2006年09月29日

母校からインタビューの依頼が来た。

というわけなんですよ。

昨日、仕事中に携帯がなって打ち合わせ中だったので出れなかったのですが、着歴をみたら専門時代の師匠から(汗)僕の母校を知っている方なら良くご存知のあの怖い師匠です・・・。心臓に悪い(笑)留守電が入っていて「頼みたいことがあるので連絡をください」とのこと。ああ心臓に悪い(笑)

メールを送っておいたら、翌日師匠の部下の方で僕が二年生の時に担任だった先生からメールが来てました。用件は「今度学校のオフィシャルサイトをリニューアルします。そこでWEB科の卒業生として Webディレクターとして頑張っている総さんの インタビューや写真を掲載させてください」とのこと。なんじゃそりゃあと(笑)なんと、こちらの職場にわざわざ来ていただくとのこと。

毎年何百人と卒業生を出しているのに、僕にそんなお鉢がまわってくるなんて、そんなに人いなんですかねえ。大変ですねえ。と思っていたけど、よく考えたら学生時代の僕はなかなか優秀な学生さんで通っていたのでw、そのおかげかもしれないですね。インタビューの内容がどうのこうのより、全国コンテスト受賞とか、学内コンテスト受賞とかそういうものを載せられるからでしょうね。箔がつきますから。つまり僕は客寄せパンダってことなわけです。客寄せパンダに指名してもらえるだけありがたいと思いますけどね。



さて、ここで問題になるのが現職場です。

職業上、機密情報等も多数抱えているので、仕事に関するあまり詳しいことは回答できないのですが、そういうことに無駄に敏感な会社なので(というか極力リスクを負わない)この辺がネックとなってきそうです。下手をしたら自社の名前すら伏せろという話になりかねませんね。ここ、一部上場・業界二位の超大手なんですけどねえ。体質が古く頭が固いので、あまり先進的な考え方は出来ないんでしょうね。

本来、おそらく学校側が求めているのは「WEBディレクター」としての日常なり、仕事に対する意見だと思うので、機密情報なりは気にする必要は無いんですけどね。クライアントの名前を伏せて、クライアントに関する情報を出さなければ良いだけの話ですから。たぶん、僕がWebディレクターのイロハを叩き込まれた制作会社ならこういう話は大歓迎でしょうね。また、クライアントのような超大手の会社もたぶんOKを出すと思います。そういうところでリスクを買って、利益を冷静に見極める会社なので。(まあこの程度のものにリスクもメリットもあったもんじゃないですが)


さて、僕の職場のあるこの一部上場企業はどう対応するでしょうか。
実は今、正社員のお誘いや契約期間延長の話し合いの場を設けたいと言われてるんですよ。来年3月まではいますから、その先の話ですけどね。もし、今回の母校の依頼を無碍に却下されたら、僕はその話し合いの場にすら対応しないつもりです。そんなリスクも買えない発展性の無い会社にいても、絶対に自分のためにはならないので。自分の目指す方向への成長が無い。

自分を育ててくれた恩師の簡単な頼み一つ受けられない職場なんて、絶対にいたくないしね。そうすることが、自分なりの母校や恩師に対する敬意となるし、自分に対する生き様にもなりますしね。



楽しみだわ〜(笑)
posted by 総さん−ソウサン− at 18:15| ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月26日

学生と社会人ってやっぱり違うのね。

あらまこりゃま。
久しく空いてしまいましたよ。
頻繁に書かないと見る見るウチにHIT数が下がっていきます。
mixiの日記とは違うんですよって自分に説教たれている所です(笑)

さて、最近21歳の大学生(♀)とメールする機会が出来たのですよ。
っていうか昔からの知り合いで半年に一遍ぐらいメールはするんですが。
で、たぶん僕の事を心底認めていないのがわかるんですよ(笑)
若さですねえ。僕に足りないものな気もしますねえ・・・。

先日、関内のとある有名なダイニングバーが、地域開発のために店舗を移転しなくてはならなくなり、長きに渡り(と行っても確か20年もないですが)営業してきた愛すべき土地を手放す事になったのですね。で、営業利益としては順風満帆の人気店だったため、当然継続するために他の土地を探すわけです。

