2006年03月27日

安直な自己犠牲なんてただの自己満足さ。

以前にここで取り上げたミスチル「HERO」の歌詞。

「たとえば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして
 僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ」


この歌詞について某BBSで話題になっていて。
そこで、目に付いた見解に僕は激しく違和感を覚えたわけですよ。

「自分がHEROに成れない弱虫な事を愛する人のせいにして言い訳にしている」

この歌詞は、そんな単純な心境を語っているものだとは僕は思えないわけですよ。自分が死ねば、世界は救われる。生きてさえいれば愛する人は幸せ。と、いうほと単純なものじゃない。愛する人が幸せを感じるのは「自分(HERO本人)のいる世界が救われること」であって「自分がいない世界」じゃないですね。その上、愛する人は愛していた相手である「自分」が世界のために命を絶ったHEROだという十字架を背負って生きていかなければならない。きっと、どんな人間も死んでしまったHEROには叶わないでしょう・・・。この時点で、何も考えずに「世界を救うために自らの命を絶つ」というのはある意味で「独りよがり」ともとれちゃう。

つまり「愛する人」にとって最も幸せな形は「自分も生き残る世界」じゃないでしょうか。自分を「愛する人」に置き換えてみると、わかりやすいかも?。自分のために、世界を救うために愛する人が命を絶たれるなんて、誇らしくはあっても幸せではないでしょう。

物凄く単純な話「世界を救うために命を落としたHERO」は「その世界を救うこと」において最も不幸を味わった人。その不幸を買ってでも世界を救ったからこそHEROなのですが。しかし、その瞬間に【HEROの愛する人】は「その世界を救うこと」において「愛する人を永遠に失った二番目に不幸を味わった人」となってしまう。捉え方によっては「愛する人のいない世界」を生き続けなければならないので「最も不幸を味わった人」になってしまうかも。

それらにプラスして、自分(HERO本人)だって死にたくないし、愛する人のそばにいたいという気持ちもある。

そういう複雑な心境だからこそ、この歌詞に繋がるんじゃないかと思う。
『愛する沢山の人達が、僕を臆病者に変えてしまったんだ。』
愛する人の存在が「世界を救うHEROになれない=臆病者」に変えてしまったんだと。

この歌詞の最もカッコイイ所は、
「そんな僕だけど、それでもキミだけのHEROでいたいんだ。幼い頃に夢見た大それたもんじゃなくても」
という、自分の弱さや小ささを曝け出してなお、HEROでありたいという矛盾を受け入れて等身大の自分を訴えている所こそが、カッコイイと思いますね。

人間には、特にこの国には「己の存在を否定すること」という美学があって、周りのために自らの存在を消すことがとてもカッコイイ事だと思われている。もちろん、それはそれでとても有意義なことだと思うし、評価されるべきことだと思う。けれど、それが全てではないし「自分が存在しなくなること」というネガティブな現実も冷静に受け止めるべきだと僕は思ったりしています。

何かのために死ねばいいってもんじゃない。
犠牲は相手の幸せが伴って初めて意味を持つ。
posted by 総さん−ソウサン− at 19:41| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

WBCについて。(超長文w)

昼休みです。
今日は割と暇。
早退しようかな?

http://live.sports.yahoo.co.jp/sportsnavi/171_wbc.htm

やりましたね。
他力本願だったけど、予選突破!やったー!!!!
いや、開幕前からこの大会には凄く興味があったんだけど、思ったとおり面白い!!

