのですね。

一応、僕は事業所代表(全国8箇所だったかな?)になったわけで当たり前に全ての選考会に出場し、全ての発表を見たのですが、結局内容を見なくてもだいたいプレゼンの準備や、そういう意識の無いところは内容も伴わなかったです。

だって、改善活動ということそのものが問題解析や、目的追及なのだから、それが発表というもので出来ていない時点で中身も弱いですよね。

長くなったので、続きは後ほど・・・。
(次は事業所対抗の大ホールでのお話)


posted by 総さん−ソウサン− at 17:20| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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