そこで僕は思うわけです。
「わざわざ関内なんて交通の便の悪いとこじゃなくて、この際横浜で探せば?」
と。そりゃあ、横浜に比べたら関内って圧倒的に交通の便悪いですからね。
相鉄沿線、京急、東海道と、大多数の横浜駅使用者から見れば「なんで関内なのよ?」と思うのが自然なわけで。

「是非横浜に(・∀・)」と言うと、まあ猛反発されたわけです(笑)
「お店的にこだわりに合うとこがないんだって」と言った彼女に、「あー。そんなもん捨ててしまえい(笑)」と冗談めかしていった事がまずいけないことねんですがね(笑)

でもまあ、あながち冗談でもなくて、別に外見がこれと行ってハイセンスだとも思わないし、普通の倉庫っちゃあ普通の倉庫だし、凝っていたのは内装だったので、内装さえ保てば別に関内にこだわる必要はないと思う、というのは本音だったりしますねえ。

だがしかーし。頭の良い一流大学在学中のお嬢様にはそれが気に入らなかったみたいで。「デザイン以上のこだわりがある」だの「戦前からある倉庫を改装して作った事にも意味がある」「そんな所につくったらお店のセンスを疑うわ」だの「そうゆうことわかってないくせにそんな文句聞きたくない」だの、まあそういうケンカ売りメールが返ってきたのですね。きっと、その店に思い入れが強いんでしょう。関内に引っ越したらしく、知り合いの記者さんとの取材に立ち会ったり(まあ飲み食いに同行しているだけですが)、記事を読んだりとかで。

で、最終的には「前から思ってたけど、あなたのその押し付けるような言い方良くないと思う。人を不愉快にさせるでしょ。そういうつもりがないんなら言い方もっと考えた方がいいんじゃないかと思うケド。まあ別に関係無いから良いケドね〜」という、もうほんとケンカ買って欲しいのかなあ?というメールが来る訳ですねえ(笑)押し付けてるのは〜あ〜な〜た〜♪って和田アキ子ばりに歌ってあげたかったですよw

ああ、ここまでならただのストレス発散ブログになってしまう(笑)
その時に、そのメールの性質や彼女の発言を見て思ったわけですよ。
「ああ、未熟ってこういうことをいうんだなぁ」って。
「ああ、こういう人自分の周りには減ってきたな〜」って。

まず、僕は物凄く単純にそのダイニングバーの一ファンとして「関内<横浜」ということを言っただけ。これはもう、強い思い入れ等の個人的感情を除いて冷静に見ればあったりまえのことですね。しかも、オシャレで一風変わったダイニングバーとくれば、ターゲット的に確実に交通の便の良い横浜の方が適している。ビジネス的な考え方ですけどね。ただビジネスにも根拠と目的があって、数多くのファンを抱えるお店である以上、交通の便が良い所を選ぶのは利益のみならず「お客様のため」でもあるのですよね。同じ店なら、来やすい方がいいもの。「戦前の〜」とか「思い入れがある〜」とかは、それを知らされていないお客には関係無いし。プロの仕事ってのはそういうもんですやね。もちろん、お店を愛するための選定も必要ですけどね。というわけで、そういう考え方が出来ずに盲目的になってしまっていること


で、次。
たぶんね、僕の事が認められなくて盲目的になっている部分も大いにあると思います。別に、そのお店を全否定しているわけでもないのに、相手に牙を剥いてしまうのは弱い証拠。好きなモノを傷つけられたと思ったのでしょうね。そういう所で相手の言い分を理解し、自分の感情を抑えられないところも、未熟なんだな〜と。各々、好きなモノってあると思うんですよ。でももう大人になりゃ〜多少なりとも批判される事もあるし、逆に頭ごなしに否定されている訳ではないことは、冷静に話を聞けばわかりますよね。でもこういうのって社会性ですから。学生にはまだ難しいのかもしれません。


お次は、僕に「言い方を考えた方が良い」「あなたは間違っている」と、平気で言えてしまう事ですね。あちらはまだ社会人にもなっていない大学生。こちらは、WEB制作の先頭に立って交渉のプロとしてお金を貰っている社会人。もう土俵が違いますね。そういう人間に向かって、堂々と上記のような事が言えるというのが、学生の未熟さであり強さなんでしょう。僕に、多少物言いの強い部分があるのは事実だと思いますが、バックボーンも何も無い人間がそれを言えるかというと、大人になればなるほど言えなくなりますね。説得力が無いから。