僕は以前から「野球のワールドカップをやるべきだ」とずっと思っていて(たとえばココ)、実現したらやっぱり面白かった。「ほうらね」っていう勝ち誇った気持ち(笑)

サッカーは世界最大のスポーツでワールドカップはオリンピックを凌ぐ世界最大のスポーツの祭典。だから、それに挑む我らが日本代表が大人気になるのは道理。でも、やっぱりそれだけじゃない。「自国のドリームチームが世界と戦う」ということ自体に、皆興味をそそられるのですよ。

サッカー日本代表に人気があるのは「日本だから」だけでは無いし「中村俊輔がいるから」「中田英寿がいるから」じゃない。だったらロナウジーニョがいるブラジルの方が人気があっていいはず。「我らが中村俊輔」がいるから、人気が出るのですね。

そういうスポーツのコンテンツについて考えたときに「強さ」という要素は不可欠であり絶対の魅力を持つ。すると日本野球というのは、世界レベルで見れば超一流の実力。ちゃんとした日本代表を作れば、必ず世の目はそこへ行くのですよ。未だ野球世代のオジサマ方も多数いるのだし。

で、日本ていうのは島国で単民族国家のため他国との交流が少ない。ある意味で自分達を「井の中の蛙」と意識している。だから、海外で活躍する人を必要以上に賞賛する傾向がある。要は、日本人ていうのは「世界を相手に何ができるのか」という価値観が強いってことですね。それ故に、日本国内だけで強いだの弱いだの言って終結している商業主義の日本野球は人気がなくなるし、世界一のレベルとされるメジャーリーグに目が集まる。

都会の大きな学校と田舎の小さな学校があって、ケンカに強い男の子に人気が出る。でも、田舎の小さな学校でケンカに強かった子が都会に転校したら、コテンパンにやられちゃった。そんな情報が田舎の小さな学校に入ってきたら、その学校の子の興味がそがれるのは当然ですね。「ココで勝っても、結局都会に出たら大したことないんじゃない?」となるから。だから、都会に出ても都会人をコテンパンにやっつけちゃう人は超英雄になるし、都会選抜と田舎選抜のケンカには自ずと興味が行く。田舎選抜が勝っちゃえば「ああ、僕たちの学校って強いんだ」となるってことですね。

コレ、僕も含めサッカーファンの人にとってみれば「そんなの当たり前ジャン」っていう話だと思うんですよ。でも、野球関係者や選手、野球のみのファンの方はこの感覚を知らなかったんじゃないかと思うのですね。「ああ、プロを集めて国同士で戦うとこんなに面白いんだ」っていう感覚。日本全体が、ここまで盛り上がるとは予想してなかったんだと思う。日本人て元々、物凄く「国対抗戦」が好きなのにね(笑)

だからこそ、ジレンマを感じるのです。
なんで、もっと本腰入れてやらなかったんだよメジャーリーグと日本球界。
やり方がほんと適当。

まず、審判。
アメリカ戦の誤審ね。
これ、サッカーファンなら誰しもがビックリしたと思いますよ。
あれで一番突っ込むところは「誤審をしたかどうか」「塁審にその権利が無かった」というところではないはず。

なんでアメリカの試合を自国の審判がやってるの?(笑)
ありえないですよこれ。
そりゃあ、審判だって人間なんだから自国よりのジャッジをしてしまう。
誤審が良いということではない。けれども、そういう誤審を招かないように、第三国の審判を呼ぶべきでしょう。こんなこと、当たり前の事なんですけどね。審判のレベルやジャッジの統一が出来ないというのであれば、専用の研修を設けて対処するしかない。

これは結局どちらにプライオリティーをおくのかってことですね。
試合間のジャッジの統一性をとるのか。
1試合の中でのジャッジの統一性をとるのか。
どう考えても、後者を優先すべきでは?と思いますがどうなんでしょうね。

それと、二次リーグ突破後の組み合わせ。
これほんと不思議。
同リーグの1位と2位が準決勝で試合をするのですよ(笑)
いったいなんのためにリーグ戦を行ったの?
互いの1位と2位を交換してやらないと意味無いじゃん(笑)
リーグ間の戦力の均衡をとるためにやるんだから。
もし、同リーグの1位と2位が準決勝をやるんだったら、やる必要ないじゃんね。だって、リーグ戦でどちらの実力が上かわかってるんだから。パリーグのプレーオフと一緒ですね。(まあそうすると決勝戦の意味もなくなっちゃいますが)

