前の日記にも書いた通り、いま転職活動中なのですが、今日はとある超大手制作会社の二次面接でした。
普通、面接を複数回行う時というのは、一次で人事が社に合うかどうかの判断、二次で現場責任者が実際の能力を判断、というのが一般的なのですが、この会社一次面接から人事的な人と現場の人が出て来たのですよ。
で、なんとかひっかかって二次に進めたのですが、そうすると誰が出てくるんだ??となるわけです。予想では、やはり役員なのかなと。役員だとすると、たいていの会社は人事&現場両サイドOKの後なので、最終的な判断と条件面の交渉となり高い確率で内定が貰える。今回の場合、時間も前回より遅い20時だったのでそれなりの調整の結果ということが見てとれることから、やはり役員なのかなぁと。そうだったらいいなあと少し期待して向かったのです。
誰が出て来たと思います??
社長キターーーーーー!!!orz
いや、この業界に無縁の人は全然知らない人だと思います。でもね、この業界にいる人は知らない人はいないと思います。数々の本を出版し、Webなんてまだマニアのオモチャだったころから、制作会社を立ち上げたスーパーに凄い人。いま、こぞって企業が採用しているシステムを10年以上前から考え出した人。僕、本持ってます(笑)
その人がたった一人で僕と向かいあってるわけですよ。もう、視界に入った時はその辺の芸能人見るよりビビった(笑)キョドった(笑)
面接は1時間におよび、その全てが業界と社長のアツイWeb論でした。いろんな話を聞けて、もう落ちたとしてもそれだけでも自分の財産になると思いましたが、一つわかったことがあります。
た し か に こ の 人 は す ん げ え 人 だ
僕は誰相手にも基本的に胸を張って生きている人です。正論さえ吐いてれば誰に臆することもない。無論、人生の先輩は尊敬しますし、敬語だって使いますよ。でも、基本は正々堂々。意見は柔らかくしたとしてもキッパリと。そんな僕でも「うわ・・・この人には手も足も出ないわ・・・」という人がいます。
それが、学生時代に師事していた師匠。生まれてはじめての全面降伏させられた相手。後にも先にも、僕を本気で毎日のようにバカ呼ばわりしたのあの方だけでしょう。その後どんな目上の人に会ってもそれを越える衝撃を与えてくれた人はいませんでした。
今日、現れました。
いや、出会えました。