僕も段々バカらしくなって、学生と真面目に議論してもしょうがないなあと思ったので、途中から切る方向に流れ出したのですが「結局は精神年齢なんだと思う」「今年上の方とか年下の子とかいろんな話をきく機会があるから大変勉強になるよ」とか頑張って「わかってるんだから」的な返事がいっぱい来ました(笑)「年上の方と話す機会が〜」なんて、いやあ〜なんかそんなこと僕も生意気に言ってた気がするな〜って思い出して反省しました。年上の方と話すなんて、社会に出ればもうウンザリするほどありますからね。学生時代の僕にムカついた大人の方々ゴメンナサイ(笑)って、僕は腹黒いのでどちらかというと可愛がられてきたほうですけどね。

大学生と議論などしようとした僕がバカだなぁと思いますが、人を見下してはいけないというのもまた事実。けれどそれは「不当に」と頭につく話であって、やっぱり学生と社会人ていうのは対等じゃないのかな〜と思ったわけです。社会人になっても学生みたいな甘ったれも良く見かけますが(笑)

何が言いたいのか?
僕の周りに居る大人な友達や先輩は皆良い人だなあ。
そして、どんな世界であろうと社会で何かをなし、お金を手に入れることが出来るって、きっとすごい事なんだろうなあとしみじみ思ったわけですよ。

これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m
というわけです(笑)
posted by 総さん−ソウサン− at 10:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

お役所仕事。

あまり大っぴらには言えませんが、僕は役所的な仕事の仕方が大嫌いなんですよ。まあ、ココをよくご覧になっている方はなんとなくわかると思いますが。なんというか、目的意識が弱いというか、建設的な議論が出来ないというか。ゴールを見据えた話の展開が出来ないというか。

プロフェッショナルというものに僕は物凄く敏感で、それが低いと思える人が嫌いなのですね。やっぱり。役所の人全てがダメということはないですけどね。僕にも公務員の親しい友人がいるのでw(これを見て自分だ!と思ったアナタは本当に近々飲みにでも行きましょう。たまにゃ二人ないし少人数でね♪)。ただ、少なくとも僕が今まで応対してきた役所や公務員の方(主に窓口担当)は、どうにも、ねえ?なんというか、プロ意識が無いというか、そもそもその道のプロだということに気付いていないというか。なんで、市役所のオッサンってお客様であるはずの市民にタメ口聞いてくるんですかねえ??さっぱりわからない。

というわけでこんな話。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/soudan/page100032.shtml

<提案内容> 
 私は通勤で藤沢駅を利用している者ですが、8時前には、もう「適法に」駐輪できる場所がない。グランドホテル横の無料駐輪場や、駅の脇の駐輪場の一時利用も満車になっていることが多い。定期利用についても、契約待ちが100名以上いるようだ。 駐輪場の整備をなんとかしてくださらないものだろうか。
 

これに対する藤沢市の回答。
なんかツラツラともっともらしい事を書いてますが、要約するとこう。

==============================
■駐輪場について
1.藤沢駅周辺には7箇所の駐輪場があります。
2.これ以上増やすには土地がないから無理です。
3.デパート・銀行等の施設に、駐輪場の設置をお願いしています。

■放置防止について
4.現在よりも状況が悪化することは明らかなので、取り締まりは必要です。
5.放置自転車は通行の障害となり、交通事故の原因となります。
6.非常時の緊急活動にも支障をきたします
7.上記より街頭指導・撤去作業、放置の抑止・啓発は、
  これからも強化していくことが必要だと考えております。

==============================
世の中で一番使えないのはバカでもワガママでもなく、人の話を聞く技術の無い人だと僕は思いますが、この回答をしている人はちょっとその気があり、と見えますねぇ僕には。もしこの人が同僚や後輩ならダッシュで叱りに行きます(笑)