そして、各球団の対応。
これは、WBCの注目度を読めなかったということで始めはしょうがないかなと思いますが。日程をもっとずらさないと、真剣勝負にはならない。だから、辞退する選手が出てくる。本来なら自国リーグを中断させてでもやるべきなんですけどね。さすがにそこまでは今は無理ですね。

WBCの大きさや、面白さに気づいた世の中はきっと今のままでは納得がいかないでしょう。そして、きっと彼らもほんの少し後悔しているんじゃないかな?彼らとは、日本人メジャーリーガー。松井も井口も城島もいない日本代表なんて「我らが日本代表」と言えるでしょうか。サッカーで言えば中田、中澤、中村俊輔がいないようなもんですよ(イチローは参加したので小野はいるってことになるのかなとw)。

だからまあ、野球選手自身も「国を背負って戦う喜び」を知らなかったんだと思います。それがどれだけの価値観を生むものか。韓国戦後、イチローは言葉を失い、マスコミに対して感情をあらわにしました。マスコミはそれを「あのイチローが」と騒ぎましたが、これは違うと思う。イチローには経験がなかったんじゃないかと思うのですよ。あのイチローでも「国を代表して野球をすることの意義」をまだ知らなかった。

予選リーグにおいて、負けられない試合で負けてしまう。結果がついてこないなんてことは、サッカーではザラにあった。だから、中田英や中村俊輔は、落ち込み、厳しい発言をすることがあっても、自分の感情をあらわにして迷いをそのままマスコミに口にすることはない。どんな発言も「プロスポーツ選手」の範疇でしょう。

イチローにも、もっと以前からこのような場があれば今回のような感情をあらわにした発言はなかったんじゃないかと思う。あの大きな舞台であるメジャーリーグでだって、自分を見失ったような発言はしていないでしょ。別にそれが悪いと言う事じゃない。ただマスコミの言う「あのイチローが」というのは違うと思うというだけ。イチローにそういう経験がなく慣れていなかっただけじゃないかと。

でも、本当にWBCを開いて良かったんじゃないかと、やっぱり思いますね。アメリカ戦の誤審騒ぎだって、あれが巨人vs横浜戦だったら、ここまでのニュースにはならないでしょう。

ほんと、日本球界の爺様方はもっともっと早く気づいて動くべきです。
「スポーツ興業は、金儲けだけに走ったら衰退する」ということに。

PS.今回ネットの速報を見ていて思ったのだけど、ネットの活字中継はサッカーより断然野球の方がマッチしていますね。
posted by 総さん−ソウサン− at 13:39| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

話の原点を見失っている人。-続編-

今日、また派遣の営業さんが来ました。
結論から言うと「はあ・・・・」

「昨日部長(管理者)と話をしたんだけど、どうだろう?+300円ならどう?」

はあ・・・・。
「やっぱり、いきなり+450円てのはありえないんだよね」
「二段階で、次の更新の時にもう+100円と考えているんだけど」
「お互い話をするためにはやっぱりどこかで、妥協点を探らないとね」
「世間の相場で言えばかなり高額なんですよ」

こういう人と話をしていると疲れますね。
根本的な話をすれば僕は別に時給交渉をしたいわけじゃないんですね。
+450円がありえないとか、+300円でどう?とか。
一体あなたは誰と喋っているんですか?という感じ。
昨日も伝えたんですけどね。

「僕の考える相場に満たないなら7月いっぱいで辞めます」

これだけなのに。なんで話が通じないんだろう(笑)
「お互い話をするためにはやっぱりどこかで、妥協点を探らないとね」
これには本当に呆れました・・・。
「妥協点を探らないとね」っていうのは、その両者が手を取り合って物事を進めなければならない時の話でしょうが。僕が「ここには残りたいけど、時給をもっと上げて欲しい」というスタンスなら、妥協点は探らないといけないでしょうね。でも、別に僕はこの会社で長くやろうなんて思ってないんだから・・・。妥協点を探るっていうけど、何のために妥協点を見つけるのですか?目的が無いと意味が無いよね営業さん・・・。