これ結局、終始言っていることは二つだけ。
「藤沢市はあれも、そしてこれもやってるんですよ。」
「藤沢市には取締りが必要なんですよ。これも頑張ってるんですよ」

うん。そんなこと聞いてねえよ(笑)
この提案者の人が言っているのは、つまりバランスの話であって、藤沢駅周辺の無料駐輪場が8時前には全て使えなくなり、有料駐輪場はすでに100人以上の契約待ちという状態を目にして「これだけ利用者が溢れかえっているのに、そちらの対応をせずに取り締まりばかりするのはいささか力の掛けどころが偏りすぎているのではないか?」という主張をしているわけ。

■問われているのは何なのか
つまり、極端に言えば駐輪場が100箇所あろうが200箇所あろうが、藤沢駅の利用者に対して著しく駐輪場の収容可能数が見合っていなければ結局ダメわけです。だから、「今藤沢市には○箇所の駐輪場が」とか「土地が足りない」とかそんな戯言はどうでも良いのですよね。それは現在および過去の話であって「で、それでも足りてないけど、どうするの?そこ頑張らないで取り締まりばかり強化するのは矛盾してないですか?」っていう話なんですね。

故に「放置防止について」のくだりはもう全て無駄ですよね。
だって、提案者は「取締りをなんとかしろ」と言ってるわけではないんだもの。取締りの重要性なんてわかっているはずだし、そもそもこの件には直接関係ない。誰も取り締まりの不要性を訴えているわけではないんだし。取り締まりの重要性は理解しているし、そんなもんはこれからも続けてくれれば良い。

一番問われているのは、収容能力と取り締まりのバランスが崩れていること。それについて、どう対応していくのですか?と問うているのに、それが全然見えてない。

■ターゲット設定の誤り
唯一、対応策として伝えていると思われるのが「3.デパート・銀行等の施設に、駐輪場の設置をお願いしています」。これはまあしかるべき対応だと思います。ただそれは「駐輪場の数の問題」とだけ単純に捉えればの話で、事はそう簡単じゃない。たぶん、これはただの回答者の言い訳でしょうね。今問題になっている駐輪場のキャパの弱さ、放置自転車の多さの根源はどこにあるのか?それは「藤沢駅利用者」なのかといえば、それではあまりにターゲット選定能力が弱すぎる。違うでしょ。この提案者の方もそうだし、放置自転車もそうだし、8時には無料駐輪場が機能しなくなるのも同じ。「藤沢駅通勤利用者」でしょう。


■的の外れた対応策
正直、アホやなあと。
通勤利用者によって放置車両が溢れ、駐輪場が機能しなくなるわけで。で、それを藤沢市もわかっているからこそ、指導員をご丁寧にAM11時ごろまでつけているんでしょ(笑)
それなのに「施設に、駐輪場の設置をお願いしています」ってそれ意味無いでしょ(笑)施設は営業時間外だもん。もとい、施設利用者じゃないんだもの。そこに置けるわけないし、施設利用者で溢れているわけではないし。それなのにこんな対応策だすから、言い訳だと僕は思うのですね。


■そして幼稚な数字の展開
こっちもこっちで言い訳がましいと思うんですが、7箇所っていう数字ね。アホかと。場所の数なんてどうでもいいんだよ(笑)せめて訴えるなら収容台数にしなさいという話で。そんなもん、たかだか20台収容の駐輪場が10箇所あっても意味無いんだから。

そして、7箇所のうち北口の有料駐輪場2箇所は誰の目にも留まるとこにあります。誰でも知ってます。第一と第二ですね。これ、歩いて数秒のところに隣接してるんですよ。それを"二箇所"とは横柄な(笑)あれは人が見たら一箇所と換算するでしょう・・・。はたまた、北口の一箇所は無料でそこそこ大きいところがあるのですが、そこは駅から500M近く離れています。500M近く離れているところを「駅周辺」と言えてしまう感覚がわからない・・・。


■何を問われ、何を求められているのか
結局、相手の意図、自分たちの求められているものが何なのかという、この提案の本質を見抜くことが出来ないから、こんなチンプンカンプンな回答になるのでしょうね。そこを見誤って、下手に自分たちが行っている正当性を小出しにして訴えるようなことをするから、見苦しい文章になっているのでしょうね。素直に謝って「検討中だ」と返答しておけば良いのに。どうしようも無いこともあるんだから。

posted by 総さん−ソウサン− at 19:48| ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月09日

報道とかジャーナリズムとか語るなマスゴミ。

さあて。
超久し振りに休日更新です。
久し振りになーーんにもない休日というのを過ごしています。
何気になかなか忙しいので。
まあ、飲み空けの日曜日とかはあったんだけどね(笑)

==================================
福岡3児死亡事故、容疑者「ナンパ目的でドライブ」

 福岡市東区の海の中道大橋で同市博多区、会社員大上哲央(あきお)さん(33)一家5人の乗った車が追突されて海に転落し、子供3人が死亡した事故で、業務上過失致死傷容疑などで逮捕された同市職員、今林大(ふとし)容疑者(22)が「女性をナンパしようと思い、車で福岡市中心部に向かってドライブしている途中だった」と供述していることがわかった。

 逮捕直後は「行き先や目的は特に決めていなかった」と話していたが、県警の追及に対し供述を一転させた。

 調べによると、今林容疑者は8月25日夜、福岡市東区内のスナックで、道交法違反(酒酔い運転ほう助)容疑で逮捕された広告会社員今林健容疑者(32)と同区内のタイル職人の男性(20)の3人で飲酒。その後、2人を乗せて乗用車を運転し、健容疑者を自宅に送った後、事故を起こした。今林容疑者は「タイル職人と2人でナンパに行くつもりだった」と供述しているという。

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ああー、僕は本当にマスコミが嫌いなんだな〜って思います(笑)
こんな愚劣な記事書いてお金貰ってて恥ずかしくないのかな?
しかも、読売って。嘘前提のスポーツ紙ならまだしも・・・。

バカでもわかる単純な事ですが、ナンパ目的だろうが帰宅目的だろうがコンビニへ買い物だろうが飲酒運転は飲酒運転であって、それ以上でもそれ以下でもなく罪の重さは同じ。別にナンパ目的だから飲酒運転の罪が重くなって、帰宅のためなら軽くなるという事はないと思いますが。もしね、ナンパというものが法律違反ならこれは大問題ですよ。飲酒運転だけでなく、他にも罪をおかしているわけだから。でも、ナンパって別に合法だし。mixiでオナゴにメッセージ送りつける奴となんら変わりないわけですよ。

えーと「ただ単に加害者を苛めたいだけジャン」ってことです。
だって、もしナンパという行動のもつ印象の悪さを訴えたいなら、加害者に対する他からの評価も同じように報道しろよという話で。この加害者、近所や職場ではすこぶる評判良かった訳でしょ。ただ単に、加害者の人為的なミスにつけこんで、好き放題苛めてるだけ。そんなもんで金を取るなんてプロとして下等だと思うし、そんなんでジャーナリズムだの報道の自由なんてほんと寝言は寝てから言ってくれという感じですね。自分達の不祥事は一切出さないくせに(笑)

ナンパという行為にマイナスイメージは付き物です。それがイヤならしない方がいい。だから、加害者の知り合いで情報が回ってきて、一般の人が居酒屋なんかで「あれ、ナンパ目的だったららしいぜ」という風に悪評が広まってしまうのは仕方ないと思います。が、マスコミは報道のプロなわけでしょ。世間に対する影響力も、プロ故の持っている力も雲泥の差がある。それが人の弱みに付け込んで、何の客観性も無い無駄な記事書いてお金貰うなんて愚の骨頂ですよ。

こういう実のない報道を「読売新聞」という名の笠を着て個人名も出さないで、影から過ちを犯した人間を攻撃するなんて、人間のクズだと僕は思いますね。

本当にナンパが問題なら、お前も個人名出して批難しろよ読売新聞記者さん。
posted by 総さん−ソウサン− at 16:39| 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月06日

恋愛にも数字が必要?。

どうも。恋愛研究者の総さん-ソウサン-です(笑)
まあ〜なんていうか、数字と言うのは人を説得させるには絶大な力を発揮しますね。
最近思うことは、恋愛にもうまくその要素を盛り込んでいかないといけないのかな〜なんて。そんなことを思ったり思わなかったり。