何度言えばわかるんでしょうねぇ。不思議な話です。
というか、そもそもの話をすればなんで未だに時給の話で派遣元が間に入って交渉しているんですか?ですよ。だって、派遣先と僕とで契約について話をするために、その機会を先日設けて貰ったんだから。

これまた簡単な話。
僕の言う「最低これぐらいは欲しい」というのが納得いかず、それでも僕を引き止めたいなら、その場で言ってくれれば僕だって交渉したのに。それを、わざわざ時間を裂いたのにその場では決着させなかったのだから、そこから先はもうお互い機械的な判断をするだけでしょう。

要求どおりの契約になったのなら、僕は来年3月まで。
要求どおりの契約にならないのなら、僕は今年の7月いっぱいまで。


僕だって、その交渉の場でそう言い切ったのだから、契約書を見てその結果を受け止めて、約束どおりに動きますよという話。正直、7月いっぱいまでの契約なら今のまま時給あげなてくれなくても良いぐらいなのに。僕の勝手で次の進路を決めているのだから。

結局、あの交渉の場はなんだったのですか?って突っ込みたい(笑)
今は、間に派遣元が入っているので、そこの顔を潰すわけにも行かないし、僕から管理者にコンタクトを取ることはできません。

目的をはっきりしないと、いろんな人を惑わせて余計な手間を増やすだけ。
こうやって無駄に延ばせば延ばすほど、僕はココから離れたくなるという、相手にとっては悪循環の状況です(笑)

ま、僕にとっては時給があがればそれで嬉しいし、ココをやめて次の場所でまた勝負できるなら、それはそれでワクワクするし、どちらに転んでも幸せなので、全然悩みじゃないんですけどね。
posted by 総さん−ソウサン− at 20:45| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月15日

話の原点を見失っている人。

明日から、僕は新しい契約になります。
で、前回書いたように時給が上がるのですが、なんとなんと話が勝手に変わっている(笑)僕は新卒で入ったところもそこそこ大きな印刷会社ですが、今の一部上場の印刷会社でも中身はあんまり変わりません。印刷会社っていう体質があるのでしょうね。話が通じない。論理的な会話が出来ない。物事の本質を見抜くのが苦手。

僕は、今一緒に働いているリーダーと相談して「最低450円UP」と伝えたのですよ。いやまあ聞いたことないUP率ですね(笑)でも、今の派遣会社は低賃金で有名な所で、今の僕の時給は他の派遣会社に行けば、技術も何も持っていない事務のお仕事よりマイナス200円近く安かったりするのですよ。WEBっていう業界、特殊性は結構高い時給が相場で(DTPやプログラマも高いですね)、+450円で相場に届くかな?ぐらいなんですね。

先日、今の印刷会社(派遣先)の管理者と契約について交渉する場があり、そこでもちろん僕はリーダーと約束した通りに要求したのです。

「最低+450円は貰いたいです。それ以上+600とかはさすがにいらないです。自分の人生を考えると良くないと思うので」

その交渉の場で前回書いたとおり「リーダーのポジションを引き継いで欲しい」と言われたのですね。そこで僕は答えました。

「正直、自分のやりたいこととは違うし、自分はまだ人の上にたってディレクション(というよりこれはプロデュースですね)というレベルに行くのは時期尚早で、まだ1ディレクターとして個人プレイで能力を伸ばす時期なんじゃないかと思っています。ただ、今回の交渉についてもリーダーとの相談があり、リーダーの人助けになるならということで来年度3月までと約束させていただきました。今回のポジションを引き継ぐ件も、やはりリーダーが安心して産休に入れるというなら、引き受けたいと思う気持ちもあります。なので、今すぐお答えは出来ません。」

「けれど、もし受けることになるなら、リーダーが産休に入ってから、また時給の交渉をさせてください。」

そうすると管理者は言いました。
「それは、やっぱり、ねえ。それを受けるんだったら+450円だよ。やはりそこは腹をくくってもらわないとね?」というので、おいおいと(笑)コイツ話の原点を見失っているぞと(笑)