たとえば、出不精の彼氏と外出好きな彼女のカップルがいたとします。
どうしても家でダラダラしがちで、彼女はそれが不満で仕方がない。
「なんで外へ遊びに行こうしないのよ!」と訴えれば「別に全く行きたくないとは言ってないじゃん!」と返す彼氏。「俺だって行きたい所はあるし、外で遊ぶのも好きなんだから」「私だって別に毎週毎週どこかへ連れてってっていうわけじゃないもん!」とまあ、そんな感じ?(笑)

一見、お互い同じゴールを目指しているように見えるんですよ。
「別に毎週遊びに行きたいわけじゃない。たまには外で遊ぼう」
この日本語の意味からすれば、二人とも同じ事を言っていて、間違いが無いように見える。
けれどこれでぶつかってしまうのは、具体的に二人が描いている内容が違うからなんですね。
たとえば、彼は「3ヶ月に一回ぐらい遠出できればいいな」と思っているのに対し、彼女が「月に一度は遊びに行きたい!」と思っていたら、そりゃあ二人はぶつかるわけです。でも「別に毎週遊びに行きたいわけじゃない。たまには外で遊ぼう」という発言には二人とも合致しているわけですね。これが、二人の議論や距離を遠ざけ、負のスパイラルを産んでいくのかなと。

だから、少々イヤラシイ感覚もありますが、こういう時はキッチリと数字でお互いの認識にズレが無いようなコミュニケーションを取るべきなのかなと思うわけです。「月に一度は外出したいよ」「そら俺ら金も無いし難しいよ。じゃあ二ヶ月に一度にしようぜ」「う゛〜ん。しょうがないなぁ。約束だよ?」という話し合いのもとに決めてしまえば、仮に彼の出不精が治らなくても「二ヶ月に一回って行ったのに連れてってくれないじゃん!」という風に、善悪がはっきりするのですね(笑)「自分が正しいはずなのにわかってくれない」という余計なストレスがなくなるかなと。

ただ、なんでもかんでも合理的に数字を出してきて決めてしまうというのは、それはそれで良い意味での人間味がなくなるというか、曖昧という美しさを欠いてしまいます。ルールだらけの恋愛なんて味気ないですからね。だから「いかにいやらしくなく数字を出すか」ということが、コミュニケーションスキルとして恋愛にも、それ以外の非営利な人間関係にも大事なのかなと思います。

P.S 余談ですが、上のたとえ話のカップルは完全に架空の存在です。なのに、僕の頭の中ではサエコが叫び、要潤がふてくされて答えています(笑)なんでだろ・・・。
posted by 総さん−ソウサン− at 21:21| 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月04日

藤本のおじさん。

僕の実家は神奈川の湘南にあるのですが、これ、元々は祖母の家だったのですね。父方の祖母。つまり、元々は親父殿の実家であったというわけです。そこを僕が5歳の時に家を新築しました。半二世帯住宅として。そこから20余年、今に至ります。半二世帯住宅なので、単純に家が敷地内に二つあるためか「お前ん家、でけえなあ」と幼稚園、小学生時分からよく言われていて、またちょっと不思議な造りをしているので、友人を呼べば面白がってくれるような家でした。子供時分には、家を建てると言う事がどれほど大それた事でお金がかかるかはわかっていなかったので、周りからそう言われても特に嬉しいわけでもなく、チンプンカンプンだったんですけどね。ただ、そのおかげで「お金がたくさんある家」とよく思われがちだったのですが、事実はちょっと違って、湘南と言うのは土地がベラボウに高いのですが、元々が祖母の持ち家、土地の上に立てているので、土地代が0なのですね。=家そのものにお金をかけられるということ。だから見かけほどお金を持っていたというわけではないのですが、まあそんなことは周りにはわからないわけで。実際、親父殿の勤める会社は東証一部上場の一流企業だったので、貧乏だったということはないのですが。

そんなわけで「ちょっと不思議な造り」をしている我が家は、一級建築士に全てを依頼しているいわゆる完全注文住宅なのです。割と記憶力の良い方なので覚えているのですが(5歳までの記憶で当時引っ越す前までに住んでいた小田原の社宅を一人で見つけたり)、当時は家を建てるということが良くわかっていなくて「お祖母ちゃんと一緒に住むのよ」と親に言われていたものの、「毎週末に遊びに行っていたあの祖母ちゃんの家に自分達の部屋がくっつくんだ」ぐらいに思っていたのに、いざ引っ越すという話で行ってみれば全然違うところで祖母との同居が始まってしまったわけですね。子供には何がなんだかサッパリの話ですよ(笑)