「いや、僕はリーダーと相談して約束したのは、リーダーの人助けもあると思い、今の仕事をそのまま来年度まで続けるということを時給をあげるということで了承したのです。リーダーのポジションに着くというのであれば、仕事も責任もプレッシャーも全く違うレベルの仕事になるので、また別の話になります」

「ですから、もし引き受けるならそのタイミングで時給の交渉をさせてください。50円でも80円も構わないのであげていただいて、その仕事に対する励みとしたいからです。」

いろいろ話した結果「キミの言いたいことは良くわかった」と言われたのですが最後の最後に「結局いくらあがることになるのですか?」と問うと「それは見てのお楽しみね(笑)でも、キミがどういう意思を持っているのかは良くわかったから」とのこと。「なんか怪しいな〜」と思っていたら、昨日派遣元の営業さんが来て時給の話に。

「+200円てことなんだけど」
あーあ(笑)予想した通り(笑)
僕が管理者とどういう話をしたのかを伝えると
「でも、やはりいきなり+450円っていうのは難しいよね」
「相手もお金を払ってくれている立場なので中々叩くのはね」
「やはり、業界に入ってまだそんなに立っていないから額としては良い方」
「ウチの派遣で言えばこの期間でそれだけあがるだけでも信じられないぐらい早いことなんですよ」

ああ、コイツも同じ穴のムジナか・・・。
「相手もお金を払ってくれている立場なので中々叩くのはね」って
それはあなたの都合でしょうが(笑)

「いや、これは交渉であって僕が貰いすぎかどうかということでは無いですから。業界の派遣の相場もわかってますし、何よりリーダーの出した相場額ですし。それに、別に僕の時給が高すぎるとか安すぎるとかの話ではなくて、これは約束の話です」

別に、この期間でそのUP率はありえないと判断したのならそう判断してくれればいいし、今の派遣先の印刷会社がそれは払いすぎて無理というならそれでも構わない。僕がこの会社に対して出した条件は、リーダーとの約束である「次の契約から時給が相場に満たないなら、予定通り7月いっぱいで辞めます」というだけ。ほんと物凄く簡単な話ですね(笑)ちなみに、この話は年末から言っている話なので急に出た話でもなかったりする。

今の派遣先で来年の3月まで残るなら時給を相場へ。
他の会社へ行くのなら自給は+50円程度でも僕は構わない。


僕は始めからこの程度の事しか言ってないし、その話をして一度も拒否をされていない。なのに、結果は拒否。

ほんと、仕事の出来ない人の典型みたいな行動パターンです。
交渉事がヘッタクソなんですね。
まあ、僕はもう判断基準ははっきりしているので、判断は楽でいいです。
さてさて「もう一度管理者の人と話をしてみるよ」と派遣元の営業は言っていたのですが、明日から契約更新なのにまだ連絡来ません(笑)ただ、この営業さんは仕事の早い人なのでたぶん止めているのは派遣先の管理者でしょう(笑)この人はありとあらゆることをストップさせてしまうトラブルメイカーなのでね。

話の原点とは、つまりはその話の目的ですね。
それを見失っている人と仕事の話をするのは疲れます。

PS,昨日気づいたんだけど、僕は新卒で印刷会社に入って印刷やらDTPやらの事をプロとして3年間学んでいます。このDTPの知識と言うのはWEBに物凄く役立つ上に、今いる会社印刷会社なわけで(笑)印刷部隊と絡むことや、印刷物と連動することは多々あるわけ。今現在、僕の才能はともかく経験値としては「WEB」より未だ遥かに高い「DTP」の知識を、派遣先も派遣元も全く評価してくれていないことに昨日気づきました(笑)

WEBディレクターの僕がDTPのディレクターにPDFやDTPソフトについてレクチャーしているのにね。おかしな話ですね。
posted by 総さん−ソウサン− at 19:57| ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

時給交渉をしたら、物凄く困ったことに。

僕は今派遣として某印刷会社でWEBディレクターのお仕事をしているのですが、僕の派遣元の会社というのがこれが業界でも有名な低時給な所でしてね・・・。

それを見かねた現場のリーダー(まあこの人も派遣なのですが・・・)が申し立てをしてくれて、人並み以上には額を上げてくれることになったのですよ。額にすると最低でも450円はあがります。聞いたこともないアップ率ですね(笑)まあ、それでこの業界では人並みにやっと届くぐらいなんですが。