そんな疑問もすぐに解消されて、元々祖母の家(今の実家)があった所は歩いて10分ぐらいの所にあり、家族で足しげく通うことになります。そこに新しい家が建っている最中ですからね。上棟式なるものがあって(家を建築したことがある人はご存知だと思います)、骨組みだけの土台を組んだ状態で飲み会をしていたのを覚えています。

家が建築される間、何度も通ったその時期にはもちろんたくさんの大人がいました。ふと、大工のオジサンやペンキを塗るオッチャンなど何人かの職人の中に、明らかに毛色の違うオジサンがいました。「藤本のオジサン」と呼んでいて、赤のワーゲンゴルフに乗っていて、いっつも我が家の脇に車を停めて、なにやら建築途中の家でよくオッチャン達や両親と話をしている。服装もほかのオッチャン達に比べればはるかに品が良くて、ワーゲンゴルフは母の大好きな車であり、男の子である僕はそのように洗脳されていたので(笑)、「赤のワーゲンゴルフ」はもうそれはそれはイケてるカッコいい車だったりしたのです。その上、僕は子供の頃はおとなしい静かな子だったので(事実は、厳しい親父殿が怖くて静かにしていなきゃと思っていただけなのですが)、あまり人と、ましてや大人と喋るような子ではなかったのですが、藤本のオジサンは気さくに僕に話しかけてくれて、当時はまだ年齢的に女の子の方が鼻っ柱が強く、僕が妹に気圧されてばかりなの見てを「がんばれがんばれ!」と応援してくれた、そんなオジサンでした。

カッコイイ服を着て、超カッコイイ車に乗って、僕に気さくに声を掛けてくれて、5歳児には充分過ぎるぐらいの影響力ですが、極めつけは「お家は全部藤本のオジサンが考えて造っているのよ」という衝撃の事実、もう完全に僕のヒーローの誕生です。

当時、何を話したかなんて全然覚えていないけれど、ヒゲの生えた気さくなオッチャンで、凄く優しい人だったのはずっと覚えています。5歳児にとって別れと言うものは別段寂しいものでもなく、というよりはそのような情緒の育つ前なので、家が建って、住み始めて、いつまにか藤本のオジサンはいなくなっていました。別れの情緒は育っていなくとも、一緒に接して見てきたことから「藤本のオジサンは家を造る人」というのは理解できていたので、まだ芽生えることのなかった寂しさを受け取らぬまま「オジサンは次の家を作りにいったんだ」とどこか納得していた僕がいました。

その後歳を重ねるにつれ「ああ、あの人はそうか。一級建築士の人だったのか」と大工のオッチャンやペンキ屋のオッチャンと違い、人と話をするだけでなんだかよくわからなかったオジサンの仕事に10年以上の時を経て気付くことになります。そしてまた時が経ち、二十歳を超えてちらっと調べてわかったことは、「神奈川の藤本といえば、有名な建築家」という話を、建築業界を目指す友人から聞いたことでした。

何の因果か運命か、あれからちょうど二十年たった僕は、藤本のオジサンと同じように人と人の間に立ち、話をすることが仕事のディレクターとなりました。お客様の要望を適確に捉え、提案をし、制作部隊にそれを落とし、全体をコントロールしてお客様の喜ぶ良いものを造る。不思議なもんです。

ふと、最近思い出したのです。
そういえば、藤本のオジサンは今どこで何をやっているんだろう。
僕の事を覚えているだろうか。二十年もたった僕の姿は想像もつかないだろうなあ。
そうしたら昨日偶然、藤本のオジサンの現在を知ることができました。


藤本のオジサンはやっぱりすごい人でした。
http://www.tv-tokyo.co.jp/dreamhouse/
http://www.tv-tokyo.co.jp/dreamhouse/special11_060903_01.htm
http://www.tv-tokyo.co.jp/dreamhouse/architects.html
http://www.kamakobo.com/
http://blog.goo.ne.jp/kamakobo
posted by 総さん−ソウサン− at 18:48| 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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