けれどもタダでということではなく、そのリーダーが申し立てをする代わりに来年度末まではいてくれとの条件を出されたので、それを僕が了承したわけですね。元々は1年(今年の7月いっぱい)働いて他の所へステップアップするつもりだったので。

また、今の派遣元の時給が安いのには理由があって、僕のような未経験者を半年近く自社の制作部で雇って一人前にまで実践(というより実戦?)教育にて育ててくれるのですね。で、今の会社に派遣されて半年たったので、恩返しはしたかなと思い時給交渉と相成ったわけ。

さてさて、今の会社は僕の事を非常に高く評価してくれていて「基本的には要求してくれた額を出せるように努力したい」というのが基本スタンス。もっといえば「出来る限り長くいて欲しい」と。僕は来年度末より後までいるつもりはないので、時給よりはそこでの交渉となると思っていたらなんと。なんとなんと。

リーダーが産休(女性なのです)で8月からいなくなるということなんですよ・・・。
で、そのリーダーを僕が引き継げと。
今の部署にいるディレクター3人をまとめあげ、フォローをし、問題が起きた場合は最終的なヘッドとして動き、営業をコントロールし、クライアントに対してディレクターグループの長として前面に立てと。

リーダーはもう齢31を迎えており、他のディレクターはもっと上と僕と同じ歳が一人。当然、一人抜けるのであと一人追加となるが、未知数な人。営業は皆30代。僕まだ25才(笑)年齢で能力が決まるわけではないですが、説得力や人間力において年齢というステータスは一つの武器として力を発揮するわけで、年少のディレクター暦も2年に満たない僕がそんなもんやっていいのかよという話でございます。

また別の見地から、僕はまだまだディレクターとして学ぶべきことがたくさんあると自分では思っているのでそれ故、人の上に立つのではなくまだまだ一ディレクターとして「個人プレイ」で能力をUPさせる時期なのでは?という思いもあります。

能力を評価していただいて任命されたわけで嬉しくもあるし、お世話になっているリーダーを不安なく産休に入らせたいという想いもあり、複雑ですね・・・。

でもきっとまあ、人に必要とされているという話なのでこれはきっと幸せな悩みなのでしょうね。

頑張って自分の道を選びたいと思います。
posted by 総さん−ソウサン− at 21:38| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

久保よ・・・・(涙)

posted by 総さん−ソウサン− at 10:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

サマータイムマシン・ブルース。

サマータイムマシン・ブルース

たま〜に映画レビューを映画FANでも無いくせに書いている総さんです(笑)
いや、今回は本気でオススメします。

昨年は、やはり「ALWAYS三丁目の夕日」が良かったと思いますが、コレを劇場に見に行ってたら確実にこっちを推してますね。今年は「有頂天ホテル」をすでに見ましたが、同じコメディなら僕は断然こっち!

内容は、もう「バカ」です。ほんとバカ(笑)
「池袋ウエストゲートパーク」や「木更津キャッツ」に通ずるものがあります。
特に木更津キャッツは笑いの観点として近いですね。
くっだらねぇことを本気で考えてやろうとする無駄なテンションの高さとアホな行動力(笑)


ストーリーをネタバレの無い程度にざらっと言うと・・・

とある大学のSFなんてなんの略語かすら知らないSF研究をしてないSF研究部の部員5人(笑)と廃部寸前の写真部女子2人の合計7人がおりなすドタバタコメディー。ある日、SF研究部になんと未来からタイムマシンがやってくる。

部室での協議の結果、彼らが時間旅行の行き先として選んだのは、ジュラ期も江戸時代もすっ飛ばして、あろうことか「昨日」。動機は「壊れたリモコンを、まだ壊れていない昨日に行って取ってきて、部室にまたクーラー生活を取り戻そう」。タイムマシンという超非日常的で謎の多いアイテムを、クーラーのリモコンという超日常的で、しかもかなりどうでも良い動機のために使う(笑)

そこから彼らの、昨日と今日を行き来し七転八倒の二日間?!が始まる・・・。


もうね、ほんとくだらないですよ。
大学生とか学生の時や、まだ20代の人とか、この映画の感覚が良くわかると思います。意味の無いバカげた事を繰り返す。木更津キャッツもその辺は同じですね。「ああ、遊んでるときの俺らってこんなテンションだよな」っていう感覚。

ただ、それだけで終わらないのがこの映画。
タイムトラベルという非現実と現実をうまく結びつけ、そして実はかなり練りこまれ計算しつくされた緻密な脚本。「ああ、これがあれと繋がっていたのか!」という脚本の妙。元は舞台コントということですが、この脚本が素晴らしいのでしょうね。

また、その緻密な脚本に脚色しそして全てのピースを繋ぎ合わせ、映像に落とし込んだ本広監督の才能の素晴らしいこと。


新作でレンタルしたので、すぐ返却しなければなりません。
本気でDVDの購入を検討しています(笑)

僕の事をリアルで知っている人も、知らない人も。
是非是非、DVDで見てみてください。
posted by 総さん−ソウサン− at 20:54| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月01日

高校時代の僕に出会う。

気づいたら半月近く書いてませんでした。
ほんと忙しいときはハンパないんでねこの仕事・・・。
「WEBディレクターって何?」って良く聞かれるので、
そのうちここで僕のお仕事について書きますかね。
(どうも評価がデザイナー偏重気味なのもあるしねw)

さてさて、僕はご存知の方多いと思いますが某mixiをやっております。
でね、まあ誰でもそうでしょうけどいろんな人と繋がるわけですよ。
中には繋がりたくない人もいたりね(笑)

で、僕は高校のコミュニティを何も考えずに立ち上げてしまって
いまや200人に到達しようかという勢い。
僕、今はともかく高校時代は別に人をまとめるような人物でもなかったし
特に目立つような人間でもなかったわけ。前にもココで書きましたが。
そんな奴が自分の学年関係なく高校のコミュ主になってしまったという話(笑)
(我ながらコミュトップの画像はうまくできたかなという感じですがw)

そんな無名人の僕に、なんと高校時代同じ学年だった人がメッセージを送ってきた。
物凄く端的に内容を言うと

「アンタ誰。」

実際のメッセージはもっと丁寧で気配りのある文章でしたけどね(笑)
そう。
大抵の人は僕のことなど覚えていないのですよ。
自分で言うのもなんだけど、それがおっかしくておっかしくて。

この変化が面白いのですね。
別に「僕」というコンテンツ(中身)は大して変わってないんですけどね。
「よく喋るようになったね」「なんかすごい説得力あること言うようになったよね」
とか、久しぶりに会う人には大概言われるのだけど、元々頭の中で色々あーでもないこーでもないと考えていたのはガキの頃からずっと。それを表に出さなかっただけでね。

周りにそれを出すようになって(もちろん経験を重ねることにより成長した部分はありますけどね)僕という一本の人間の芯はさして変化が無いにも関わらず、周りの評価は全然違ったり。同じ人間なのにこうも違うものかと。

別に、僕は今の僕も当時の僕も嫌いではないんですよ。
日々成長を遂げ、今を全力で生きることが最も大事だと思っているので、そういう意味では今の自分の方が好きではありますけど、一個の人間として今の僕も前の僕も嫌いではない。根本は同じ人間だから。

同じ人間が生きているのに、周りはどんどん変わっていく。
まさか、卒業してもう7年も経つけれど、そんなメッセージをその人から貰うとはあの時は夢にも思わなかったし、宮崎に行くとも思っていなかった。
自分がディレクターという職業に就くなんて、これっぽっちも思ってなかった。


人生は楽しいなぁという思いと、変化に適応出来なくなったらおしまいだという思いと。
そんなことを今は思います。
posted by 総さん−ソウサン− at 18:54| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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